前滝's Night at BBA ― 2005年11月01日
先月29日の土曜日、完全尼嗜好練習後に、BBAで行われた、前滝さん率いるサングリアのライブに行った。この日は、サイコキのライブもあったが、こちらを優先させてもらった。ゴメンね、次は行くから。ライブの後には、「Let It Be全曲セッション」があるとのことだが、事前に曲目を調べたら、有名曲3〜4曲くらいしか知らない。それも通して知っているかは???だ。でも、演奏を聴いているだけでもいいか。
サングリアはjazzの曲が中心(だと思う)で、まさに大人の演奏。普段我々がやっているように、音を詰め込むんじゃなく、間を楽しむ余裕が感じられる。ただでさえ上手い前滝さんがやってるバンドだから、みなさんレベルも高い。特にサックスが格好良かった。昔からサックスはやってみたい楽器だったけど、やっぱりいいなあ。
サングリアの演奏終了後「Let It Be全曲セッション」。意外にもTOMさんが参加しに来ていた。TOTOとプログレ以外にも演るんだ。でも、今回はギターよりヴォーカル参加が目的らしい。クイーンも歌いたいって言ってたもんね。メインのギターには、前滝さんの弟さんが、ローズのテレキャスを抱えている。s@moさんベースにMFCオーナーがドラム、ヴォーカルが色々チェンジでレコード通りに進んだ。私もヴォーカルデビューを迫られるが、知ってる曲は誰かが歌うし、知らない曲は歌えない。まんきちさんと二人、席を温めることにした。これも、全員初顔合わせと思えない演奏で終わった。
後かたづけも終わり、BrendaさんやノスタルジックスのSallyさんと話していると、前滝さんがBBAのピアノでなにやら弾き始めた。「トルコ行進曲!」「タルカス!」「太田胃酸!」などJunGreenさんの容赦ないリクエストが飛ぶが、それに次々応えていくのはすごすぎ。「くるみ割人形」やえらい難曲をちょこっとやったり、その度に拍手喝采。ビリー・ジョエルで、SallyさんとBrendaさんが歌い、なぜかチューリップを歌った私。しかし、何でも弾くなあ。まんきちさんはピンク・フロイドを歌った後、他店ではあり得ない、なみなみとつがれた焼酎ロックで撃沈寸前。とてもフレンドリーな前滝's Nightは午前1時半頃に終わった。
普段ならこの時間、とっくに終電も終わり、どうしようかと途方に暮れるのだが、その日は前滝さんが車で送ってくれるとのことだったので、気分的にもゆっくりできた。実は前滝さんとうちは、歩いて5分くらいのご近所だったのだ。最後までお世話かけました。
ヴィーナスと火星 ― 2005年11月02日
寒さが増すごとに空気の密度が高まり、夜空がきれいになってくる。夜7時頃には、西の空には宵の明星がひときわ輝き、東の空には火星が妖しく光を放っている。10月30日は、2年ぶりの火星接近だったそうだ。だが、その日は残念ながら雲で見えず。1日は快晴で、どちらもよく見えた。
夜が明るくなるにつれ、星が暗くなる。今年は、夜空には月しか知らない娘に、どこかで満天の星を見せてやろうと思う。
キノコ・ブレイク ― 2005年11月04日
祭の行きしなに見つけたキノコ。箸休めにどうぞ。
でも、食べたらあかんよ〜。
安達久美ライブ ― 2005年11月09日
何で行ったかというと、関西テレビで、時々深夜にRAGのライブを流すことがあり、たまたまチャンネルを変えたらやっていた。パソコンやりながら何気なく聞いてると、きれいな音。女性ギタリストって、村治佳織とちらさん以外思いつかないので、気になってたが、初のホールコンサートが京都会館第2ホールであると言うことで、行くことにした。値段も2000円と格安!
前日にJunGreenさんから「私も見に行きます。7時30分、会場で会いましょう。」とのメールが入った。当日嫁子供を車で嫁の実家へ送り、そのまま京都会館へ。京都会館第2ホールと言えば、中学生の時、初めてコンサートに行った場所だ。あれは河島英五だった。第1ホールには、高校時代よく来たなあ。など考えながら会場前に行くが、誰もいない。寒いからみんな中に入っているのか?会場にはいると、係の人が席まで案内してくれると言う。なんかセレブな感じだ。だが、係の人「では、この曲が終わったらお席に着いていただきます。」・・・はっ?もう始まってる?よくチケットを見ると「開演6:30」!!!Junさん、一時間間違ってるやん。
後でJunさんが「すいません、メール情報間違ってました。」。これで30分くらいで終わってたら泣いてたが、席に着いてから一時間ちょっとやってくれたので、充分だった。一曲が10分近くと長いので、曲数が少なくても時間的には長くできたようだ。
今回は"安達久美 meets 則竹裕之 「club PANGAEA」"というユニットで、ドラムに則竹裕之(元T-Square)、キーボード・河野啓三(T-Square)、ベース・清水興(Naniwa Exp.)と言う布陣だった。曲は、どの曲もさわやかなクリーントーン中心で、女性らしい繊細な曲が多かった。フュージョンだからか、今回のトーンに合わせたからか、ドラムまでさわやかに聞こえる。ベースは結構パンチが効いてたが、曲によっては、ほんわかした感じになったり、さすがだ。全体的にさわやか傾向だったが、ジミ・ヘンのLittle Wingを演った時は、結構ハードに弾いてた。もうちょっとあんな感じの演奏が増えれば、見ていてもっとおもしろくなるなあ。今後は数少ない女性ギタリストとして活躍して欲しいな。
と、またまた経緯だけのレポでした。
個展 ― 2005年11月12日
先月30日の日曜日は、町内対抗のソフト・ボール大会に参加予定だったが、人数が集まらず棄権。昼から大阪へ、友人の個展を見に行った。
その友人は、テニス仲間だったが、6〜7年前に若くして脳卒中で倒れてしまった。幸い発見が早く、命は取り留めたものの、右半身に麻痺が残り、言葉も思うように話せなくなってしまった。彼はグラフィック・デザイナーで、デザイン事務所を経営していたが、やむなくそこもたたんで、長いリハビリが始まった。
彼の病状は、杖をついてなんとか歩け、言葉もゆっくりだが話せる程度には回復したが、元気な頃を知っているだけに、やはり辛いものがある。彼の親しい友人の計画で、4年前から春に、彼を囲んでバーベキューをはじめた。大した話は出来ないけど、十数人、家族も併せると三十人近くが集まる。
そして、やはりデザイナーだけあって、絵を描き始めた。いや、入院中、まだしゃべれない時から、メモ帳に絵は描いていたそうだ。それらをちゃんと作品にしての個展が、去年の秋から始められた。会期中に日を決めて、みんなで集まる予定だったが、今回は主役が風邪で不在のパーティだった。
本当の人間関係は、何かあったときに出ると思うが、彼はいい友達を持っているなぁと、とてもうらやましく思う。
よたろう帝国VS荘園 プログレ2大決戦 ― 2005年11月15日
昨日はBBAでクイーン祭の合同リハ。今回はMFCオーナーが、優雅に混浴旅行と言うことで、ドラムの代打をぼじおくんにお願いして挑んだ。エンディングなどを簡単に打ち合わせ。あの曲が8分の6拍子だと、その時初めて知る。何拍子であろうと、私にかかれば、問題なし。いや、それが問題か。気を取り直し、セッティングのためにマイクをつかむと電流が両腕を通ってる〜!
あんな強烈に感電したのは、大昔コンセントで感電して以来だ。アンプのグランドスイッチを換えるが、トラウマになりそう。
さて、肝心のリハ、その出来は・・・本番はがんばろう。
実はこの日、合同リハより、その後に行われた「よたろう帝国vs荘園」のライブの方が楽しみだった。
先攻はよたろう帝国。BBAでは、産業ロックセッションで、お茶目な一面を見せたり、クイーンやメタル・セッションでばかり活躍しているので、真の姿を誤解している人がほとんど。今回は、その「メタフィジカル・ロック(皇帝談)」の神髄をBBAで披露してくれた。メタフィジカルと言われても、意味はよくわかりません。私はどうも、フィジカル=オリビアN.ジョンと連想してしまい、よけいにわかりにくくしているようだ。私のよたろう帝国の印象は、「和風(雅風)プログレ」。雅もしくは時代劇イメージの旋律が見え隠れするからだ。プログレは、曲が長いから。
最初の「シベリア夜曲」は、ジョージくんの透き通った歌声が、シベリアの空気を思わせる。皇帝はフルートとギターを忙しく持ち替る。見た目ウッチャンのクールなG3さんのベースと、熱いさめさんのドラムのリズム隊もぬかりない。続く「メタルゴジラ」いっしさんがヴォコーダ?を使ってゴジラに変身?ちょっと気に入ってしまった。続く2曲は、サプライズ・ゲストとしてBrendaさんがヴォーカルで登場!会場に優しい歌声が響く。「夢のかよひ路」は、昭和のムード歌謡?(が果たしてこんなのか知らないが)雰囲気たっぷりで、まさに李香蘭?(が果たしてあんなのかも知らない)。ちょっと異色の曲でした。「僕の時計」は、はじめちゃんヴァージョンとはうって変わって、時がゆっくり進む時計のように感じる。そして、ラストを飾る「ぬばたま」。この曲は、私の中ではスタンダード化しつつある。
演奏も、間近で見ると、結構個々にいろんな事やっている。そのアンサンブルは、もう少し聴かないと理解できない奥深さがある。まあ、それは演奏者としての視点で、音楽を楽しむ段には、何ら問題ないことだけど。やっとBBAで本領発揮と言うことで、みんなも驚いたことだろう。
続く荘園は、トリオのギター・インスト・バンド。個々が、これまた超絶技巧のオンパレード。ベースもギターも、よくあんなにプリプリ弾けるな〜って感心する。弾き倒す曲ばかりだと、圧倒されるが、ちょっと飽きても来る。でも、そんなところにロング・トーンの泣きの曲も、タイミング良く入れて、見ている方を飽きさせない。私としては、曲名はわからないが、ギターのフレーズがキーボードのような曲が気に入った。セカンドCDの日本盤がリリースされたところで、終わってから殺到していた。私は、ちょっと体調が悪かったせいもあり、終わると早々に帰らせてもらった。CDは、次回買うことにしよう。
と、簡単なライブ・レポでした。うちはコピー・バンドだが、彼らのようにクォリティの高い演奏が出来るように、目標にさせていただきます。
まんきちに揉まれた夜 ― 2005年11月17日
Queen祭を前にして ― 2005年11月22日
いよいよ明日は、ここ数年恒例となった「Queen & Freddie Murcury Tribute Live 〜 フレディの勤労に感謝する日」だ。2年前、10年ぶりに人前で演奏をしたときのことを思えば、やや厚かましくなっているだろうか。いやいや、初心忘れず、プレイも初心者のごとくがんばろう。
これからちょこっとおさらい。そして明日の用意。
Queen祭本番 ― 2005年11月24日
終わってすでに一日経ってしまった。今回も満員のお客さんで、年々顔見知りも増えてくる。だからよけいに緊張だったが、無事終了した。観に来ていただいた方、ありがとうございました。レポは近日中に書きます。
A Night at the RAG Vol.4〜ふれでぃの勤労に感謝する日(その1) ― 2005年11月25日
練習はしてきたが、いくらやっても不安だけは拭えない。RAGでのリハは、サウンド・チェック程度なので、午前中にスタジオで軽くウォーミング・アップをやっておく。だが、YKさん現れず。ネタの仕込みに時間がかかっているに違いない。YKさんのネタは、構想だけ聞いているが、実際に見るのは我々も本番が初めて。しかし、去年も演奏に必死で、ネタチェックする暇も無し。私は今年も見られないだろう。
12時。RAGに参加者が集まり、舞台の設営が始まる。今年はツインドラムなので、ややステージが狭いか。まあ、私はあんまり動かないから関係ないけど。それぞれサウンド・チェックも終わり、残るはファイナル3曲。これは去年やったからと高をくくっていたら、すっかり忘れてる。やばい!白と黒さんに無理を言って楽譜を貸してもらい、本番までに憶えようとするが、頭になんか入らない。TOMさんがいるから、弾いてる真似だけしよっと。
開演までに外で腹ごしらえをし、RAGに戻ると、もう一杯の人。エフェクターの電池を換えなけりゃ、と舞台袖に行こうとすると、「忍者さ〜ん、忍者さ〜ん」と向こうの席でロジャバリンさんとリロイKちゃんが手を振っている。電池換えなあかんので、会釈程度で行こうとすると、「あ〜、引いてる。なんでそんな引くの??ちょっと冷たいんじゃない。」となじられた。すでに酔ってるのか?申し訳ないが、罵声を背中に用意に向かった。
落ち着かない間に、開演の時は迫る。トップは、クロパッチョ。
We Will Rock You (Fast)で幕開け。ヴォーカルのKahyaさんとEriさんは、今流行り?のメイド・コスプレ。歌って踊って、初っぱなから会場を盛り上げる。ギターのMasuyanさんは、2日前に左肩胛骨を骨折したにもかかわらず、余裕の演奏。
クロパッチョの演奏曲目
We Will Rock You (Fast)
Modern Times Rock'N' Roll
Sheer Heart Attack
Sweet Lady
次は、はじめちゃん率いる名古屋組、でら女王。
オープニングは、なんとバ〜ルセロ〜ナ〜!いつも、クイーンはキーが低いと嘆いていた音海さんにはばっちりの選曲。その超音波な歌声も圧巻だが、衣装もすごい。赤のビザール風チューブ・トップにショートパンツ。鞭を持てば、そのまま「女王様」。毎年毎年楽しみです。衣装と言えば、ドラムのよっちゃん。ブレイク・フリーのPVのロジャーのカッコしてる。よほど気に入ったのか、打ち上げ後までそのままのカッコだった。そして、今年一番のブチ壊れキャラがpiazzolla@さん。この時は、まだ序の口だった。しかし、あのはじめちゃんがかすむキャラ揃いの名古屋。八丁味噌の名古屋。スパゲティにパフェかけて食べる名古屋。恐るべし。
でら女王の演奏曲目
Barcelona
Jealousy
Princess of The Universe
Seaside Rendezvous
Hammer To Fall
さあ、次はいよいよ、我々、完全尼嗜好の出番だ。
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