国の代表とは2010年02月13日

 冬季オリンピックが始まったようだ。依然、うちでテレビは風呂しか見られないので、ネットのニュースで知るだけなんだが。そう言えば、以前は何度チューニングしても2と4しか映らなかった(しかも砂絵のような画像)が、昨年末に再度チューニングしたら、全チャンネル、とりあえず映るようになった。アナログ放送も、ロウソクの灯火のように、消える前に電波が強くなったのか?ただ、8と10はほとんど観られない。天気のいい日だと、電波の状況がいいのか、きれいに映るときもあるが、それでもテロップなんか読めるレベルには達していない。

 それはいいとして、バンクーバー・オリンピックが競技も始まる前から熱いようだ(笑)国母とか言う選手の服装がどうだとか、謝りかたが悪いとかで、いろいろもめてるらしい。

 どんな格好をしてたのか、映像など見てないが、シャツを出してズボンをずらしてと言うことで、だいたい想像がつく。中高生がよくやってるあれだな〜って。私にはとてもカッコいいとは思えないが、本人にとってはカッコいいんだろう。だったらいいじゃない。

 謝りかたが悪いという点は、これも映像など見てないけど、「反省してま〜す」と言う語尾を伸ばしたのが、バカにしたように聴こえたのはしかたないな。これは国母選手が悪い。反省してないなら、「反省してませ〜ん。だってこれが俺のフォーマルなんだからピョン」くらい言って欲しかった。それなら世間も、ああそうなのかと納得・・・しないかな??

 こういう風に、世間の非難が集中したのは、やはりオリンピック=日本の代表として世界が観ていると思っているからだろう。果たして世界は、一人の若者が他の人とは違う着こなしでオリンピックに参加した事に対して、ああ日本ってだらしないな〜って思うだろうか?なんかおもろいやついるで〜!くらいなんじゃないかな?

 乱れ、乱れと言うが、昔オリンピックの入場行進で、日本はきっちり整列して歩いていた。アメリカなんかバラバラで、勝手に手を振ったり、ビデオカメラ片手だったりと、さすが自由の国だ!なんて思ったもんだ。いつからだろう、そのうち日本も整列なんかしなくなった。今時整列して行進するなんて、高校野球か北朝鮮くらいだ。ファッションも言葉も生き物。相撲のように、伝統の上に成り立っているものではないんだから、そのくらい大目に見てもいいんじゃないかな〜。

 ただ、この国母選手。肝心の成績がいまいちだと、また叩かれるんだろうな。そう言う意味でも、がんばってもらいたい。

 もうひとつ、ビジュアル系バンド「我羇道」のメンバーが事故死というニュースがあった。我羇道という名前自体初めて聞いたが、バンドメンバーをのせた車で移動中の事故と聴き、我々の周りでも、アマチュアながら遠征している人たちもいて、他人事ではない感じがした。遠征となると、機材もあるし車での移動が大半だ。仕事もあるだろうし、それほど余裕持った日程も組めないので、どうしても強行軍となってしまう。夜間や寝不足での移動は危険も大きい。遠征時には、みんな気をつけてください。