結膜炎2005年06月21日

3日ほど前から、目が痛がゆい、白目が真っ赤に染まっている。やばいなと思って目医者へ行った。結膜炎だった。娘が保育園に通うようになってから、中耳炎、急性副鼻腔炎、風邪などいろんな病気になる。しかし、結膜炎は娘には発症していない。たぶん、この前ビワの実取り&剪定のため、実家に庭でゴーグルもせず、ノコギリでごりごりとやったからだろう。木には鳥の糞とかも着いているので、それらのばい菌が目に入ったのが原因のようだ。

20年ぶりくらいに目医者へ行ったが、あふれるほど人が待っていた。小学校の検診の後だろうか、ほとんどが親子連れ。1時間半ほど待たされての診察だった。特効薬はないので、抗菌の目薬を差すだけだが、目の負担を考えて、コンタクトレンズはしばらくやめてくださいと言われた。さて困った。実はメガネを持っていないのだ。高校三年生から、ずっとコンタクトレンズだけで過ごしてきた。コンタクトがダメだとなるとメガネを作らねば。まあ、休日などほとんど家にいるときは、簡単に掛けられるメガネが欲しいなと常々思っていたので、メガネを買いに行くことにした。

初めての眼鏡2005年06月22日

眼鏡屋へ行った。去年妻が買ったビジョン・メガネ。その時は年末セールで、50%offの物を2本買ったかな。子供用のサングラスを娘がえらく気に入り、「かっこいい」と言っては、動物モチーフのサングラスを掛けている。

たぶん7月にはセールをやると思うが、そこまで待っていられない。とにかく安いものを探す。しかし、やはり買うからには、少しでも似合った物がいいのが人情。が、気に入った物は高い。選んでいる途中で娘がウンコをしたりと、バタバタしたあげく、店員さんの薦めてくれたのに決めた。

検眼をしたが、店員さん曰く、「かなり視力が落ちてますね。」と言われた。自分では昔とそれほど変わってないと思っていたし、ときどきメガネ無しでもよく見えるときがある。「0.3くらいですか?」と訊くと「いえ、0.03くらいですか・・・」と言葉をにごす。その数値を聞いて、ちょっとめまいがした。

「左右の視力が極端に違う上に、左が乱視ですから、初めてのメガネだとかなり違和感がありますよ。」と言われた。「1.0位まで持っていくと、慣れるまでかなりかかるので、弱めにしときましょうか。」と言われた。しかし、はっきり見たいので、「1.0にします。」と言ったのだが、サンプルレンズをつけたメガネを通した世界は、まるで別だった。まず、自分の手がやけに小さく見える。真っ直ぐであるべき物が曲がって見える。めまいがした。メガネを掛けている人たちは、こんな世界に暮らしているのか?店員が「慣れるまで歩くのも気をつけてください。」と言ったが、怖くて歩けない。物もとれそうにない。ダメだ。「弱めでいいです。」すぐにギブアップした。

しかし、メガネを通した世界は強烈だった。車庫入れなんか絶対無理。券売機のボタンも押し間違えそう。メガネを掛けている人を、ちょっと尊敬しかけた一瞬だった。イヤ、軽蔑しているわけではないけど。

「それでは、出来上がりは一週間後になります。」「え?すぐに出来ないんですか?」「ええ、メーカーにレンズを頼まなくてはいけませんし、お客様の場合、乱視も入っておりますので・・・。」結膜炎が治るのが、大体一週間から10日。意味無いやん。