テレビの終わる日2011年01月31日

今朝は寒かった。午前7時で−3度ってエアコンが言ってた。ヨースティーを送っていく時、外のバケツの水の氷を割ろうと思ったら、バケツの水が全部凍ってた!そんなの初めてで、ちょっとビックリ。鉢植えの土もツンドラになってた。チューリップ、大丈夫かな?

テレビのアナログ放送終了まで半年を切ったと、連日うるさい。先日も実家でNHKが流れていたら、突然「ザー」っと砂嵐状態になり、「あなたがご覧になっているのはアナログ放送です」と言うテロップが流れた。すぐ元に戻るのかと思いきや、30秒ほどその状態が続く。そして、地デジカとか言うキャラクターが「ビックリさせてごめんなさい」だと。何だ、この嫌がらせは!やくざと一緒。完全な脅迫だ。どのメディアも、まるで地球が終わるかのように、地デジ対策、地デジ対策と人々の恐怖心をあおって危機感を抱かせ、新しいテレビを買いましょうと大騒ぎしている。アナログのままだと、困りますよ!困りますよ!と騒いでいるが、放っておいても単にテレビが見られなくなるだけ。困るのはテレビ局の方だ。水道やガスや電気が止まるわけではないから、生活に支障をきたすわけではない。

我が家は4年半前に引っ越してから、アンテナを立ててないので、テレビが映らない生活だ。でも、テレビもビデオもDVDも一応あるので、録画してもらったものやレンタルでは見ることが出来る。まあ、見るとしてもほとんど子供向けのアニメばかり。以前は、結構な数の子供番組を実家で録画してもらっていたが、実家のDVDの調子が悪くなったので、ここ1年以上は、新規に録画をもらうことも無かった。それでも、暇だとか、退屈だとか言うことも無く、子供たちは、テレビが見たければ、昔録った番組を見て喜んでいた。

最初の頃は、少し落ち着かなかったが、それもすぐ慣れた。その後ラジオを聞くようになった。当初FMを聞いていたが、やっぱりAM(笑)当たり前だがニュースも流れるし、特に生活に不自由はなかった。しかし、世間はと言えば、テレビは映って当たり前。話の流れでテレビが映らないと言うと、「信じられない」「そんな生活できない」「教育的にですか?」など一様に驚かれる。すっかりアルムおんじのような変人扱いだ。今まで、唯一「すばらしい!」と言ったのは、小学校長だけだった。しかし、別に教育的見地から、テレビを排除しているわけではないのだが(笑)私の両親も、テレビが見られないと、子供たちが学校でいじめられるから、早くアンテナをつけろと言うし、弟は私のわがままでアンテナを立ててないと思っているようで、私の妻は、そのことについてどう言ってると問いただしてくる。妻はテレビに関しては、全く関心が無く、見られなくても全然平気と言っているのだが・・・。

よく、テレビが無いといじめられるというのだが、果たしてそんないじめは存在するんだろうか?クラス全員が、全く同じ番組を見ているとは考えられないし、また、見ていても怖いものもある。もちろん、人気番組ってのもあるだろうし、流行語やアイドル情報なんかもほとんどテレビから得るだろう。でも、二人とも、オッパッピーやラブ注入やAKBの歌のサビなんか、保育園や学校で、他の友達がやっているのを見聞きして、ちゃんと知ってる。また、学校で、テレビ番組の話題に取り残されて、嫌な思いをしたことがあるかと聞いても、そんなこと無いと言うし。むしろ、子供たちの話題は、テレビよりDSなどのゲームが中心かもしれない。

昔は、私もよくテレビを見ていた。子供の頃は、ウルトラセブン、仮面ライダー、天才バカボン、吉本新喜劇、8時だよ全員集合!、キー・ハンターなんかも見てたな(笑)ほんと、テレビを見ない日は無かった。一人暮らしの時は、とりあえず点けていた。点けているけど、画面は見てない。それならラジオでもいいんじゃないかと思うが、何か動くものが欲しかった。人恋しかったんだろうか(笑)今でも実家へ行って、テレビが点いてないと、別に人恋しいわけではないが、何気なく点けて、ぼんやりと見たりしている。見ているとも見ていないとも言えない、ぼんやりした時間を、テレビの前で過ごすのである。そりゃそうだ。これを見ようと思って点けたんじゃないから。たぶん、ぼんやりテレビを見ている時って、何も考えてない、寝ているのと同じなんじゃないだろうか。それが顕著なのがザッピングと言う奴だな。うちの父親などは、しょーもない!つまらん!と言いながら、一日中テレビを見ている(爆)

そう言えば、昔から、親が見せたくない番組は、子供が見たがる番組だったな。下品だとか言うけど、子供は下品なことが大好きだし。教育によく無いとかいいながら、じゃあテレビを無くしましょうとはいかなかったんだな。テレビが無いと、子供時代の思い出話ができなくなるだろうか??それも寂しいかな。

コメント

_ 那由他 ― 2011年02月01日 22時36分49秒

テレビっ子でした。一時期、小学校6年の頃だったか、
どういう経緯だったかはっきりは覚えていませんが、
(信頼してた担任がテレビ無しの生活を勧めたのかもしれません)
一家全員で、テレビを見るのをやめよう、となって、
しばらくテレビ無しの生活が続いてました。
父は、帰りが遅かったので帰ってから見てたのかもしれませんが、
私と妹は、それぞれが本を読んだり、ぼやーっとしたり・・・
テレビがないからと言って、どうってことはなかったです。

そのうち中学になって、またテレビ有りの生活に戻りました。
とはいえ、自分の部屋でFMラジオを聞いたりすることが多くなっていき・・・

ここのところ、テレビ番組は、お笑い、クイズ、面白映像、雑学、刑事物と流行り廃りがありますね。
あいも変わらず見ているのは「笑点」です。

昔見たテレビ番組の主題歌とかYouTubeで見つけると、懐かしいです。

_ ジャスミン ― 2011年02月01日 23時35分50秒

ヽ(^Д^*)/おひさ~♪ 
相変わらずウマいコラムだな、と感心しつつ・・・

Jも昔はTVっ子でした。
殆ど一日中TVつけっぱなしの環境で、「8時だよ~」を見ていると
必ずJ父が「劣悪番組だ」とケチをつけてくるのがウザかった。
その父がこの間「バカ殿」で笑ってるのを見て、脱力しました。

JはネットするようになってTVは殆ど見なくなったのでもし地デジ化で見れなくなってもそう困ることはないのでいいんですが(ドラマはまとめ動画で見れるしね)、J子2は「TVがないと生きていけない」とまで言い切ります。(ーー;)
子忍者達が羨ましい。(苦笑)

_ 忍者 ― 2011年02月02日 00時06分34秒

那由他さん
私も小学生の頃は、一週間の子供番組表を全部憶えているほどよく見てました。

>一家全員で、テレビを見るのをやめよう、となって、
子供だけでなく、家族で実践するところがいいですね。子供の意見をちゃんと聴いてくれるご両親だったんですね。

>それぞれが本を読んだり、ぼやーっとしたり・・・
うちは代わりにビデオ見たりしてましたから、反則ですね(笑)それ以外は、お絵描きしたり、おもちゃで遊んだり、人生ゲームやトランプしたりしてました。

人生のほとんど、テレビを見てましたが、大学時代は、ほとんど見ることがありませんでした。夜学で、帰りが毎日11時過ぎだったので、朝食中にちょっと見て、帰って夜食食べながらちょっと見ると言う感じでしたね。

それから、スペインにいた時もあまり見ませんでした。当時スペインには、国営放送の2チャンネルしか無く、1チャンネルは、朝と夜だけ。昼間は放送してませんでした。夜も10時くらいまでだったと思います。もう1チャンネルは、朝から夜までやってましたが、それでも12時頃には終わってました。まあ、生活自体が、テレビよりよっぽど面白かったからでしょうか。私が借りてた部屋のリビングにあったテレビは白黒の真空管で、スイッチを入れてもなかなか点かず、切ると画面が真ん中にシュッ!と集まって、しばらく白い点が光ってました。懐かし〜

>あいも変わらず見ているのは「笑点」です。
長いですね。チピラも大喜利好きです。

_ 忍者 ― 2011年02月02日 00時22分09秒

ジャスミンさん
大雪、大変ですね。雪で見えなくなった溝とかにはまって亡くなっている人もいるようですから、気をつけてください。

>相変わらずウマいコラムだな、と感心しつつ・・・
とんでも無いです。タダの愚痴です(笑)

>必ずJ父が「劣悪番組だ」とケチをつけてくるのがウザかった。
そうなんですよね。テレビ見て大笑いしていると「こんなんどこがおもろいねん」とケチつけられてましたよ。

>その父がこの間「バカ殿」で笑ってるのを見て、脱力しました。
おとうさん、バカ殿見てることがすごいです。

>ドラマはまとめ動画で見れるしね
将来は、テレビはそうなるでしょうね。好きな時に、好きなものを個人単位で見る。ジャスミンさん、最先端行ってるんじゃないですか〜

>J子2は「TVがないと生きていけない」とまで言い切ります(ーー;)
そうでしょうね。うちの子たちも、ビデオ見たいと毎日言ってますよ。結果的には、同じだと思います(笑)

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