三匹の子豚2008年02月06日

 日曜日。北大路の北文化会館へ「劇団カッパ座公演・さんびきのこぶた」の人形劇を見に行った。可動式の座席を収納したホールは、体育館としても使えるようで、バレーなどのコートを印す色テープが床に貼ってあった。そこに、前半分はござ、後ろはパイプ椅子を並べてある。結構な人で、当日券は入り具合により販売するかどうかわからないと言っている。当日券を買おうとしているお母さんが、困った顔をしていた。楽しみにして来た子供たちがかわいそうだな。うちはチケットを取り置きしてもらっておいたので、そんな心配も無かった。でも、きっちりと席が決まっているわけではないので、結局みんな入れたようだ。

 公演は二部構成で、第一部が歌と遊び。童謡やアンパンマン、手遊び歌など。途中2mはある巨大な風船が10個程会場に飛び出して来た。子供たちはキャーキャー言いながら、その風船を突き飛ばす。なかなかこっちに来ない。あっ、チピラの好きなピンクの風船が来た!エイ!!力一杯突き飛ばす。ヨースティーの方にも来ないかな〜。待ってるけど全然来ない。と、突然黒い影に覆われたと思うと、オレンジの風船が真上にあった!ヨースティーも、ヤー!と元気よく突き飛ばし、やった〜、やった〜とバンザイして喜んでた。来ないかな〜って待ったけど、風船の時間は終わり。手遊び歌に戻ったけど、ずっと風船でも良かったな。

 第二部は人形劇。着ぐるみの人形劇だが、この劇団の人形は、目と口が独自に動くと言うのが特徴らしい。なるほど、台詞に合わせて口がぱくぱく、目がぱちくりと動いている。遠隔操作かな?「さんびきのこぶた」の話はご存知の通り。子豚や狼が会場に降りて来たり、風で家を吹き飛ばすシーンでは、ヨースティーが「ウワー」と叫んだり、結構楽しんでくれたかな。終演後、ロビーで子豚と握手。帰り道、チピラが「うちの家は木やから、嵐が来たら壊れちゃうな〜」って心配してた。