親だけ感動の運動会2008年10月05日

 昨日の事件。妻は逃げてきた子にえらく同情していたが、周りの反応は全て、子供たちが無事で良かっただった。そのとき、逃げ込んだ子を見て大丈夫だろう判断したので、それほど慌てなかったようだが、やはり自分の子供の安全確保を一番にするように言った。

 さて、一夜明けて、今日は保育園の運動会だった。いつも運動会の直前に、保育園に行くのを嫌がっていたチピラも、今年は大丈夫だった。だが、一番の心配はヨースティーだ。去年はお遊戯でもずっと棒立ち。まあ、クラスの半分がそんな状態なんだけど、今年は年少クラスだから、ちょっとはがんばって欲しいな〜、ほんとかけらでもいいから。と思って競技を見ていた。

 練習と違い、お客さんがいっぱいのところで、気後れしたりグズッたりしないかなと心配だ。練習の時も、お腹がすく時間になると、練習嫌がってやらなかったりしてたみたいだし・・・。ところが!ヨースティー、入場行進もこちらに手を振る余裕ぶり。競争も、障害走も、ダンスも親としては完璧に近いくらいこなしてくれた。

 最初、お遊戯は絶対踊らないと思っていた。チピラは「崖の上のポニョ」の歌で踊った。練習の時から、家に帰って歌って踊ってくれてたが、ヨースティーは絶対してくれなかった。「やって」と言っても「嫌」と言うだけ。ところが、お姉ちゃんのポニョの踊りは、歌って踊ってくれる。見よう見まねで憶えたか?踊りがダメなら、駆けっこだけでもと、先週の区民運動会に行ったが、運動会と聞いただけで拒否反応起こすくらいだった。よっぽど練習が嫌なんだろうな・・・こりゃ本番無理だなって思ってた。ところが!ちゃんと踊ってる!!それだけで胸がいっぱいになった。

 一方チピラは、毎年憶えるのが早く、練習がつまらなくなるから、行きたく無いと言い出す。ちゃんとわかってても、練習は大事やでと言い聞かせて、今年は登園拒否起こす事無く通ってくれた。でも、競技中さえ無い顔をしていた。かえってから聞いたら、練習ではいつも一番になってたのに、今日は一番に慣れなかったとぼやいてた。来年がんばれ!