主題歌に踊り付ければ大ヒット?? ― 2011年10月24日
この前、妖怪人間ベムの実写版を見た。アニメの名作だと思われる分、酷評覚悟で作ったんだろうな。怪物くんは、結構成功した様だが、あれはお笑い分野に入る、アダムス・ファミリーのようなもの。いや、そのものか。でも、ベムは違うからな〜。子供の頃、ホント怖かったのを憶えている。もちろん、その怖さや不気味さは、ベムたちの側ではなく、敵となる幽霊や化け物にあった。そして、その不気味さを盛り上げているのが、舞台となる街。あの、暗いヨーロッパ的な風景は、かなり恐怖心をあおってくれた。
一方今回の実写版。設定が日本だ。もちろん、風景に不気味さは無い。人間の家族とご飯食べて、箸使いまで誉められてる。なるほど、三本指じゃないのは、このためか!そして、敵は悪い人間なのかと思いきや、人を乗っ取る怪しいやつが出て来た。悪いのは、悪の心とか言うんじゃなく、やはり妖怪の仕業か。しかし、そうなると、何となく日曜朝の戦隊ものっぽい感じもするな。
ベムだが、イケメンだ(笑)ドラマの主役だから、仕方あるまい(笑)謎の男というのも登場する。いや、どう見てもこいつがベムだろ?まあ、主役のベムは、こんなんじゃない!って言うクレームに対応するための役か??敵や街に怖さが無いと言う時点で既に別物なので、その辺は割り切っても良かったような気もするけど。そうそう、オープニングの「それは、いつ生まれたのか誰も知らない〜〜」の映像が、アニメと全く同じ実写だったのが、これで許してくださいとこびてるようで、何となく笑えた。いや、にやりとね。
そういえば、昔ベラ似の彼女がいたな〜。いや、ムチなんか使わないよ(爆)
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