耳キュン!2008年03月02日

 BBAの「体育会系メタルセッション」に行って来た。いつも大勢の参加者で盛り上がるメタル系セッション。過去最高動員で、会場の空気が薄くなるくらいの人だった。メタルと言っても、ハード・ロック中心のメタル・セッション。それでも、候補曲には知らない曲がずらりと並んだ。どうしようと悩んでる間に、あれよあれよと埋まって行く。このままでは乗り遅れるので、知らないけど3曲エントリーした。まあ、知らない曲にエントリーするのは、毎度のことなので慣れて来たけど。私のエントリーはこれ。

Lady Double Dealer/Deep Purple
Fireball/Deep Purple
Black Out/Scorpions

 メタル系だけに、結構テク重視のギタリストがいていや〜んとか思ったけど、自分の出来ること以上には出来ないと開き直り、今回も楽しく演奏できた。特に新しい人たちと一緒にやるのは、怖くもあり楽しくもある。一発勝負だから、崩れそうになる時もあるけど、そこをなんとか乗り切って完奏した時の、みんなの満足そうな顔はいい顔だ。また、自分のバンドのメンバーがよそで演奏したり歌ったりしているのを客観的に観ることが出来るのもなかなか楽しい。

 ただ、メタル系は音がでかい。まだ耳がキンキンしている。ギターの音色が高音よりなせいもあるだろうが、全体的に音でかいな〜。もうちょっと優しくメタルできたらいいかな。

 今回も名古屋から大勢の人が来てくれた。来月は名古屋でもセッションがおこなわれる。これからも増えるだろうから、いずれ名古屋に突撃するぞ!

Street Thunder2008年03月07日

 昨日は保育園のマラソン大会だった。堤防を年少は800m、年中は900m、年長は1000m走る。ヨースティーは園で凧揚げ。「これを持って応援に来てね」と、チピラが色紙で旗を作っていた。平日の午前中、応援に来る親がいるかな〜って思ってたら、5〜60人来てた。河川敷のグランド横がゴール。スタート地点まで、園児たちが歩いて行ったが、結構な距離だ。風が吹くと、息が白くなるくらいの寒さだったが、それほど寒さを感じなかった。むしろ、陽があたると、ちょっと暖かいくらい。堤防にも春の草がでて来ている。が、ここは犬の公衆便所。一歩でも脇へそれようものなら、大変な目に遭う。

 米粒くらいになったところで、バラバラとこちらに向かって走って来る。親たちは一斉にシャッターチャンス!一番最初はぶっちぎりでアトム君だ。顔を真っ赤にしてついている先生が大変そう。おもしろいフォームで走る子、泣きながら走る子、笑顔の子、いろいろ。泣きながら走っている男の子に、ビデオ片手で、もう片方の手には下の子を抱きかかえ、伴走しながら「泣かない!最後まで走る!」と檄を飛ばしていたお母さんもいた。チピラは集団の中、余裕かましてへらへら手を振りながら走って来た。

 その後ホットカルピスを飲み、自作の凧揚げをグランドでやった。が、凧揚げと言うより、みんな引きずって走っている。それでも楽しいようで、今はマラソン終わったところなのに、キャーキャー走りまわっていた。

 家へ帰ってからヨースティーに、お姉ちゃんのマラソンのビデオを見せてやろうと再生すると・・・「地面しか映ってない!」・・・。どうやら、ボタン操作のとき、間違って録画状態のまま走ってくるのを待って、走って来たところでボタンを押したので、停止状態になったようだ。まあ、映ったとしても10秒も無いけど・・・ショック・・・。撮れてないことより、凡ミスをおかした自分にショックだった。チピラに「一生懸命走ってたけど、撮れてなかったわ、ごめんね」と言うと、普段は怒るのに、今日は「応援に来てくれて嬉しかったからいいの」と気にしてない様子だった。

 チピラはホットカルピスがおいしかったのか、今朝もホットカルピスを作って「からだがあったまるね〜」と言って飲んでいた。しばらくはこのブームが続くだろう。

洗濯物もよく乾く2008年03月17日

 朝から頭が痛い。くしゃみ鼻水・・・風邪?それとも、これが噂の花粉症??

涙、そんな時2008年03月18日

 去年、東京へ出張に行った時のことだ。横浜で仕事が終わり、京浜東北線に乗り込んだ。出張は、朝から晩まであっちこっち移動が多いので疲れる。7時過ぎ。第一次の帰宅ラッシュも過ぎ、車内には立っている人がちらほらいるくらい。この時間は横浜から東京へ行く人より、東京から横浜へ帰る人の方が多いのだろうか。

 余裕で席に座れ、次のvoltyとの対決まで、しばし休息を取る。吊り広告を見たり、美人がいないかな〜とキョロキョロしたり、ぼんやり前を眺めたり。向かいの席には、端から50過ぎくらいの、眼鏡でバーコードのおっさん。ポロシャツだから、仕事帰りじゃないのかな?それとも、ソフトなお仕事?セカンドバッグを両手で膝に乗せ、ドアの横の広告でも読んでいるのか、まっすぐ前を見ている。その隣には20代のOL。ストレートの髪は、肩よりちょっと長いくらいか。ややうつむき加減なのは、疲れているから?

 一日の終わりに電車に揺られ、だんだん睡魔が襲って来た。向かいに座っているOLの方を、見るとも見ないとも、もうろうとしながら向いていると、なんかOLの様子がおかしい。バッグからハンカチを出して握っている。彼女の頭が小さく動くと、ポタポタと涙がその手に落ちた。声を出しているのか、電車の音でここまで聞こえない。彼女の涙は止まることなく、ポタポタとその手を濡らしている。私の中に一瞬緊張が走ったが、他の人は気づいているのかいないのか、電車はガタゴト走り続ける。

 彼女の隣のおっさんは気づいてないのかと思うと、明らかに緊張した面持ちになり、彼女の方を向かないように体が硬直しているのがわかった。悲しいことがあったんだろうか。おっさん、隣で泣かれて、どう思ってるのかな。色んな考えが頭をよぎる。車掌のアナウンスも線路の音も聞こえない。

 彼女の涙は、一駅程で止まった。軽く鼻をすすると、ハンカチで濡れた手を拭き、鏡で目元を直した。おっさんの緊張も、少し解けたようだ。周りの雑音も戻って来た。そして、二人とも何事もなかったかのように電車に揺られて行った。

 それから二駅程進んだろうか。乗り降りする人で遮られ、電車が走り出すとまた二人が見えた。すると、おっさんがOLの方にほんの少し首を傾け、でも視線は前にやったまま、二言三言何かを話した。彼女はその言葉を聞くと、少し微笑みうなずいた。そして次の駅で、おっさんに何かを告げ降りて行った。二人とも笑顔に見えた。おっさん、なんて言ったんだろう?もし自分なら、どんな言葉をかけてあげられるだろう。笑顔が戻る様なことを言ってあげられるだろうか。なんてことを考えていると、今度は眠ってしまった。

火祭り2008年03月19日

上にぶら下がっているのが爆竹です。
 隣の庭の桜が満開になった。その向こうの家の紅梅はまだ二分咲きなのに。日本で春を告げるのはやはり桜だが、スペインで春を告げるのはバレンシアの火祭りだ。いや、もしかするとそれを感じているのはバレンシアだけか?じゃあ、セビージャの花祭り?それも地域限定だから、やっぱりセマナ・サンタ(イースター)かな。ん?行事だから、日本ではお水取りか??とにかく、今日はバレンシアの火祭りの日なのだ。

 バレンシアは、地中海に面したスペイン4番目か5番目の都市。オレンジのバレンシア、パエジャのバレンシアである。だが、やっぱり火祭のバレンシアである。ちなみにリンク先は火祭りのホーム・ページだが、下の方に昼の花火の模様がYouTubeで貼ってある。決して戦争や暴動ではない。お祭りだ。いかにもスペインって映像だ。

今年の作品色々
大物作品
子供向けの作品

 バレンシアの火祭りは、「ファジャ」と呼ばれる人形が、町の広場や交差点などにに作られる。その数は大小併せて200を超える!小さなものでも2mほど。大きなものは15mを超える高さだ。それらのファジャは、19日の夜0時にいっせいに焼かれてしまう。それが「火祭り」たるゆえんだ。一番大きな市庁舎前のファジャは、炎が30mも上がると言う。小さなものでも、炎は4〜5mも上がり、熱くてとても近づけない。近所の家では、樹脂製の雨戸が融けたり、電線が燃えたり。だけど、建物自体は、さすが石の文化。日本だったら、町中焼けるな。

 この火祭りはまた、闘牛シーズンの始まりでもある。これから半年、マドリッドの祭まで、闘牛は各地を回る。19日は楽日とあって、有名闘牛士がでる。それについてはまた別に。

 そんなわけで、久しぶりにスペインのネタでした。

今年も行った、青嶂会2008年03月20日

 今日は、ぽかぽか陽気に桜も一気に咲くかと思い気や、小雨で肌寒い天気に。朝からtoko&YKジュニアの能の発表会に行って来た。ジュニアの出番は舞囃子という舞踊。子供の発表会と侮る無かれ、場所は観世会館、そして演奏や地謡などのバックを固めるのは、現役バリバリの能楽師達。合間には、人間国宝の方も出演したりで本格的というか、本格なのだ。(以上今年バージョンに修正された去年一昨年のコピペ)

 遅く出たので、間に合うかと心配だったけど、ジュニアの出番直前に到着。無事見ることができた。去年も落ち着いてやってるな〜って思ったけど、今年はそれ以上。体も大きくなったし、プチ貫禄すら出て来たかな。「猩々(しょうじょう)」と言う酒の精なので、酔っぱらった仕草もあるかと思ったけど、酔っぱらいのおっさんとは違うんだって感じ、粛々と舞っていた。本人曰く、間違ったらしいけど、全然わからない、堂々としたものだった。去年までなら、終わったらロビーではしゃいでいたのに、今年は落ち着いてた。もう中学生だから、子供じゃないんだよって感じかな。目指せ人間国宝!

 チピラとヨースティーも黙って見ていた。特にヨースティーは熱心に見ていたな、10分くらいだけど。15分くらいすると、二人ともゴソゴソしだしたので、ジュニアの出番も終わったしロビーへ出た。会場の扉に、覗き窓があって、そこから覗くのがおもしろいので、二人とも抱っこして覗かせろとうるさい。まあ、子供にしたら楽しいだろうが、人が出入りできなくて迷惑だったかな。ヨースティーは自販機のジュースを買えとグズッたが、ダメと言うと怒ってしまい、直後に会ったジュニアにプッとつば飛ばしたり機嫌が最悪に(ごめんね)。結局ジュース買ったらご機嫌になった。

 その後、二階で抹茶とお菓子をよばれた。チピラたちにも薄く立ててもらった。ヨースティーは口をつけただけでアウト。チピラは一口飲んで「苦い」と言ったが、結局おいしいと全部飲んでしまった。「なんでこのお茶は苦いの?」「なんでこのお茶は緑なの?」「うちのお茶とどう違うの?」「なんで泡がいっぱいあるの?」と質問ばかり。答えるのも大変だ。

 その後、動物園へ行こうと思ってたが、雨模様なので子供未来館へ。昼食も昼寝も抜いて、夕方まで遊んだ。夜は、最近セッションで知り合ったhuemuraさんのバンドを見に行こうかと思ったが、土日と既に外出予定があり、今日は断念。4月もスケジュールあるししょうがないな〜。

Open The Attack!とBon Voji2008年03月23日

 都雅都雅、名前はよく聞く有名なライブハウスだが、今まで行ったこと無かった。「とが」と言う響きに、忍者としての潜在意識が避けていたのかもしれない。昨夜はATTACK!主催の「Open the Attack!」へ行って来た。これにはちらさんのBon Vojiも出演する。都雅都雅はきれいなところだった。ちょっと遅れて行ったので、2バンド目の途中から。メタルの中でも90年代以降なのか、ギターの音が、そんな感じだった。ただ、リードギタリストがリーゼントっぽくて、メタルにその髪型はないやろ!ってのがやけに気になった。

 3バンド目はメンバーが羽織袴と着物。季節柄、卒業式帰り?なんて思ったが、普段の衣装らしい。重系メタルというのか、暗系メタルと言うのか、ギターゴリゴリ系。ただ、曲の展開が複雑だった。プログレより複雑?最初はメドレーかと思ったくらい、メリハリない曲が続いた。

 4バンド目は、トリオ。ベース&ヴォーカルが小雪似のベッピンさん。歌は呪文のように、何語かもよくわからないが、グランジだからいいのだ。美人だからいいのだ。ただ、彼女しゃべるとイメージが崩れる。中島みゆきの様なものか。MCも素を出さなければ、ミステリアス美人で良かったのに。

 そして、いよいよちらさん率いるBon Vojiの出番。定番ヒット曲でホッとするな〜。音も他のバンドよりやや小さめでヴォーカルが大きく、バランスよく聞けた。ほとんどノンストップで6曲やったので、ヴォーカルのへるすけくんがしんどそうだったけど、ちらさんが弾きながら口ずさんだり、とっても楽しそうに弾いていた。ちらさんが若いメンバーの中でも、違和感ないのがすごい。

 そして、トリはAttack!。いつも楽しいステージ。リーダさんのハイ・トーンが響き渡る。♪会長♪の動きいいな〜。ジョージくんとともに、楽しい系のステージの良いお手本だ。途中からギターを、先日衝動買いしたと言う、ゼマイティスのVに持ち替えた。衝動買いってくらいだから、5〜6万円くらいかと思っていたが、この前楽器屋で見つけて、その値段にビックリ!これを衝動買いするってことに、衝動的に殺意を持つほどの価格だった。今度♪会長♪の家に行って、ギター一本ねだってみようかな。サービス精神旺盛なAttack!は、自分のイベントなのに、持ち時間が少なくなり、詰め込んでやるって言うサービスぶりだった。ああ、ポイント・カード忘れた!今度押してもらおっと。

仲良きことは美しき哉2008年03月29日

 イースターネタを書きますと那由他さんに約束したのに、写真が見つからない。今晩でも再度探してみます。

 27日に、久しぶりにPSYCHO kui METALLICS (サイコキメタリックス)を見に行った。2月に行くつもりだったが、ヨースティーの入院で断念したリベンジも兼ねてだ。しかし、サイコキ見に行くのは1年以上ぶり。ドラムが新しくなってから見に行ってない。去年RAGに出演したときは、遅れて行ったので見損ねてる。さて、久しぶりのサイコキ・・・・・・良かった!バンドとして、すごくまとまっていた。ドラマーのリンリンを見るのは初めてだが、パワフルでいい叩きっぷりだったし。ベースのゆうちゃんもしっかりしたな〜って嬉しくなったし。ギターの佐藤☆様も、開始前にちょっとトラブったけど、そんなの関係ないプレイだったし。HIROCKの歌もよく届いてた。特に今回、歌詞がよく聞こえたのが良かったよ。バンドとしての成長は、メンバーの仲の良さが安心感につながり、それが自信になってプレイに表れているのだろう。我々もがんばらねばと、エネルギーをもらったライブだった。