西和辞典2009年07月06日

日本語の響きでかわいくても・・・
 昨日BOOK OFFに行ったら、小学館の西和中辞典が売ってた。西和と言うのは「スペインー日本」。要するにスペイン語の辞書だ。学生時代、西和辞典は手頃な物だと白水社の物しかなかった。初版が1958年で、土人やツンボ、メクラなど今では差別用語と呼ばれる言葉での訳も満載だ。当時で30年以上も前に編纂された辞書なので仕方ない。とは言え、不便は感じなかったけど(笑)

 ところが、90年になって、92年のバルセロナ・オリンピックを当て込んでか、新しい辞書が小学館と研究社から発売された。どちらにも知っている教授の名前があったが、研究社の方が、ゼミの教授も関わっていたので、買うならそっちだなと思っていた。しかし、90年と言えば卒業の年。わざわざ数千円もする辞書も必要ないので、そのまま買わずじまいだった。

 去年、日本橋の古本屋に、新品の研究社の西和辞典があった。4000円か4500円の定価だが、1500円だった。かなり悩んだが、買う人もいないだろう、そのうち買おうと思っていたら、次ぎ行ったら無かった!そこは、新品の辞書でも、結構値引きしている。また入荷するかなと思ったが、それ以来入ってこない。

 そして昨日、ふと立ち寄ったBOOK OFFで見つけた小学館の西和辞典、定価6120円+税に105円の値札が。ああ、いくら需要が少ないからって105円って・・・、でもラッキー!と即買い。挿絵もあり、なかなか読み応えがありそうだ。だが、読破することは無いだろう(爆)