第2回 Jeff Porcaro Tribute Live2006年08月06日

 5日(土)は、ジェフ・ポーカロ・トリビュートへ行ってきた。亡くなったTOTOのドラマー、ジェフ・ポーカロを偲んで、彼の豊富な参加作品や、TOTOの曲で彼を追悼しようと言うイベント。昨年に続き2度目の開催だ。今年は大阪の他に東京でも開催する。実は昨年も行ったが、レポは書いていなかった。一応書こうと思い、用意はしたが、書かずじまいで第2回目を迎えてしまった。何故書かなかったかというと、実はあんまり憶えてないからだ。いや、決していい加減に見ていたのではない。知っている曲も目白押しだし、参加バンドのレベルも高いし、とても楽しかった。

 それなのに、何故憶えていないか。それは、去年のイベントが「飲み放題」だったからだ。飲み放題はチューハイなどだけで、ビールは実費。私は「テキーラ・ライムのロック」で通していた。顔見知りも多く、楽しいときは、カパカパ酒が進む。地下2階から1階のバーまで何回足を運んだだろうか。バーのお姉ちゃんも覚えてくれたくらいだった。そして・・・私はただの酔っぱらいになっていた。おかげでasamiちゃんは泣かすし、最後の方は全然憶えてないしと、散々だった。まあ、飲んでたおかげでロジャバリンさんと話をする機会があったと言う副産物はあったが。あこまで飲んでなければ、今でもロジャバリンさんと目を合わすことすらなかっただろう(*-m-)。

 今年は会場では、全然飲まないで観戦した。なぜなら、昼にビール飲み放題のバイキングに行き、たらふく食って飲んでいったからだ。連日の暑さで、ビールの旨いこと!その日は妻の仕事が休みだったので、チリプーは朝から、前から見たがっていたアンパンマンの映画を妻と見に、私は、ちょっと調子の悪いヨースティーを医者へ連れていった。診察が終わってから、劇場のあるTOHOシネマ二条まで行き、そこで昼食にした。ライブに出かけるためには、家族サービスも大切なのだ。妻が見つけたビール飲み放題のイタリアン・バイキング・ランチ。バイキングは、料理があんまりおいしくないのが多いが、Coco(店の名前)は違った。ピザやパスタ、アンコウやグラタン、デザートも全ておいしかった。大人はビール飲み放題で1480円。子供も喜んで食べていた。特筆すべきは、幼児だからタダ!また行きたい!!

 昼食が2時過ぎからと遅かったせいもあり、大阪の会場に着いたときは、最初のOsaka AOR Projectもほぼ終わる頃だった。会場のドアを開けると、すでに人が溢れていた。「こんばんは、お久ぶりです。」と迎えてくれたのはペ・ヨンジュン、ではなくInaxのみずみずさん。程なくTOMさんが、「オーナーそこにいるで、みんなも前にいるわ。」と最前列まで案内してくれた。スピーカーの真ん前だったが、音もそれほど大きくなく、バランスよく聴けた。テーブルには、カネルさん、メリーさん、ロジャバリンさんが。

 次のNight Walkerはホーンセクションもある大所帯。ユマ・サーマン似のポーランド人のお姉ちゃんがヴォーカル。3ヶ月前に日本に来たらしいが、MCでは日本語ペラペラ、おまけに名前が「はるえ」。ロジャバリン曰く、「ナオミ・キャンベルみたいなもんちゃう。」意味わか〜んな〜い。そしてトリは、福井から参戦のくInax。オープニングから、そのまま終わるんじゃないかと思うほど長いTOTOメドレー。練習量がよくわかる。本編に先駆け行われたセッションに参加したkirryさんも、最前列でノリノリだ。アンコールでは、TOMさんを交えてロザーナとアフリカ。このステージ、今まで見たこともない笑顔でTOMさんがTOTOを弾いている。満面の笑みだ!

 今年も凄腕揃いで幕を閉じたジェフ・ポーカロ・トリビュート。TOMさんの笑顔がとても印象に残ったイベントだった。東京での開催は9月2日。こちらも凄腕が集まって、TOMさんの笑顔が見られるだろう。