blogとメールと年賀状 ― 2007年01月02日
節目である元日前後に更新されたblogおよびmixiの日記を見てコメント入れるだけで2時間半。こう書くと、すごいコメント入れているように思えるが、回線が遅いので、挨拶程度でこのくらいかかってしまった。フ〜、疲れた。年賀状の宛名はこれからだ。
年賀状だが、最近はメールの発達で無駄だから出さないという人も多い。近況なども、blogを見ればわかる便利な世の中になった。私はと言うと、年賀状は、毎年かなりの数を出す。むろん、受け取る方が少ない。なぜ出し続けるのかと言うと、まず作るのが楽しい。結局はありきたりなものになるが、いろいろレイアウトやアイデアなどを考えるのが好きだ。
そして、最大の理由は、私が年賀状を出している人のほとんどとは、メール・アドレスはおろか、携帯番号も知らない人が多い。つまり、10年以上会ってない人がほとんどだ。俗にいう、年賀状だけの付き合いだ。逆に、近年知り合ってよく会う人は、住所はおろか、本名も知らない人も多い。メールで充分というほど、昔の知り合いとも付き合いを密にしている人は尊敬してしまう。
年賀状だけの付き合い。「久しぶりに会いたいですね」などと書いてみるが、具体的に会う話など持ち上がったことが無い。しかし、自分の過去において関わった人たちであり、その人達無くして今の自分というものは無かった人たち。会って楽しくないわけは無いが、なぜだか触手が動かない。
私は年賀状を出している人たちには、blogの存在を教えていない。ネット上の自分というのは、普段を知っている人に見せるのは、何となく気恥ずかしいものがあるからだ。なぜか、ネット=ヴァーチャル、賀状=リアルという先入観が少なからずあるのかもしれない。
ところが、最近ではヴァーチャルであるはずのネットでのつながりが、最近のリアルな付き合いの主流を占める一方で、年賀状のやり取りしている人は、現在ではヴァーチャルな付き合いになってしまった。現実的に考えて、blogと言うのは、その溝を埋めるのに効果的ではないかと思えてきた。
今年は年賀状にblogのアドレスを入れるのも良いかもしれない。
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