谷中墓地 ― 2006年02月01日

12月、出張で通った谷中墓地での景色。谷中は寺が多く、町並みが京都に似ている。この日は「東大医学部・献体合同慰霊祭」と言うのをやっていた。医学の進歩のために身を捧げる献体というのは、なかなかできることではないと思う。私にはそんな勇気はないなと言う複雑な気持ちで横を通りすぎた。
谷中墓地其の二 ― 2006年02月02日

西に宵の明星が見えたとき、東から月が出ていた。満月までは後3日程か。澄んだ空が、寒さを一層引き立てる。
2006 クイーン祭 jazz at BBA vol.1 ― 2006年02月06日

4日の土曜日BBAで「'06 jazz japan tour at Kyoto BBA」通称クイーン祭りが行われた。今回は、北海道から多数参加予定。バラエティに富んだライブになりそう。しかし、直前になり地元組からインフルエンザでやむなく欠席の報がチラホラ聞こえてきた。
当日10時59分、北海道組ドロたんから空港へ向かったとのメール。11時31分、予定の飛行機が欠航で、かなり遅れそうとのメール。13時27分、悪天候で飛行機は飛ばず、残念ながら不参加という涙のメール。なんと、北海道組が全員来られないと言うアクシデント。幸いjazzさんは前日に来ていたので、一人北海道組の無念を晴らす熱演となった。
昨年RAGで活躍した名古屋組「でら女王」もフルメンバーで参加、それ以外に新たな演奏者も加わり、早くから満員札止めの盛況ぶり。果たしてBBAに入りきるのか?と言う心配も、事前に役割分担をし、スムースに流れていった。
このクイーン祭。内容に関しては、今まで飽きるほど書いたので、今回はかなりはしょらしていただく。私自身としては、今回は飲み放題でかなり飲んだが、酔っぱらった割には、小ましな演奏が出来たかな?と思っている。まあ、飲んでなくても大した演奏ではないが。
オープニングは、くじ取らずの「We Will Rock You (fast)」で幕開け。始まる前から、熱気でTシャツ一枚だが、jazzさんの煽りで、一気に爆発。そして京都名物?「Liar」。今回はBrendaさんがベースを弾く。ヴォーカルはもちろんはじめちゃん。ドラムはMFCオーナー。ギターは私が弾いたが、展開と間が結構ややこしいこの曲、ぶっつけで大丈夫かと思ったが、その辺は慣れた物で、各人様子を見ながらなんとか合わせた。今回はじめちゃんは服着ているな〜って思っていたら、曲が進むに連れ脱ぎ出す。そのうちズボンがずれ出した。そして、とうとうパンツ一丁に。2曲目でこのテンション・・・どうなるのだ?
クイーン祭には、初登場の淳さんは、掲示板では男性かと思っていたが、若い女性!最近では珍しく、ギブソン、レス・ポールをひっさげての登場。ギターの腕も素晴らしい。「It's Late」など、強奪されて良かった。
同じく初登場のマットさん、1月のリハでは超レアカラー"水色スペシャル"だったが、今回はバーンズのレッド・スペシャル。足下も"Brian May"のシリーズで固めて、メイ・サウンドに近づこうとも考えてない私からすると天晴れのセットだった。
アフター・セッションの「Highway Star」では、SogukatsuさんとTOMさんのギター合戦が繰り広げられるが、それがかすむ熱演だったのが、舞いさんのキーボードソロ。ピアノを優雅に弾く姿を見ていると、何かが乗り移ったのか?と思わせるほどの素晴らしいソロだった。その他にも、伝えきれない熱唱、熱演、熱烈な観客によって、アッと言う間にライブは終了。いつもながら、演奏する人も観てる人も一体となるクイーン祭は幕を閉じた。
今年もまだまだあるであろうクイーン祭。次々と現れる強敵に負けないように練習だ!
違法ピカチュー ― 2006年02月08日

宝ヶ池の子供の国のゴミ箱に、こんな絵が描いてあった。しかし、その葉っぱは、ちょっとやばくないか?ピカチューもどき。
Cap ― 2006年02月10日

去年、MFCオーナーに応募券をもらって応募した「Favorite Nation's Cap」が送ってきた。応募したのが去年の6月。もれなくプレゼントだったので、すぐに送ってくると思っていたが、いつまで経っても送ってこず。5〜6アーティストのアルバムの帯に付いている応募券2枚でプレゼントだったが、エリック・ジョンソンの応募券を2枚で送ったので、てっきり選考外にされたかと思っていた。「別々のアーティストでとは書いてなかったぞ!」と文句を言おうかと思ったが、まあ良いかと放って置いたら、忘れた頃に送ってきた。しかも、後ろが網の夏仕様。
手紙が付いていた。内容は「発送が、大変遅くなり申し訳ありませんでした。今後ともよろしくお願いします。」と言う内容だった。たぶん、応募が少なすぎて忘れていたんだろう。だって、よく知らない5−6人のアルバムを2枚買えなんて、一体何人が応募すると思ってたんだ?もうちょっと選択肢を広げて欲しかったな。
でも、送ってきたから許す。
Cups ― 2006年02月12日

当選ついでにもう一つ。年末に、ファミリー・マートのキャンペーンで当選したアルプスの少女ハイジのスープカップセットが送ってきた。こちらは、対象商品を買い、携帯で応募サイトにアクセス、HP上で抽選、即結果が分かる。私が2度やったが外れ、妻がやったら見事当たった。ハイジ好きの私としては、とても嬉しい。
ハイジは、もちろん子供の頃にやっていた物だが、その人気は衰えることなく、数年に一度は再放送されている。娘にもビデオに録って見せ、半強制的に好きにさせた。ちなみに、同じく人気の高い「フランダースの犬」は、暗いので嫌いだ。
一歳半を過ぎた頃から、娘は絵本やアニメなどを見て、これは誰、あれは誰と登場人物を身の回りの人に置き換える、いわゆる「ごっこ」遊びをはじめた。去年の前半はハイジごっこだったが、今はもっぱらアンパンマン。このごっこ遊び、脚本、演出、出演を、当たり前だがすべて自分でこなす。主役はもちろん娘で、家族それぞれに配役をする。そのキャスティングが、結構的を射ており、よく観察しているな〜と感心する。ハイジの時はこんな感じだった。
娘・・・ハイジ
祖父・・アルムおんじ
父親・・ゼーゼマン(クララのお父さん)もしくはヨーゼフ
母親・・ペーターもしくはヤギ(ユキちゃんじゃなくてヤギ)
弟・・・クララ
弟がなぜクララなのかは謎だが、何度訊いても変わらない。歩けないからか?
アンパンマンの場合の配役は。
娘・・・アンパンマン
祖父・・ジャムおじさん
祖母・・バタコさん
父親・・カレーパンマン
母親・・しょくぱんまん
弟・・・チーズ
演出も厳しく、カレーパンマンはカレーを抜かれてしぼまないと怒られる。顔のアンパンをちぎって、みんなに分けてあげる時は、受け取って食べなければいけない。そして、顔が汚れたり、ゆがんだりした時には、元気なく「新しい顔をちょうだい。」とつぶやいている。「新しい顔だよ。」と付け替えてやると、「元気100倍!」と、とたんに元気になるが、付け替えずに放っておくと、いつまでも元気のないままだ。こちらも、ずっと相手はしていられないが、そんな場合、自分でストーリーを作って、なにやら台詞を言いながら事件を解決しているようだ。たまに相手になると、喜々としてアンパンチを喰らわせてくる。油断すると、寝っころがっている所へ乗っかってきたりするので、気を抜けない。長男の場合は、やはりライダーごっこだろうか?アンパンマンのパトロールで、水平に飛んでいるポーズを維持したまま抱っこするのも大変なのに、ライダーとの決闘で体が持つか、今から心配だ。
結婚記念日 ― 2006年02月16日
今日は結婚記念日だ。あいにく、今日明日と出張なので、お祝いは無し。ひどいと思われるかも知れないが、去年は妻が忘れていた。まだ4回目なのに。土曜日は保育園の発表会なので、ご褒美も兼ねてパエジャを作ろう。
北京ダック ― 2006年02月19日

土曜日は記念日の定番パエジャを作った。結構回数は作っているが、いつも適当なので、米の炊きあがり具合が、ビシッと決まらない。ヨーロッパでは、米は野菜。パエジャもパスタと同じく前菜扱いになる。そして、炊き上がりもアルデンテが良いとされているが、芯の残ったご飯というのは、それを食べ慣れない日本人にはちょっと抵抗がある。本場はそんな物だと思えば、食べられなくもないが、やはりふっくら炊きあがった方が良い。
パエジャを作る鍋をパエジェラと言うが、浅く大きいので、家のコンロではなかなか全体に火を当てることが難しい。炊きながら、鍋を動かしては火の当たる部分を変えて作る。で、蓋をしないで作るので、芯を残さずにふっくら、カリッと仕上げるのはかなり難しい。オーブンで水分を飛ばすといいが、そんな大きなオーブンはうちには無いし。で、よく使われるのが、アルミホイルの蓋。これを炊き上がり直前にかぶせて蒸らす。お客さんに出すときは、たいがいそうするが、ホイル無しでふっくら、カリッと作ることを目標にしているので、自家用には実験台になってもらっている。
今回の出来は、ちょっと柔らかかったかな。でも子供でも食べられるので、良いか。今回は一緒に北京ダックを食べた。冷凍で、北京ダック、泡餅、甜面醤がセットになって売っている。しかし、北京ダックがこんなに手軽に食べられるなんて思いもしなかった。それもこんなに安価に。デザートには、出張で買った、銀のぶどうの春限定「豆乳苺ご」(なぜごを送りがなにしているかは不明)を食べようと思ったが、お腹いっぱいで翌日に回した。前回の出張のみやげを、不覚にも新幹線に忘れてしまったので、今回は絶対忘れまい!と持って帰ってきた物だ。その忘れ物は、結局見つからず。しかし、今までそんな忘れ物など、ほとんど無かったのに・・・。それに、忘れても、たいがい出てきたしね。まあ、出てこられても、生ものだから食べたかどうかは?だな。
大津火山 ― 2006年02月21日

先日大津プリンスホテル横の琵琶湖の岸へ遊びに行った。雪がチラホラ舞う寒い日だったが、着いた頃には晴れ間もちらりと見えていた。湖岸はだいぶ前に浜大津から瀬戸大橋の袂まで公園として整備され、広い芝生には家族連れも多い。遊歩道が自転車と一緒の部分がちょっと危ないが、狭い湖岸利用なので、仕方ないか。途中には三角屋根のドイツレストランがあり、天気の良い日にはテラスでペットと食事もできる。その並びには、同じ造りの無料休憩所がある。大きなガラス戸が付いた、開放的なところだ。ストーブもあり、こんな寒い日は、暖を取ったりおやつを食べたりするのにありがたい。
その無料休憩所には、寄贈された本がたくさん置いてあり、好きに読むことができる。娘に「機関車トーマス」と「やだもん」を読んでやる。5時になり、閉めるために管理人さんがやってきた。ちょっと話をして帰ろうとすると、娘が絵本を持って帰るときかない。いつも図書館で借りている感覚なのだろう。ここは違うと話しても、泣いてきかない。見かねた管理人さんが、「次回来るときに持ってきてくれればいいので、お貸ししますよ。」と言ってくれた。お礼を言ってそこを去る。娘は喜々として自転車のかごに借りた本を入れ、寒風の中チャカチャカこいでいった。
逢坂山のあたりに、黒い雪雲の向こうに夕焼けが見えた。普段はない黒い雲に反映してか、見慣れぬ紫色になっていた。まるで山の向こうで火山か何かが噴火しているみたい。寒い風、不気味な夕暮れの風景を見ながらも、人の親切に何か嬉しくなりながら帰路に就いた。
トリノ ― 2006年02月22日
トリノ・オリンピックも、たぶん大詰め。連日、メダルが取れないなどの報道ばかりだが、いよいよ期待の女子フィギュアが始まった。
CMや報道では、安藤美姫が注目を浴びているようだが、私は今回出場の3人の中では荒川静香が一番きれいなので好きだ。確かにミキティも、パッと見はかわいいと思ったが、よく見るとそうでもないし、開けっ放しの口がアホっぽい。演技中の村主章枝は、ちょっとごめんなさいって感じだ。表現力があるのはわかるが、その表現力の大半はあの半泣きの表情のような気がする。その迫り来る表現力に、ちょっと引いてしまう所があるからだ。
いずれにせよ、実力者揃いなので、がんばって欲しい。
トリノと言えば、大学の同級生が、長い間海外勤務でいた土地だ。ドラムをやっていて、結構仲良かったと思うが、連絡をくれない。何の因果か、消息は彼の嫁筋から入ってくる。もう日本に帰ってきて、久しいが、同級生の同僚にも連絡が来ないらしい。無理にとは言わないが、なんか寂しい。学生時代、心細いから迎えに来て欲しいというので、スペインのグラナダからパリの空港まで行ったのに!まあ、またそのうち連絡も来るだろう。
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