チョコッと幸せ2007年02月16日

ヴァン・アレン帯です

今年はヴァレンタイン近くにライブがあったので、めずらしく身内以外からチョコをいただいた。義理チョコとは言え嬉しいものである。ありがとうございました。偶然にもくださったのは、BBAが誇る看板ヴォーカリストばかりだった。ホワイト・デーには「White Man」をバックで演奏します、なんて言うと,またダメ出し喰らいそうなのでやめとこっと。

普段チョコは食べないけど、食べ出すと次々と止まらない。書きながら,既に6粒食べている。う〜ん、やはり魔力があるのか,チョコレート。

チョコレートの原材料カカオ。以前、カカオの実がなっている所をテレビで見たが、ゴーヤのような実が、枝ではなく幹から直接、採ってと言わんばかりに生えていた。その実のままではチョコの味はせず、そこからいくつもの行程をへて、あの甘美なチョコレートの原料になるらしい。カカオの油断した進化形態と、先人の努力に感謝である。いや、果実とは、採られて初めてその目的を達成するものであるから、むしろ正常進化と言うべきなのか。

スペインでchocolateと言うと、チョコのドロドロに溶けたホット・チョコレートである。徹夜でbarのはしごをした後,これに、揚げたドーナツ・churrosを浸けて食べて締めるというのがスペイン流だと言われた時には、それだけで胸焼けした。朝5時頃から開く専門店churreriaで食べた、揚げたてchurrosは、ロンドンのfish & chipsほどベタベタ油ではなく、結構ぺろりと食べられた。でも、やっぱり飲んだ後の締めは、もう少しさっぱり系の方がいいかな。

同じスペインでも、道ばたで兄ちゃんが「チョコレートどう?」と勧めてくるものは、食べるチョコではないのでお気をつけ下さい。うっかり手を出すと、手が後ろに回ります。