La Alberca ― 2006年06月22日
スペインに着くまでの話は、やっぱりまた後日と言うことで、今回は遠足の話。サラマンカでは、サラマンカ・カトリック大学の短期外国人コースに入った。基本的には一ヶ月のコース。授業とは別に、毎週日曜日にオプションの遠足がある。最初の週はAvila(アビラ)とSegovia(セゴビア)に行ったが、日本からフィルムを入れていったと思っていたカメラに、実はフィルムが入っておらず、撮った写真も何にも残っていない。だから今回は、その次の週に行ったLa Alberca(ラ・アルベルカ)〜ペニャ・デ・フランシア〜Ciudad Rodrigo(シウダド・ロドリゴ)を紹介する。
La Alberca(ラ・アルベルカ)というこの小さな街は、住んでいたサラマンカから西へ74km。ここには今も昔ながらの家屋(京都の町屋みたいな物か)が残っている。石造りのイメージが強いスペインの建物だが、ここでは木の柱に漆喰の様な壁で、日本の家に似たところもある。小さな街の道は狭く山羊の糞があちこちにある。こちらの街の構造で特徴的な、街の中央にあるPlaza Mayor(プラサ・マジョール=中央広場)もこぢんまりとしておりBar(バル)も1軒しかなかった。地図を見ても、その小ささがわかると思う。
バスへの帰り道、前からロバを連れたおじいさんがやってきたのでパチリ。ちょうど地図の7番と14番の間あたり。スペインでも田舎の良さが残る街だった。
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