夏の旅行、藻の林を越え2013年12月19日

カッパのフロートが大人気

今週末から冬休みが始まるってのに、まだ夏休みの話(爆)ここからは駆け足で。

明浜の民宿は、サービスはいまいちだが、料理はおいしかった。予約時に、子供の料理などを訪ねたら、食堂も兼ねてるので、子供は素泊まりにして、当日メニュー見て頼んでもいいと言うことだったが、大人の分だけで食べきれないくらいだった。何か一品くらいは頼んどくかと、シラス丼を頼んだら、大根おろしに山盛りのシラス。その真ん中に卵黄が乗っけてあって、メチャメチャ美味しかった!昨日は山の幸。今日は海の幸。四国は、食べ物外れ無し!

明くる日海で泳いだが、水がきれい!透明度2~30mはあるよ。砂浜は、すぐに2mくらいの深さになり、4mくらいの深さが岸から4~50mの所まで続く。白い砂地のそこには、小さな魚や大きなボラが泳いでいた。岸から4~50m離れた所には、横一面に海藻のカーテンがある。水深6~7mの底から生えている藻は、水面1mくらいの所まで伸びている。それが岸とは平行に、びっしりと壁を造っている。近寄るが、何か出てきそうで怖い(笑)妻が藻の壁の向こう側へ行き、きれいだったから見て来いと言う。しょうがない、意を決していく事にした(笑)

一人だと怖いので、子供たちを連れて行った(爆)子供たちも、やっぱり怖がったが、三人連なって4~5mほどの藻の壁を通り抜けた。そのさきは、淡い青色の海が広がっていた。透明度抜群なのに、向こうは見えない。空とも海とも違う、なんとも言えない優しい水色。底を見ると、かすかに岩場の様なものが見えた。目の前には、美しすぎる自然があるのだが、緊張感はピークに近かった(爆)やっぱり怖い!

きれいな海中の景色もそこそこに岸へ戻る。子供たちもやっぱり怖かったみたい。ヨースティーは「サメが来たら怖いて思ったけど、三人で縦につながったら、大きく見えるから逃げるな〜て思った」と、先日テレビで見た知識を披露していた。

こんなにきれいな海水浴場だが、人が少ない。土曜日なのに。夕方からカッパ祭なので、混むのは翌日かな?我々は1時頃まで泳いで、高知へ向かった。

途中、四国カルストと四万十川に寄りたかったが、なかなかストレートに道が通じていない。地図の県道も、初日みたいにどんな道だかわからないし。途中ガソリンスタンドで道を聞く。四国カルストへは、大規模林道って言うのがあるから、そこが広くていいと教えられる。但し、大規模林道へ行くまでが、やはり狭い山道だった。ずっと車に乗っていて、子供たちも退屈。地図で牧場を見つけたので、そこでアイスクリームを食べよう!と食べ物でごまかす(笑)見学もできるその牧場は、食肉用で、ソーセージとかハムとか売ってたけど、アイスは無かった。四国カルストの牧場ならあるよと励まし出発。やっと大規模林道へ。大規模林道は、きれいに舗装されているが、山のかなり高いところを通っている様だ。1時間程走るが、店も家も対向車もない。そういや、昔ツーリングできた時も、こんな感じだったな。

無事四国カルストに着いて、アイスも食べた。景色もそこそこに高知へ向かう。やっぱり山道を走り、途中「R440(近道)←・→R440」なんてひっかけ?と思われるような標識をたよりに町へ出て、9時過ぎにやっと高知へ着いた。

やっぱり続く

夏の旅行、豪雨でトンネルを越え2013年12月20日

私は怖いので渡ってません

高知は暑かった。夏に南国来てるんだから、当たり前なんだが、蒸し暑さが京都以上に感じられた。それから一週間後に、四万十市で、史上最高気温を出した頃だから当然か。高知も松山と同じ、路面電車が街中を走っている。ちょっと違った風景が、旅行気分を演出してくれるが、交差点などいつも以上に気を遣うので、やっぱり走りにくいな。

高知の宿は、河辺のビジネスホテル。と言っても古いホテルで、部屋は広くて旅館のような作りだった。ビジネスホテルなのに、布団敷いてくれるし。

翌朝、日本三大がっかり名所のはりまや橋を渡り、高知名物日曜市へ出かける。延々と並ぶ露天は、ほとんどが食料品。朝ご飯も兼ねながら、もちきびやところてん、アイスクリンなどを食べ歩く。また、鯵の干物や手づくりこんにゃくなども買った。あちこちで売られている「りゅうきゅう」と言う、アロエベラによく似たものも買った。炒め物やみそ汁の具にするらしい。帰りにヨースティーが路面電車に乗りたいというので、ホテルまでの一駅だけ乗った(笑)松山では興味を示さなかったのに。

その後、自分でカツオのたたきを焼かせてくれる「たたき道場」で昼食。子供たちは、お腹空いてないからいらないと言ったが、一切れ食べたら、やっぱり食べる!焼きたては、やっぱり美味しい。その後、チピラの友だちが龍馬ファンだというので、龍馬の土産を買い、桂浜へ。あの銅像が、あんなに高い所にあるとは。桂浜に降りるが、波が荒いので、絶対に岸に近づかないで、子供の手は離さないようにと警告される。

時間は1時前頃か。さて、のんびり帰路に着くかと、高速のインターまで走り出したら、突然黒い雲が街を覆い尽くし、どしゃ降りの雨が降ってきた。ワイパーが追いつかないゲリラ豪雨。帰りに大歩危、小歩危に寄ろうと思ったが、これじゃあ無理っぽい。高速も50キロ規制だが、ホント前が見えない。

高速はいくつかトンネルを通り、だんだんと徳島へ。すると、トンネル越えたら雨は止んでいた。道路も半分乾いている。これはいけるんじゃ?と、一旦高速を降りる。料金所のおじさんに「高知は雨すごかったよ」と言うと「ここは10分程前に止んだよ」と教えてくれた。ETCじゃ、こんな情報は得られない(笑)ナビがもっと正確な事教えてくれるかもしれないけど(爆)そのまま大歩危を通りかずら橋へ。足下から渓流がすけすけの橋を「何でお金出して、こんな怖い思いしなあかんねん!(ヨースティー談)」と渡り、鮎の塩焼き、でこまわしを食べて、再び大歩危、小歩危の景色を楽しみながら高速へ。長かった四国の旅も終わった。

遠いと思っていたが、高速がつながっているので、案外近かった愛媛県。四国全般、食べ物や水、自然は格段によかったので、4日間の走行距離1280kmも苦にならなかった。仕事があれば暮らしたいくらいだが、やはりそれは地元の人も同じで、若い人は仕事がないので、都会に出て行かざるを得ないと言ってた。今度はいつ行けるかな〜。

今年のライブ終了2013年12月25日

22日に行われた「大人のけいおん大忘年会」は、無事修了しました。ありがとうございました。我々FOREFINGERはFOURFINGERとして出演。その二度と聴けないセットリストはこんな感じ。

  1. 太陽にほえろ
  2. 傷だらけの天使
  3. 俺たちの勲章
  4. あまちゃん
  5. The Dock Of The Bay
  6. Stand By Me
  7. Feels Like The First Time
  8. Hot Blooded

本当はフォリナーを封印するつもりだったんですが、やはり得意なものも聴いてもらおうと1曲入れる事にしました。最後のHot Bloodedは、ありがたくもアンコールをいただいたので、急遽差し込みました。

前半は、ドラマ主題歌。昨年のFOREFINGER結成10周年イベントで活躍してくれたSayuさんがソプラノ・サックスで盛り上げてくれました。「太陽にほえろ」「傷だらけの天使」「俺たちの勲章」は、もう40年近く前の曲になるんですね。そして、ただ懐かしいだけじゃない、最新ヒット「あまちゃん」もやりました。実はドラマ見てなかったんですが(爆)ある時、ふとテレビから流れたこの曲を聴いて、これやったら楽しいな!と、強引にねじ込みました。こんな印象的な主題歌って久しぶりです。もっとも、日本のドラマはほとんど見ませんけど(半沢直樹も見てなかったし:笑)またいつか、海外ドラマ主題歌やCMソングなどやってみたいですね。

今回、チピラとヨースティーが観戦に来ましたが「うるさい」と言う感想でした(爆)楽器にはまだまだ興味ないそうです(笑)

指にピアス2013年12月29日

先週まで指にピアスをしていた(爆)骨折治療のためだ。10月初め、子供とその友だちたちとドッヂボールをした。大人は私一人で、子供5人がバレーボールを各自持って攻撃してくる。一度に2〜3個のボールが飛んでくるが、小学校3、4年生のボールなんて、まだまだ屁でもない(笑)と油断していたら、思わぬ方向から飛んできたボールに、反射的に手を出した。「!」右手中指が、完全に反対に曲がったような感覚を憶え、強烈な痛みが。「突き指やな」指は青黒く腫れていた。子供たちの手前、平静を装ったが、それから後は左手で投げなきゃいけないほどだった。

翌日病院へ行き、レントゲンを撮ると、「折れてますね」と一言。右中指第一関節の根本が2mmほど欠けているのがはっきりわかる。「このまま固定しても、骨が離れているので、くっつくのは難しいですね。手術が必要です。」しゅ、手術?ネットでよその病院のHPを見ながら説明された。まず、1本のワイヤーで第一関節と第二関節を貫通させて固定。離れた骨片をもう1本のワイヤーで押さえるというものだった。医者は「どうします?」と訊いてくるが、「やらないと治らないですね。」じゃあ、やるしかないやん。と言う事で、翌週手術をした。

骨折は、以前スペインで交通事故にあった時に経験したが、手術は初めて。当日、待っている間も不安と緊張で落ち着かない。名前を呼ばれて、看護士さんと一緒に手術室へ。結構こじんまりとした手術室だ。上半身裸になり手術台に横たわる。ライトはもっと大きいと思ったが、案外小さいもので、患部を照らせるように可動式だった。イソジンのような消毒液を指に塗るのだが、五本の指から手のひら、手首、腕って、おいおいどこまで塗るねん!結局指先の手術なのに肘まで塗られ、右手は茶色に!そこから先は、小さなカーテンで仕切られて見えなくなった。

いよいよ手術が始まる。ドキドキはピークだ。心電図のモニターもドキドキしてるんじゃないか?執刀医は二人。「麻酔します。ちょっと痛いですよ」と、中指の付け根二箇所に麻酔をされた。手のひらの中心部に痛みが走り、だんだんしびれてきた。「どうですか?感じますか?」と指を触られる。結構感触がある。「まだ効いてないですね」そう言うと、また二回。「どうですか?」指先を触られるが、結構痛む。「まだ痛いです」「麻酔が効きにくいのかな?」と、またまた注射。こちらも、どのくらいしびれたらいいのかわからないし、これからドリルで指に穴を開けるのに、開け始めてからいたかったら嫌だから、全く感じなくなるまで、結局7回も麻酔を打たれた(笑)

手術の様子は見られないが、小型レントゲンが私の横にあり、それを見ながら手術は進められた。ただ、眼鏡を外していたので、細かい所は見えなかった。しかし、ドリルの音が聞こえ、「1.2mmにしましょうか」と先生の話し声も聞こえる。緊張をほぐすために、看護士さんが横で話し相手になってくれてた。手術は20分程で終了。会計をカードで支払ったが、右手が麻酔でしびれてボールペンが持てず、サインができない。見かねた会計の人が「左手でもいいですよ」って、あかんやろ!(爆)やっとの事でサインしたが、これで通ったらカード会社信用しないぞ!って字になった(笑)だが、翌月しっかり落ちていた。

朝一で手術し、昼頃には麻酔が切れてきた。すると、指先に激痛が!そりゃそうだ。ドリルで穴開けて、太い針金2本刺さってるんだから。鎮痛剤を飲むが、夜も寝られず。その日から3日間、常に指と爪の間に爪楊枝を刺されてグリグリされているような痛みが続いた。ところが、4日目にその痛みがスッと取れた。それ以降はほとんど痛みもなくなった。消毒の時に見た自分の右中指は、まさに「突き刺さってる!」って感じ。メスとか使わず、直接ドリルで穴開けてるのね(爆)乱暴だ、外科手術。写真はあるけど、グロいので控えます(笑)でも「マレット骨折」などで検索すると、いっぱい出てきます(爆)

手術が10月9日だったので、11月初めにはピンも抜け、12月初めには完治するかなと思っていたのだが、歳のせいか治りが遅く、ピンを抜いたのは12月18日だった。「抜く時はどうするんですか?」と訊くと「そのまま引っぱって抜きます」と言う、恐ろしい答えだった。しかし、頼りない医者で「ピン抜きますか?どうします?」と何度も訊いてくる。「そんな事患者に訊かず、お前が判断しろ!」と思ったが、やんわりと「先生決めてください」と言っといた。

ピンを抜いて三日後。固くなった関節のリハビリが始まった。指を曲げ伸ばししてもらうのだが、これが、また折れるんじゃないかってくらい曲げられる。めちゃめちゃ痛い!「リハビリの方が痛いってみなさんおっしゃいます」とにこやかに言われた(笑)長い人で3〜4ヶ月通うらしい。でも「初めてにしてはよく曲がってますよ」と誉められた。一週間後、二度目のリハビリ。顔が歪む程の自主トレが効いたのか、最大近く曲がるようになってきた。リハビリは短く済みそうだ。

今回のケガで、一番の心配が、ライブに間に合うかと言う事だったが、包帯がジャマにはなるものの結構弾けるもので、特に問題なかった(笑)さあ、この休みは指の筋トレだ!(爆)