育つ、育てる2010年04月17日

 「イヤ〜!おかあ〜さ〜ん!!ビエ〜〜〜〜!!!」鼻水と涙でグチャグチャになりながら、必死に母親にすがりつく子供たち。こんな光景を見ると、ああ4月だな〜なんて感じる、朝の保育園(爆)初めて子供を預ける母親は「こんなに泣いてて、大丈夫ですか?今日は連れて帰りましょうか・・・」と、あまりに泣き叫ぶ我が子を見て、不安なまなざしを先生に向ける。先生たちは慣れたもので、「大丈夫ですよ。教室に入ったら、ケロッとして遊んでますから!」と、子供を抱きかかえて連れて行く。遠ざかる泣き声に、後ろ髪を引かれながら、今生の別のような寂しさと罪悪感につつまれて園を後にするお母さんたち。ああ、懐かしいな〜(笑)一、二週間もすれば、子供もそこが遊び場だとわかって、喜んでいくようになる。それはそれで、また寂しいのだが。幼児や年少の時は、教室まで行って、ちゃんと用意をするか見ていたが、年長ともなれば、教室の前でバイバイと淡白なものだ。

 一昨日、チピラが登校する時に、ついでに回覧板を持っていった。数軒先までだが、手をつないで歩いたら「なんか、保育園に行ってた時を思い出した」なんてませた事言ってた。小学校に通い始めて、まだ一週間しか経ってないのに(笑)最初は保育園の先生たちに、ランリュック姿を見てもらいたいから、まず学童へ迎えに行ってから保育園へ行って欲しいと言い、先生たちに、小学生になった姿を見せびらかしていた(笑)

 昨日は、学校でちょっとした事件があったようで、帰りにその事を話してくれた。クラスに、髪をかなり明るい黄土色に染めている子がいるが、その子が他の子にケガをさせたと言うことだった。ささいな事が原因だが、ケガをさせられた子の親が呼ばれて、病院へ行ったそうだ。幸い、ケガはたいした事なかったようだ。

 ケガをさせた子は、小学校で初めて一緒になるので、どう言う子供かわからないが、髪を染めてた子と言う事だけで、ああ、あの子ね、となってしまう事は否めない。人を外見で判断する事はしたくないが、その人となりを知るまでは、やはり見た目の印象に左右される。子供の場合、髪を染めるのはその子の意思ではなく、たぶん親がやっているのだろう。髪を染めた小学生が乱暴をはたらいたと聞けば、ああ、染めさせた親もうっとしいんだろうと思ってしまうのは、偏見だろうか。

 入学前の説明会で、校長先生は、子供に携帯電話を持たせない、そして髪を染めないで欲しいと言ったそうだ。一人でもそれをすると、他の子もやりたがり、歯止めが利かなくなるからだ。社会にはルールというものがある。学校は、勉強はもちろんだが、社会に出て行くための常識やルールを習得する場でもある。子供の髪を染めた親は、個人の勝手だろう、自由だろうと言うんだろうが、本当にそうだろうか。自分勝手な理屈や権利を主張し、義務を果たさない。周りからそう見られても、仕方ないんじゃなかろうか。

 子供の髪を染めるのは自由だが、私は必要ないと思う。ファッションのつもりだろうが、子供には子供しか持ち得ないかわいさがあり、それは決して髪を染めて引き立てられるものではない。そういう所を見つけられない親は、全てではないだろうが、少々問題ある人なんじゃないかって思ってしまう。学校の方針に反して、子供の髪を染める事は、ただでさえ、色眼鏡で見られがちだ。もし、きちんとしていると見られたいのなら、普通の人以上にちゃんとした態度でいなければならないだろう。今回の件について、その子の親がどう言う対応をするのか興味あるところだ。その子のためにも、やっていい事悪い事、悪い事をしたらどうするのかと言うことを、手本となって示してもらいたい。