始め! ― 2005年07月01日
区切りなので、とりあえず今日から始めてみることにします。でも、アップは、しばらくメチャメチャな順番であがっていきます。
しかし、このblog、ベータ版なのでレイアウトが上手く反映しないな。コメントにメアド必修かどうかもわからないし。人には嫌がって、自分ところでそうだと嫌だな。随時改良中とのことなので、不具合あればどんどん教えてください。文句言ってやります。
セミの羽化 ― 2005年07月06日
実家に庭で、クマゼミの抜け殻を発見。今年もセミの羽化が始まった。 一昨年は、40匹くらいの抜け殻が集まったが、去年は20匹くらいに減った。 今年はどのくらいになるかな?
例年7月にはクマゼミ、8月にはアブラゼミが羽化する。 大きさはクマゼミの方が大きく、羽根も透き通っている。 アブラゼミは、一回り小さく、羽化した直後の羽根は白っぽい。
ザクロの木が前庭にある家が近所にあり、毎朝保育園に行くとき そこを通るが、3−4mの低い木々に数十匹のセミがとまって 鳴いている。その鳴き声の音量と来たら、ちょっとしたライブハウス並。
娘はそこを通ると「セミが、エーン、エーンて泣いてるな〜。」 と言う。子供にしてみれば、鳴いてるも泣いてるも「エーン」の ようだ。
アタック ― 2005年07月18日
今日帰り道、何か物音がしたのか、鳴き声がしたのか、ふと上を見上げると、カラスがまさに小鳥を捕まえていた。電線にとまっていた小鳥、名前はわからないが、雀よりふた周りほど大きい。その小鳥を、上にいたカラスががしっと鷲掴みにして、飛び立とうとしていた。あっ、ゴミあさりだけやなく、生きてる動物も捕まえるんや、と思っていたら、突然横から小鳥の仲間が、自分の身体の何倍もあるカラスにハヤブサのように体当たりをかました。
ングワ!不意を突かれたカラスは、思わず獲物を放してしまい、捕まった小鳥も無事逃げ出せた。その後も、その勇敢な小鳥は、何度となくカラスを声で威嚇、そして突撃を繰り返した。しかし、相手は大きなカラス。まともにぶつかっても勝負は見えている。小鳥は一定の距離を保ちながらも、カラスを威嚇し続けた。
小鳥同士がどういう関係かはわからないが、仲間の危険に身を呈して助けるんやと、小さな感動を覚えた夕暮れだった。
交通事故 ― 2005年07月22日
うちのすぐ近くを流れる川の河原は結構大きく、葦やススキが生い茂っている。所によっては大木もあり、ちょっと下流へ行くと堤防から川岸まで数百メートル有り、野球場なんかもある。葦はこの時期グングンと伸び、夏の終わりには3メートルを越す高さに成長する。その様は緑の絨毯、いや緑の海原という感じで、風の強い日など数百メートルにわたる緑が波打ち、まさに海面のように見える。
駅から橋を渡って左に折れ、堤防(と言っても幅5mほどの立派な舗装道路)沿いに歩いていくと、右手に小学校が見えてくる。家へ帰るには、堤防に沿った坂を下りていく。その坂と小学校の間のほんの4〜5mの間、いや、広いところでは6〜7mあるだろうか、そこにはうっそうと樹木が生い茂った、小さな小さな雑木林がある。年に2度ほど伸びた枝葉を刈り取ってもらうが、夏場は、我先に太陽を受けようと、グングン枝を伸ばし、葉を生い茂らせる。
帰り道、堤防を歩いていると、5〜6mほど先を何かが道路を横切った。それも2匹。猫?いや、その茶色い小動物は、やけに細長く、ひょいひょいと走る様は、まるでしなやかに走る尺取り虫。でも、すぐにわかった。イタチだ。イタチの親子だ。小学校横の小さな小さな雑木林からイタチの親子がするするっと道路を渡って、河原へ走っていったのだ。あまりの暑さに水浴びにでも行くのか、それとも食事?
スルスルッと道路を渡ったイタチ親子だが、河原へ下りるには80cmくらいの高さのコンクリートの塀を乗り越えなければならない。親イタチは、難なくスルスルッと登ったが、子供のイタチが上手く登れない。30cmほどの細い体を精一杯伸ばして再度トライ。親イタチも子供が登れないのに気づいて、塀の上からこれまた40cmほどの細いからだと短い手を伸ばして、さあおいでと言うように子供を励ましていた。
しかし、2,3回トライして、子供イタチはもうダメってな風に登るのをやめてしまった。親イタチも降りてきて、子供を励ますが、子供は突然元来た方へ走り出した。この道路、道幅はそれほど広くないが、かなりの交通量で、しかもどの車も結構なスピードで走ってくる。その時、前方から車はなかったが、原チャが2台向かってきた。危ないんちゃう、そう思う間もなく最初の一台が来た。原チャはちょっとブレーキをかけ、右へ。子イタチはちょっと立ち止まってかろうじて避けた。そして再び進もうと動き出した瞬間、二代目の原チャの前輪にひかれてしまった。ほんと、アッという間の出来事だったし、ほんとにアッと言ってた。二台目の原チャは、一応避けようとちょっとブレーキかけて、進路も変えたのだが、避けきれず、そのままひき逃げ。一瞬呼吸が止まり、血の気が失せた。
ひかれた子供イタチは、体半分に折り曲げて、ピクリとも動かず道路の真ん中に横たわっている。季節はずれの首巻きの落とし物みたい。親イタチはあきらめたのか、もういない。近寄って様子を見る。後ろを歩いていたおばさんも、どうしましょうと見に来た。頭が当たったのが見えたので、つぶれてたら嫌だなと思ったが、よく見ると、特に血も出ていない。このまま放っておいたら後続車がどんどん轢いていくのは目に見えているので、とりあえず背中をつまんで道ばたの草むらまで運んだ。おばさんも「かわいそうにね、死んじゃったのかしら。このまま放っておいてもあれだし・・・」確かに、道ばたに放っておいても、よく通る道なので、毎日朽ち果てていく姿を見るのも忍びない。墓でも作るか?などと考えていると、ちょっと手が動いた。そして、ぼんやりと頭を持ち上げた。「あっ、生きてるわ」、そして急に目覚めたかのように、子イタチは、はっと我に返り、さっと身構え、あたりをキョロキョロ見回すと、脱兎(イタチだが)のごとく草むらの坂を下りていった。「よかった、脳しんとう起こしてただけだったのね。」とおばさん、「そうですね、よかった。」とこちらもホッとした。
その後、子イタチが親と会えたのか、後遺症が出なかったのかはわからない。しかし、最近ちょこまか走り回るようになった我が子に置き換えると、本当にゾッとする。狭い道でも、猛スピードで走る車が多い中、しっかり見守ってやらないと、と思った日だった。
双子 ― 2005年07月23日
妹一家が子供を産んでから初めて帰ってきた。男と女の双子で、今日が一歳の誕生日だった。まだ歩きはしないが、ちょこちょこハイハイで動き回り、目が離せない。一人でも大変なこれからの時期、二人なんてどう考えても管理しきれない。走り出した頃に外出なんて、手を焼くやろうな。
双子って、今までも結構同級生にいたりした。一卵性のうり二つの姉妹から、二卵性の結構似ている兄弟、男女の、言われなければわからないペアとか。昔は先に出てきた方が弟または妹で、後から出てきた方が兄または姉だったと思うが、今は単純に出てきた順番に上下らしい。いつ変わったんだろう。これって、結構兄弟間では重要な問題だと思うのだが。これにより、全く同じ一卵性でも、性格に違いが出るかもしれないし。
とまあ、話が膨らまなくなってきたので、ここまで。
鵜飼い ― 2005年07月24日
父親の古稀の祝いで宇治の鵜飼いを見に行った。
兄弟家族が集まるのは久しぶりだ。今回は、妹の子供達の初帰郷もあったし、ちょうどよい機会だった。鵜飼いは7時からなので、早めに、予約しておいた料理屋で食事をとった。料亭とまでは行かないが、普段行かないような、落ち着いたところ。今回は鮎三昧で、鮎のコース。鱧も食べたかったが、予算の関係で断念。うちの家族は、誰も酒を飲まないので、集まってもいまいち盛り上がりに欠けるが、この日ばかりはチビ達のおかげで会話も弾んだ。
食事もおいしくいただき、鵜飼いへ。皆で河原を歩いて、橋を渡り、塔の島の乗り場まで行く。大人10人、赤ん坊4人の団体で、一艘貸し切り状態にしてくれた。この宇治の鵜飼い、最近女性の鵜匠が話題になっており、シーズン始まった6月から、結構テレビなどでも特集していた。その鵜匠、結構美人で、鵜飼いよりそっちの方が楽しみ。
7時を過ぎて、舟が出たが、まだまだ明るい。しばらくは舟はあっち行ったり、こっち行ったりしている。食後に舟に揺られてのんびりと過ごすのも、結構いい気分だ。しかし、うちの怖い物知らずの娘が、水面が気になるようで、舟から身を乗り出しては、手を伸ばして水にさわろうとする。水深が1mほどで、流れがないとはいえ、皆気が気ではない。一人舟の中をちょこちょこ走っては、大人達をヒヤヒヤさせていた。
そうこうしているうちに日も落ち、鵜匠の登場。最初に鵜飼いの歴史や方法などを説明、しかし、暗くて顔がよく見えない。まあ、メインはそっちやないからとあきらめ、鵜飼いを楽しむことにした。皎々と燃えるたいまつに魚が集まり、そこを鵜が捕らえる。目の前でやってくれるので、観賞には問題なかったが、全体としては結構暗い。鵜も黒いから当然か。そんな目前で見ていても、潜った鵜が魚を捕ったかどうかはわからない。しかし、さすが鵜匠、魚を捕った鵜をたぐり寄せ、見事に吐かせていた。
輪になった舟の中心で行われた鵜飼い、ちょうど2周したところで終わり。結構地味な感じで、川岸からも十分見られたが、舟に揺られながら見たことが結構好評だった。よかった。ただ、子供達は鵜飼いが始まっても、なんのこっちゃわからずで、結構退屈していたみたい。まあ、子供の見る物じゃないわな。
昨今、アトラクションと言えば派手さを競う傾向にあるが、こういうのんびりとした時間の過ごし方をするのも、また贅沢かな。京都にいて、京都のことは何も知らないし、行ったこと無いところの方が多いが、身近にいい物があるんだから、もっと目を向けないともったいないなあ。
メロン記念日 ― 2005年07月24日
この日、札幌の友達が送ってくれた「夕張キングメロン」が届いた。このメロン、枝につけたまま完熟させるので、届いてから遅くとも3日以内に食べないといけない。早速古稀の祝いから帰ってきて、みんなでいただいた。切っただけで部屋中に甘い香りがたちこめ、食べずともおいしいことがわかるくらい。子供の舌は正直だ。双子の甥と姪も、ぱくぱく食べていた。もうおしまいと言うと、二人揃って突っ伏して泣いていた。ゆるせ、もう一玉はうちの家族の分だ。
昔はメロンというと緑だったが、今は赤のほうが高級感があるなあ。子供の頃は、網目のあるメロンなんか食べた記憶がない。マッカ(マクワ?)はよく食べたけど。今の子達は幸せだ。
それにしても、北海道にはおいしい物がたくさんある。一般にフルーツは南国のイメージがあるが、メロン用意されたんではたまらん。雪に閉ざされる期間が1ヶ月ならすぐにでも住みたい。住まなくても、年に2度は行きたい。でも、行けない。行けないなら来てもらおう。北海道のおいしい物プリーズ!
コウモリの埋葬 ― 2005年07月26日
家の前でコウモリが死んでいた。羽を広げると15cmくらいになるのだろうが、たたんだ状態だと、とても小さい。そのままゴミ箱に捨てるのも嫌なので、埋葬することにした。
娘と一緒に、マンションの前の街路樹の根元に埋めた。娘は「何するの?」と訊くので、「コウモリさん死んじゃったから、穴に埋めて土に返して上げるの。」と言うと、「ワンワン、車にコーンてあたったな〜。」と、テレビで見た犬の交通事故のことを話していた。車にはねられると死んでしまうってことは、わかっているみたい。小さいながらも、物事を関連づけて考えているんだなあ。
それ以来、死んでいるブンブンやセミを見ると「穴に埋めなあかんな〜。」と言うので、「ブンブンはいいの。」なんて差別発言をするが、やっぱり埋めた方が良いのかな?
新風館 ― 2005年07月29日
s@moさん在籍のバンドCross Pointのライブに行った。
場所は三条・新風館。この建物、昔からあった物を利用したのか、新たに建てたのかわからないけど、建物の真ん中がplaza風の広場になってて、ヨーロッパぽくてイイ感じ。その広場の中にステージがある。ここなら、多少大きな音でも、オープンステージなので耳にやさしいと思い、家族で出かけた。
今日の編成は、ヴォーカル、ベース、キーボード、パーカッションの4人編成。後で聞いたが、ドラム、エレキギターなどのうるさい楽器は使えないらしい。
Cross Pointは、スタンダード的なポップスが中心だが、この日はキーボード中心と言うことで、よけいにその色が強かった。テラスに腰掛け、夜風に当たりながら聴くと、気分は海外のリゾートホテル。妻も「ヴォーカルの人上手いなぁ。」と、少し日常から離れた時を楽しんでいた。娘も「おんがく、おんがく」と曲に関係なく手拍子をしていたが、ジッとしているのが嫌になり、あちこち走り出した。所々、石畳に足跡がつけてあり、それを踏んでは遊んでいた。娘を追いかけて回ったので、私は後半、ろくに聴けませんでした。すいません。途中でまんきちさんと会ったが、やはり娘さん達の世話で手が放せない、って感じだった。
終わってから、あいさつに行くと、まんきちさん、Brendaさん、カルパッチョの人とかおなじみの顔が。でも、9時を回っていたので、話もそこそこに帰宅しました。
新風館みたいに野外だと、小さい子供づれでも、音量のことを気にせず見に行けるし、飽きた子供は走り回れるので、家族連れにはgoodです。
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