かがみ meets volty、そして危機2007年01月25日

昨日今日と東京へ出張だった。泊まりがけで行くのは、半年、いやそれ以上になるか。今回は展示会もあるので、早くからスケジュールが決まったので、かがみさんとvoltyとでプチ新年会をした。ろーずさんも誘ったが、今回は会えなかった。他にも呼ぼうかと思ったが、MFCやしりとり関係で東京の知り合いとなるとあまりいない。tom nyajyaさんはちょっと遠すぎるし。他の友達も呼ぼうかと思ったが、かがみさんとvoltyは初対面なので、これ以上初対面を増やしてもどうかと思い、呼ばなかった。でも、そんな心配もよそに、酒を飲まないかがみさんを居酒屋に誘い、マニアな話で盛り上がった二人に、着いて行けなかったのは私の方だった。そして、3月のフォリナーの公演の後でまた会いましょうと別れた。

帰り、駅から二分のホテルだが、よくわからなくて30分ほど駅の周りをうろうろしていた。夜の冷たい空気が気持ちいい。一人暮らしでなくなってから、夜ほっつき歩くかなくなったので、久々に夜歩くのが嬉しい。星もきれいだし、空気も冷たい。冬の夜は大好きだ。

明けて今日。雲ひとつない青空。午前中に一軒取引先に行った後、秋葉原で先日壊れたデジタル・ディレイのロータリー・スイッチを探す。だが無かった・・・。そんなに特殊なのかな?もしかすると、楽器屋に取り寄せてもらった方が早いかもしれない。目的のものは買えなかったが、いろいろ無駄遣いしてしまった。実は昼前に秋葉に行こうと思っていたのだが、仕事がのびて、着いたのが一時ごろ。voltyの事務所に、預けておいたカバンをとりに行ったのが、結局4時だった。そして、最終的に仕事が終わったのが7時半過ぎ。新幹線の指定は7時35分東京発。そのとき私は横浜にいた。間に合わない・・・。仕方なく品川まで戻る。なぜかと言うと、私のチケットは、京都ー東京間の団体旅行用なので、新横浜へ行っても、乗れない可能性がある。ひかり利用の旅行なので、もし指定列車に乗れなかったら、それ以降の「ひかりの自由席」に乗れと言われていた。品川着が8時24分。ひかり新大阪行きが出たのが8時14分。後は名古屋止まり一本のみ。帰れへんやん・・・。

もしかすると、品川に停まらない列車があるかもしれないと、時刻表を見るが、やはり名古屋止まり一本だけだ。のぞみはまだ新大阪行きがある。さて、このまま料金を払ってのぞみに乗るか?それともとりあえず名古屋まで行って、始発まで待つか?バックレてのぞみに乗り、呼ばれても叩かれても寝たふりを通すか?黙ってのぞみに乗って、検札を回避できなかった場合に、東京ー京都間の料金を取られるのは嫌なので、駅員に聞いてみることにした。若い駅員に「すいません。京都へ行くひかりはもう無いんですね」「のぞみならありますよ」「いや、このチケットで乗れないでしょ?」とチケットを見せる。若い駅員は、チケットを見て、すぐにマニュアルをめくり、その該当ページをチェックした。しかし、わからなかったので、近くにいるじいさん駅員に聞きに行った。答えは「やっぱりひかりしか乗れないみたいです」

ああ、万事休す。と思ったら、若い駅員は「少々お待ちください」と事務室へ入って行った。そして、すぐにニコニコと出てきて「のぞみOKです」と言ってくれた。ラッキー!ありがとうJRは君にまかせた!そそくさとホームに降り、自由席に乗った。ああ、帰れる。万が一検札でもめても、駅員がいいと言ったという武器で戦うぞ!と思っていたが、車掌は差し出したチケットを、ショート・ディレイよりも速く「はい、ありがとうございます」と返してきた。いや、もっと良く見ろよ!と思ったけど、まあいいや。ああ、ビールと竹輪がうまい。