アタック ― 2005年07月18日
今日帰り道、何か物音がしたのか、鳴き声がしたのか、ふと上を見上げると、カラスがまさに小鳥を捕まえていた。電線にとまっていた小鳥、名前はわからないが、雀よりふた周りほど大きい。その小鳥を、上にいたカラスががしっと鷲掴みにして、飛び立とうとしていた。あっ、ゴミあさりだけやなく、生きてる動物も捕まえるんや、と思っていたら、突然横から小鳥の仲間が、自分の身体の何倍もあるカラスにハヤブサのように体当たりをかました。
ングワ!不意を突かれたカラスは、思わず獲物を放してしまい、捕まった小鳥も無事逃げ出せた。その後も、その勇敢な小鳥は、何度となくカラスを声で威嚇、そして突撃を繰り返した。しかし、相手は大きなカラス。まともにぶつかっても勝負は見えている。小鳥は一定の距離を保ちながらも、カラスを威嚇し続けた。
小鳥同士がどういう関係かはわからないが、仲間の危険に身を呈して助けるんやと、小さな感動を覚えた夕暮れだった。
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