能舞台2006年03月20日

次はギターの発表だ!

19日の日曜日、そろそろ桜の便りも聞こえてきたのに、一転小雪ちらつく季節は冬に逆戻り。toko&YKジュニアの能の発表会に行って来た。ジュニアの出番は仕舞という舞踊。子供の発表会と侮る無かれ、場所は観世会館、そして演奏や地謡などのバックを固めるのは、現役バリバリの能楽師達。合間には、人間国宝の方も出演したりで本格的というか、本格なのだ。

普段は年上に囲まれ、若干頼りなさそうなジュニアだが、この舞台は別。羽織袴を身にまとうと顔つきも凛とし、「しゃきっとしなさい!」とYKさんに叱られた口元もキリッとしている。何より目が違う。そして迷い無く堂々と右に左に舞っていた。

舞台では頼もしかったジュニアだが、服を着替えると普段に戻り、応援に来ていた友達達と無言で各々ゲームをするのであった。

その後、toko&YK一家とRAG社長夫人ヒカルさん&アッピーと一緒に、近所の美術館のオープンカフェに行った。開放感がありいい雰囲気だったが、昨日はちょっと寒すぎたかな。暖かくなればまた来てみよう。

カイル・ヴィンセントat BBA2006年03月20日

蛙便箋

19日の夜は、BBAにカイル・ヴィンセントを見に行った。カイル・ヴィンセントはアメリカの歌手で、Brendaさん達熱烈なファンが、なんと自費で来日させた。これは応援に行かなければ!

7時前にBBAに着いたがClosedの看板。中に入ると、いつものメンバー+2〜3人。大丈夫か?7時半開演だが、本人長旅で疲れて、ホテルで休憩しているらしい。そうこうしているうちに客も集まりだし本人も登場。

今回はギターとピアノでのアコースティックライブ。アメリカのミュージシャンだが、私のイメージのアメリカ人とはかなり違う。開演前にお客さん全員と握手をしてから始めたいと会場を回り、いつものBBAのように和やかに進んでいった。

カイルの歌はポップなメロディにメッセージ性の強い歌詞のようだ。たぶん。「次の曲は○○で、○○の時に書いたんだ。」などと言う背景を、ほとんどの曲で説明してくれたので、よけいにそう感じたのかな。その説明は、英語なので割愛させていただく。

そしてその歌声は半透明時々ハスキーで張りのある歌声だった。あえて例えるなら・・・原田真二・・・デビューが「キャンディ」と言うのも考慮に入れてある。

16歳の時に初めて作ったか録ったかで、ほとんど人前で演奏して無いけどe-bayで見つけたことあるとか言う曲(たぶんこんな意味だと思う)は、ファンの人が驚くほどレアだったようだ。だが、「キーが高い〜」とか「あれ?コードどうだったかな?やり直し!」、あげくにはウワァ〜!!と演奏放棄し、おしりでピアノを弾く大技も見せてくれた。

来日直後で体調がすぐれず、終わったらすぐ帰ると言っていたが、熱心なファンとの会話も弾みかなり遅くまで残っていたようだ。私は、空腹に負けて帰った。20日も新風館であるからね。

で、今日行われた新風館でのライブだが、実家に泊まりに行ってた妻から、下の子が熱を出したという連絡が来たので、病院へ連れていった。前日寒すぎたからかな。おかげで新風館に見に行くことは出来なかった。せっかくプレゼントを用意していたのに、渡すことが出来なかった。Brendaさんに携帯メールを送るが宛先不明で返ってくる。家に戻って確認すると、アドレスを間違って登録していた。ついてないときはとことんダメだ。

あげたかったプレゼントは、レター・セットと水晶の招き猫。次回来日したときにでもあげることにするか。