恐怖の快感 ― 2008年07月09日
七夕の頃になると、牛追いで有名なサン・フェルミン祭がスペインのパンプローナで行われる。朝8時にスタートする牛追いは、毎日テレビ中継されるほどだ。「牛追い」なのだが、なぜか人々は牛に追われる方を選ぶ。毎年何人もけが人が出るのに。実際牛を間近で見ると・・・でかい。それが十数頭で走って来るのだから、あの前に出るのは、かなり根性が要る。迫り来る恐怖、そこから逃げる快感。そのスリルがたまらないのだろう。残念ながら、この祭に行った事は無いが、若い頃ならともかく、今はテレビ中継で充分かな。
牛と言えば闘牛。牛を寄ってたかって剣で突いて殺すなんてと、動物愛護団体からクレームの嵐が起こるだろうが、それはまさに命をかけた芸術。活け造りや踊り食いと同じく文化なのだ(違?)生と死の紙一重の技に、観客は興奮し熱狂する。闘牛の牛も、もちろんでかい。角は大人の腕くらいの大きさ。それに引っ掛けられると、人形ですか?と思うほど、人間がブンブン振り回される。そんな牛を見事に操り、演技する闘牛士は、カッコいい。見れば必ず!とは言わないが、かなり感想が変わると思う闘牛。機会があれば、ぜひ生で見て欲しい。
写真は1990年のバレンシア、闘牛士は当時No.1のエスパルタコ。
牛と言えば闘牛。牛を寄ってたかって剣で突いて殺すなんてと、動物愛護団体からクレームの嵐が起こるだろうが、それはまさに命をかけた芸術。活け造りや踊り食いと同じく文化なのだ(違?)生と死の紙一重の技に、観客は興奮し熱狂する。闘牛の牛も、もちろんでかい。角は大人の腕くらいの大きさ。それに引っ掛けられると、人形ですか?と思うほど、人間がブンブン振り回される。そんな牛を見事に操り、演技する闘牛士は、カッコいい。見れば必ず!とは言わないが、かなり感想が変わると思う闘牛。機会があれば、ぜひ生で見て欲しい。
写真は1990年のバレンシア、闘牛士は当時No.1のエスパルタコ。
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