蜂の空き巣2009年07月04日

意外と薄くて軽い。模様に意味があるのかな?
 実家のガレージの屋根に、アシナガバチの巣があちこちにある。大概5〜6センチくらいの物だが、以前、ツタの茂みの中に、15センチほどの大きな物もあった。ちょうど二階のの窓の外に作ったので、外からは見えないが、家の中から観察箱のように、蜂たちの様子を観ることができた。夏の暑い日には、多くの蜂が巣に引っ付いて羽ばたき、巣を冷やす行動なども、ガラス窓のおかげで、間近で観察することができた。

 昔うちでは、アシナガバチよりトックリバチの巣の方が多かった。泥で固めた3〜4センチの徳利は、かなりかわいい物だった。巣立ったらとっておこうと思ったら、大概は崩れて壊れていた。

 そして先日、バラの剪定をしたら、大きな徳利状の蜂の巣が!10センチちょっとと、トックリバチにしては大きすぎるが、徳利だからトックリバチだ!しばらく観察したが、もう蜂はいないようだ。枝ごと切り取ったが、泥ではなく、ちゃんとパルプのように薄い作り。中をのぞくと、六角形の蜂の巣が見える。かなり凝った作りだ。しかし、この造形。六角形の巣もそうだが、蜂たちは、美しい形を意識して作っているんだろうか?雨などを上手く防ぐと言う、実用本意の形だったとしても、これほど優美な形状の物を作ることができるなんて!誰にも教えられず、手本も無く作られるであろうこれらの作品。本能と言えばそれまでだが、もしそうだとすると、人間にもかつてこんな本能があったんだろうか?

 ネットで調べてみると、トックリバチではなく、小型スズメバチの巣のようだった。それも作りかけ。この徳利状までは女王蜂一匹で作り、働き蜂を育てたら、徳利部分を切り取って、どんどん階層を増やし、大きな巣にするとのことだった。上手く育たなかったのか、もっといい場所に移ったのかな?普通の蜂だと思っていたが、スズメバチとなると、今度から注意しないと危ないな〜。

西和辞典2009年07月06日

日本語の響きでかわいくても・・・
 昨日BOOK OFFに行ったら、小学館の西和中辞典が売ってた。西和と言うのは「スペインー日本」。要するにスペイン語の辞書だ。学生時代、西和辞典は手頃な物だと白水社の物しかなかった。初版が1958年で、土人やツンボ、メクラなど今では差別用語と呼ばれる言葉での訳も満載だ。当時で30年以上も前に編纂された辞書なので仕方ない。とは言え、不便は感じなかったけど(笑)

 ところが、90年になって、92年のバルセロナ・オリンピックを当て込んでか、新しい辞書が小学館と研究社から発売された。どちらにも知っている教授の名前があったが、研究社の方が、ゼミの教授も関わっていたので、買うならそっちだなと思っていた。しかし、90年と言えば卒業の年。わざわざ数千円もする辞書も必要ないので、そのまま買わずじまいだった。

 去年、日本橋の古本屋に、新品の研究社の西和辞典があった。4000円か4500円の定価だが、1500円だった。かなり悩んだが、買う人もいないだろう、そのうち買おうと思っていたら、次ぎ行ったら無かった!そこは、新品の辞書でも、結構値引きしている。また入荷するかなと思ったが、それ以来入ってこない。

 そして昨日、ふと立ち寄ったBOOK OFFで見つけた小学館の西和辞典、定価6120円+税に105円の値札が。ああ、いくら需要が少ないからって105円って・・・、でもラッキー!と即買い。挿絵もあり、なかなか読み応えがありそうだ。だが、読破することは無いだろう(爆)

幸せだった日々2009年07月07日

 MFCオーナーが4月付で横浜へ転勤となり、彼のFOREFINGER脱退が決まったのが2月だった。去年も転勤の危機だったが流れた、だから今年はノーガードだったのだが、いきなりストレート喰らったって感じだった。

 また、彼とは大太犬と言うスリーピース・バンドも起ち上げたところだった。FOREFINGERは、円熟期に入っていたが、大太犬は、いろいろなアイデアが出始め、さあこれから!と言う矢先だった。

 知り合ったのが十年ちょっと前。ニール・ショーンのファンサイトの掲示板だった。フォリナー・ファンと言う共通点もあったが、気が合ったのか、人付き合いが苦手な私が、三日と空けずにメールのやり取りをしていた(笑)そして、半年ちょっと過ぎたゴールデン・ウィークに突然、京都へ行くから二人でスタジオに入りましょうと、ホテルもとらずにやってきた。今までは顔も見えないメールだったが・・・期待と不安が交錯する中、初めてMFCオーナーと会ったときの・・・(略)

 その後彼はMusic Field in Chigasakiを起ち上げ、その行動力と深い音楽知識で、どんどん仲間を増やして行った。横浜ではバンドも2つ掛け持ちしていた。私はと言えば、元来の人付き合いの悪さ、引っ込み思案故、バンドするなど考えもせず、彼のライブに、出張をこじつけ見に行ったりしていた。

 それから数年経ち、なんと彼の大阪転勤が決まった。二年くらいで戻る予定だと言うので、一緒にバンドやるなどとは、考えもしなかった。彼のホーム・グラウンドは横浜にあると思っていたから。だが、ほどなくして彼から、フォリナー中心のバンドをやろうと連絡が来た。ずっとやってなかった音楽活動に再び火が点いた時だった。とは言っても、メンバー集めから何から、ああ見えて行動派の彼がやってくれ、私はぼんやりメールを待つだけだった。

 ところが、二年くらいのつもりが、気づけば七年半。もうそこにいるのが当たり前になっていた。

 彼が大阪に来た直後は、知り合いも少なく、よく一緒に行動したものだ。おかげで、関係を疑われたりもした(爆)しかし、何でも叩いてしまうそのドラムの腕前と、幅広くかつ深い音楽の話題で、こちらでもたちまち人気者になった。時に掲示板やブログで、端から見てるとヒヤヒヤするような言い争いもしたが、なぜか次に会ったり、話をしたりする時には、全く気にならなかった。と言うか忘れていた(笑)それは、どんなに違う意見をぶつけても、お互いの基本的な考え方がわかり合っているから。信頼しているし、それを裏切らない。だから、どんな意見でも後々こじれることは無かった。

 よく、音楽のおかげで繋がったとか、巡り会えたとか言うことを耳にするが、私はあまり思わない。音楽はきっかけであり、繋がって行くのは、その人となりだと思っている。いくら音楽的にすばらしくても、尊敬できなかったり、裏切られたりしたら、その関係は続かない。彼は、ああ見えて人を見る目も鋭い。私が良い例だろうか(爆)

 MFCオーナーとは、FOREFINGER、大太犬の他、完全尼嗜好、Shakee'sで一緒だった。また、プログレ普及委員会では、四人囃子のギターに誘っていただいたりと、事あるごとに私のようなプレイヤーを起用してくれた事には、大変感謝している。おかげで、初級から中級の下くらいにはなれた気がする。

 4月以降、新幹線で練習に通ってくれたが、いつもと同じように話し、同じように別れた。だが、先日のライブが終わり、ついに、もう引っぱってくれる人はいないんだと言うことを実感した。そろそろ自分で歩き出さないと。そう言う時が来たのかもしれない。

 ああ見えて(しつこい?)行動派で、知り合いも多い彼のことだから、すぐに始動するだろう。もう彼と一緒にバンド活動をすることは無くなったが、彼がいなくても、すばらしいバンドを続けて行き、これからは、お互いに刺激し合う。そう言う関係でありたい。そのためには、彼抜きでも歩いて行かなくちゃ。ありがとうMFCオーナー。

楽しかった日々2009年07月08日

 北山のライブハウスBBA閉店を知ったのは、日曜の朝だった。11日は久々のセッション。ご無沙汰なので、今年中には、何かしたいと思っていたが、まさか閉店になるとは。なんとも言えない脱力感に襲われた。様々な人がBBAから出発し、育って行った。ろじゃばりんさんが書いていた通り、まさに聖地だった。私もBBAで育てられた一人だ。

 考えてみると、BBAはいい加減だった。だが、そのゆるさが我々にとって良い加減だった。なんにも知らない私のような素人が、いい加減なことをやっても、許してくれるおおらかさがあった。そして、誰でもできるんだ。できることをすればいいんだと言う自信を与えてくれた。

 ゆるキャラと言える笑顔のマスター。本当にいつも笑顔で我々を迎えてくれた。そして我々を見守っていてくれた。このマスターがいたからこそ、BBAにこれだけの人が集まり、楽しめたのだと、今更ながらその人柄に感謝する反面、都合のいい時だけ甘えて、存続の力になれなかったことが悔しくてならない。

 BBAは遠かった。京都に住む私でさえ、大阪に出るのと変わらない位時間がかかった。駅から遠すぎとぶつぶつ言いながら、それでも通った。だって、BBAがそこにあるから。BBAは暖かかった。北山と言う寒冷地にありながら、どんなに凍てつく日でも、扉の向こうには暖かい笑顔、熱い演奏があった。夏の暑い日でも、BBAのステージでかく汗は心地よかった。

 BBAと言えば、プロデューサー・ナイトだった。普段はできないような曲をやる楽しさ、ぐちゃぐちゃでも楽しかったし、思いもよらずきっちりできたものもあった。プロデューサー・ナイトが始まった頃、立て続けに子供が生まれたこともあり、ほとんど手伝えなかった。参加できても後半だけと言うことが多かったが、子供たちも少し成長し、そろそろプロデューサーできそうかなと思っていたのに、それも叶わぬ夢となってしまった。

 音楽に関しては無知だったので、かなりの有名曲でも知らないのがほとんど。それでも演奏しないことには仲間に入れないので、セッションでは、余りそうな曲にエントリーして、必死でコピーした。慣れてくると、結構手抜きや一夜漬けも憶えたりして(笑)それなりに鍛えられた。その経験は、かけがえの無いものとなった。

 多くの知り合いもここから生まれた。信頼し、尊敬できる人たちとも出会えたし、傷つけられたりもした。それは、音楽のおかげでとか、音楽があったからとは思わない。だが、BBAのおかげであるのは間違いない。我々の聖地、原点、ホーム。いつもそこにあると思っていた、あって当たり前と思っていたBBAが無くなってしまう。無くなって、初めてその存在の大きさを実感する皮肉さ。心に開いた穴は、しばらくは埋まりそうに無い。

 今月末で、営業を終えるBBA。11日のセッションに顔を出すが、次の週も2日間、お別れイベントが組まれている。20日には顔を出せるだろう。そして、心に刻んでおこう。ありがとう、BBA。何よりも、マスター始め、そのご家族に感謝しきれない。ありがとうございました。いつかまた、みんなで集い楽しめる時が来ることを祈りたい。

アマダムの声を聞きに行った2009年07月09日

おいしそうなんだけどな〜、毒っぽい気もするし。
 日曜日、チピラがアマダムのビデオを見たいと言うので、再び天ケ瀬ダムへ行った。今回ヨースティーは初めて。ダムの大きさに「高いな〜」と驚いていた。前回行かなかった展望台まで上ったが、どこか道が繋がっていて、車でも行けたようだ。途中大スズメバチがいたが、カチカチ威嚇音をならすこと無く飛んで行ったので安心かな。この前完全なヘビ皮を見つけた階段あたりで、他にも無いか探してみると、あった!ちぎれているけど、50〜60センチのものを持ち帰った。

 展望台にはすぐ着いた。雄大なダムを臨む景色が見られると思ったが、それ以上に、ダム湖にたまったゴミの多さにげんなり。せっかくの風景も台無しだ。一人が捨てるゴミも、集まればダム湖を覆い尽くすほどになることを、ゴミ捨てる奴らは考えてないんだろうな。

 「ヘビ皮あったんや」後ろからそんな声がして、振り返ると、ワゴンに乗った50代のおっちゃんがいた。独り身だから、休みは車であちこち行って、一日のんびりしているのだとか。まだホタルもいるよなんて会話をして別れた。

 チピラは抹茶味のお菓子が好きだ。以前宇治へ行った時も、抹茶ソフトが食べたかったそうだが、結構おやつやジュースを飲んだので、また今度と言う約束にした。天ケ瀬ダムへ行くには宇治を通るので、帰りに抹茶ソフトが食べたい!と言ってたが、駐車場が高い。ソフト買うだけに停めてられないので、マクドのソフトで我慢してもらった。ヨースティーはバニラ大好きなので、そっちの方が喜んだけど。あんまり抹茶ソフトを伸ばしているので「お母ちゃんと宇治に来て、抹茶ソフトを食べるのが夢なの」なんて言いだした。そのくらいの夢なら、簡単にかなえさせてやれるな。

 展望台までに、キノコをいくつか見つけた。立派だ。絶対安全なら採って帰るんだけどな〜。階段でアリの行列を発見。斜面の排水溝に続いていたが、排水溝にいたアリが、また半端じゃない数!羽蟻もいて「羽根のあるのは雄やねんで」などと説明してくれた。アマダム。また来月も行くのかな?

全休符2009年07月12日

 BBAのTOTOセッションに参加した。20人くらいかなと思ってたら、その倍くらいの入り。こんなにお客さんが多いセッションは初めてだ。大好きなTOTOだが、いまいち乗り切れない。やはりBBAが無くなってしまうと考えると、はじけきれない。

 今回参加したのは、Girl Goodbyeと99。99では、ヴォーカルまでやってしまった。セッションは、転換に一番時間がかかるので、今まではギター借りたり、最小限のエフェクターで参加していた。だが、今回は最後のBBAだからと、ペダルもフルセットで持ち込んだ。Girl Goodbyeは無難にこなしたが、99でやっちまった!目玉のギターソロで、何とさっきまで出ていた音が出ない。stonecoldさんやキョー助さんが、アンプ、エフェクター周りをチェックしてくれたが、それでも出ない。結局音が出ないまま曲は終わってしまった・・・。なんで?フルセットにしたから??自作は信頼性に欠けるか???など思ったが、原因は・・・ギターのヴォリュームが0だった・・・。もしちゃんと音が出ていれば、ルカサーのソロを超えるものになっていたはずなのに(笑)ちょっとショック大。もう引退かもしれない。

 なじみの顔、初めて見る顔、上手い人いっぱいいた。なかでも、野望青年の友達西やんはプロ・ギタリストになるらしい。若いから、上達も早いね。でも、ギターは私と同じ型のを相変わらず使ってる。いいじゃん。でも、上達度合いの差が恥ずかしいな。まあ若者には、がんばってもらいたい。もちろん、おじさんもがんばるつもりだ。

 さて、19日は行けないので、20日はがんばろうっと。見るだけでも。

 あっ、今日のカウンターの女の子かわいかったな。また残念な要因が増えた・・・。

娘の外泊2009年07月14日

 先週の金曜日、保育園のお泊まり保育があった。年長組は、その日みんなで保育園に泊まるのだ。待ち遠しくてしょうがなかったチピラは、三日前から寝付けないほど。夕食のバーベキューと、その後のキャンプ・ファイヤーをとても楽しみにしていた。ところが、その日の予報は雷雨。朝からどんより曇っており、キャンプ・ファイヤーは無理かな〜、などと思いながら送って行った。

 私は子供たちを送った後、仕事で西宮〜梅田〜心斎橋へ。その後、告知するのをすっかり忘れていたが、トミーさんの個展を見に行った。最終日で片付けもあるが、トミーさんや他の友達も来て、ささやかな終わりの会をすると言うことだった。会場は、谷六の路地カフェ。名前の通り、路地の裏にあると聞いたので、谷六あたりを裏道に入った。すると、結構モダンなカフェや、照明のペンダントがところ狭しと吊るされているお店。こうこうと燃える炉の前で吹きガラスをしている工房など、結構おもしろい店を見つけることができた。

 ぐるっと一周して見つけた路地カフェ。古い民家をきれいに改装した、ミニ・ライブもできる空間。久しぶりに会うトミーさんは、顔色も良く、健康そうになっていた。それを表すように、絵も色彩が明るくなっていた。言葉も少しずつ出始めてるようで、集まったみんなも、明るい話題に花が咲いた。

 家に帰ると、ヨースティーがおかあさんを独り占めして嬉しそう。寝る時にも、お姉ちゃんどこ行った?お泊まりやな〜。と独り占めの方がまだ嬉しそうだった。

 明くる日。朝迎えに行くと、ご機嫌なチピラだった。初めて行った琵琶湖博物館に興奮し、心配していたキャンプ・ファイヤーも行うことができたようで、帰ってから、早速それらの絵を描いていた。ヨースティーが生まれたときは、おかあちゃんと離れるのが嫌と大泣きして、病院に泊まっていたが、喜々としている姿を見ると、嬉しくもあり寂しくもある子供の成長を感じた日だった。

SSS、陰陽師禁断のモテモテ(笑)2009年07月21日

ほ〜ら、こんなに動いてますよ
 梅雨であることを思い出したように連日降る雨。もうちょっと小分けにできないのかい。

 18日の土曜日、陰陽師やっさんのSSSを見に行った。突然のBBA閉店騒ぎで、ライブの日にちをすっかり忘れていた。いや、携帯の予定表に入れていたので、大丈夫だったと思ったが、携帯には20日と書いてあった。直前の告知が無ければ、本当に忘れてるところだった(爆)

 場所は、何度行っても迷う心斎橋セラー。今回も、ちょっとだけ迷った。階段を下りて行くと、今までとちょっと違う。改装してあった。今までは、会場と関係者部屋って感じで、繋がってるけど別れてる?みたいで、見づらかったが、従来の入り口を階段まで持ってきて、客席が広くなっており、かなり見やすく、そして演奏もしやすくなっていた。その分チャージも100円上がってた(爆)

 会場にはBrendaさんがいた。その他に3人ほど。ちょっと寂しい中、ライブは始まったが、どんどん人が増えて行き、ほぼ満席に。やっさんが加入して、初めての1時間ライブ。大入りでよかった。

 SSSはトリオで、ほとんどオリジナルを演る。よくある、ストレートにガツン!と言うサウンドではなく、ちょっと浮遊感のある曲が多い。それは、揺れもの系を多用したギターサウンドにあるんだろう。揺れもの+ワーミーペダルでの演奏は、家でも音出さないと練習にならないだろうな〜(笑)やっさんも時にプレミア・コーラスを駆使したり、禁断のスワップ、いやスラップなんかも披露していた。なんか、いつもより指が滑らかに動いていたぞ。ギターの特徴的な音色による色づけはよかったけど、全篇それだったので、ちょっと一本調子の感じがした。持ち時間が長い分、少し違った感じのものも挟んでほしかったかな。でも、さすが歴史が長いバンドだけに、練習の後が感じられるいいライブだった。三ヶ月に一度ライブをやる予定なので、未聴の人は聞きに行っても損は無いぞ!

 終了後、Brendaさんは明くる日のBBAセッションの打ち合わせがあるので、さっさと帰ってしまった。私は、厚かましくも、打ち上げに参加した。打ち上げは、近くのタイ料理屋!おしゃれだ。久々にタイ料理を食べたが、チョイスしたものがそうだったのか、その店の味付けが、日本向けだったのかわからないが、全然辛く無かった。これなら子供でも大丈夫だな。

 会場では、約一名にやっさんモテモテ(爆)次のライブにやる曲をリクエストまでするほどのその方は、ベーシスト好きで、やっさんを見つめる目が違う(笑)「ギタリストは、モテると思ってるから嫌いなの!」ってにらまれた(爆)あの〜、モテるギタリストばかりじゃないんですけど・・・。

 デザートには、やはりロッカーなので「ジャック・フルーツのアイスクリーム」を食べた。あま〜いシャーベットの中に、何か味がする??って感じで、ギタリストである私には、違いがよくわからなかった(笑)

 19日は、BBAでのラスト・セッションが行われたが不参加。みんな最後と言うことで、楽しんでいるんだろうな。この日は、朝から晩まで大阪で仕事だった。朝10時から夜7時過ぎまでと長丁場だったが、か〜やさんが助けてくれたので、楽しくできた。この手の直売りは、すぐお金になるので、こういうの増やせたらいいな〜。なんて、今回は出店にかなり優遇してもらったことも忘れて、勝手なこと考えてた。

 明くる日の20日は、いよいよ私が参加する、最後のBBAセッション。急遽仕込まなければいけないものがあったことも忘れ、疲れてすぐに寝てしまったのだった(笑)

BBAラスト・セッション2009年07月24日

 20日、BBAファイナル・セッションへ行って来た。恒例プロデューサー・ナイトに集まる面々は、19日に集まったようだが、私は諸事情で20日に参加。たぶん、前日とは全く違う顔ぶれだが、こちらはBBA開店当初からのメンバーが中心となって開かれた。前半は、前日来られなかったプロデューサー・ナイト関連の人たちメインにセッション。そして、岡本サミュエルさん、さもさん、ペネカズさんのGFRミニライブ。後半は、本当の意味でのセッションと言うプログラムだった。

 前半セッションのセット・リストはこんな感じ。

Detroit Rock City
Tie Your Mother Down
We Will Rock You (Slow)
Rock'n Roll
Celebration Day
Smoke On The Water
Immigrant Song
Hot Blooded
We Will Rock You (Fast)
Smoky
迷信

 1曲目のDetroit Rock Cityは、まさやんとよっしい☆の夢のデュエット、そしてエアロさんとshinさんのあり得ないツインギター(爆)セッションならでわの組み合わせで幕を開けた。Tie Your Mother Downは、いばくんと野望青年の若者ツイン。そしてWe Will Rock You (Slow)へと続くが、ギターたっちゃんの足下に小型扇風機が。タッちゃんのライブでは、以前から置いてあるな〜と思っていた。ステージ暑いからな〜程度に思っていたのだが、今回その驚愕の役割を理解し、そして笑った!ギターソロになると、たっちゃんおもむろに扇風機の前へ。すると!その長い髪が、ふわりふわりと風に舞い上がる!!そう、あの扇風機は、髪をなびかせ、その自慢の速弾きに、更にスピード感をプラスする演出用の小道具だったのだ!!ブラボー!腹痛い〜〜(爆)

 そして、コウくんの歌うツェッペリン。コウくん、ぼじおっちーに似てるな〜(笑)Smoke On The Waterでは、shinさんがギター。最近ギタリストとしてのエントリーが多いが、FOREFINGER時代にも、他のバンドではギタリストとしてレインボーをやっていたそうだ。

 私が参加したのは、Hot Blooded、We Will Rock You (Fast)、迷信の3曲。Hot Bloodedは、ペネカズさんとshinさんに、終わりどうしましょうと言われ、こんな感じ〜と口で伝えて、気楽に開始。なんか、すごくリラックスして演奏してた。演奏しながら、ああ、これももう終わりなんだ〜って考えてたら、いつの間にかソロ跳ばしてた(爆)

 続いて初挑戦のWe Will Rock You (Fast)。前日仕込む予定が、疲れて寝てしまい、当日急仕込み。しかも、うちにはライブ・キラーズが無い。We Will Rock YouのDVDがあるので、それを参考にコピーした。で、開始前、入りの確認をしたら、よっしい☆が言うのが、私のコピーとちょっと違う・・・。KAiTOPさんもよっしい☆と一緒に口ずさんでくれるが、その場で音が取れない(涙)しかし、ドラムのたっちゃんが、押さえ方を教えてくれて解決!構成も気になったので、よっしい☆に「ギターソロある?」と訊いたら「ベースソロだけです」との答え。ああ、やっぱりヴァージョンが違ったんだ!何とかなるか、とスタート。ベースソロが終わると、KAiTOPさんが私を指差す。「??・・・ソロ??」と訊くとよっしい☆も大きくうなずく。ソロあるやん・・・。急遽ごまかして終わった(爆)

 Smokyは、もちろんエアロさん。今回、エアロさんとたくさんお話しさせてもらった。Charフリークのエアロさん、大太犬でのピンク・クラウドを聴きたかったと言ってくれたが、Charと言うよりCharaに近いあの演奏では、怒られるのが関の山だろう(笑)

 ラストは迷信。BBAのラストは、やはりBBAで締めくくらねば!ドラマーが岡本サミュエルさん。うひゃ〜!キメはどうしようと言うことだったが、とりあえずレコードの尺でと言うことで始める。大太犬で、できるだけゆっくりやってたので、ゆっくり目に始めたら、サミュエルさん「遅っそ〜!」って顔してる(爆)ヴォーカルがまさやんの別だてだったので、もうちょっとテンポ速かってもよかったかな。リフを続けて弾くが、ドラミングが自在すぎて、自分が合っているのか一瞬迷うが、気にせず続けたら、ちゃんと合ってた。そしてギターソロから最初のキメ。そろそろですよ〜って感じでドラムを見るが、あっち向いてる(笑)躊躇してたら通り過ぎて(爆)やっぱり合わず。強引に次のソロに行き、最後のキメですよ〜とドラムを見るが、やっぱりあっち見てる(笑)歌の時は、あんなに目が合ったのに〜。決まったようにキメ素通り。

 さて、どうやって片つける?きっかけっぽく、バックのリフに戻ったりしたが、サミュエルさん、どうやらさもさんを見ている。私もさもさんを見て、きっかけを掴もうとするが掴めず。しょうがないから、サミュエルさんと向かい合うけど、やっぱりあっち向いてる(笑)おい岡本!こっち見ろ!!と心の中で叫ぶが、声に出した方がよかったか?そんなこととてもできないけど(爆)すると、念が通じたのか、サミュエルさんおもむろにこっちを向き、少しパターンを変えた。来る!とっさに感じた終わりの予感。そのまま決めのフレーズ。バッチリ!!なんとか終わった〜。見ている人は「長すぎ」って思っただろうが、やってる方はおもしろかった。

 その後は、サミュエルさん、ペネカズさん、さもさんのGFR。インスト部分が多いので、ペネカズさんも自在に叩いているが、譜面見てるんだよね〜。見ながらよく叩けるな。何書いてあるんだろ(笑)

 ワンナイトの中村さんの演奏の後、フリー・セッションに。本当の意味でのセッションだが、慣れていないので、参加できず。ペネカズさんが、みんなこういうセッションは、なかなか出たがらないねと言ってたが、普段コピーばかりで、決まった楽曲をやってると、フリーにと言われても、どうしていいかわからない。好きなようににと言われても、めちゃくちゃではダメだし。自由すぎる不自由さ。ある決まりを憶えればいいんだろうか。でも、そこへ乗り出す勇気はまだないな〜(笑)そんな中でも、野望青年は果敢にチャレンジして、きっちり弾いている。すごいぞ、野望青年!そのセッションの中、BBAを後にした。閉店までに、もう一度行きたいな。

 途中BBAマスターの挨拶があった。感謝の言葉をもらったが、それは我々も同じ。BBAがあり、そこに集った人たちがいて、今まで知らなかった人たちと楽しみ、演奏することの喜びを与えてくれたBBA。閉店は与えてもらうことばかりを考えていた結果なのか。マスターは、またいつかと言ってくれた。その時を信じて・・・

白昼の天体ショー2009年07月25日

日食と蓮と近江富士とウシガエル
 日食。新幹線の車内販売のお姉さんの後ろ姿を見るのが好きだ(爆)そんなことじゃない!22日は日食だった。観察は小学生以来の部分日食。皆既日食は拝めなくとも、近畿では全体の8割が隠れると言う大きな日食。妻には有休を取らせ(笑)保育園も休んだが、あいにくの曇り空。薄日でもさせば・・・と考え・・・東だ!と滋賀県へ行った。根拠は何も無く、チピラが、もう一度琵琶湖博物館に行きたいと言ってたからだった(笑)ちょうど、蓮の花も見頃だからいいだろう。

 11時前に到着。空はグレーの雲一色。太陽の8割が隠れるんだから、もっと暗くなると思っていたが、全然その気配無し。夕陽が山に沈んでも、結構明るいことを考えると、それほど不思議でもないのか。逆に太陽の明るさに感心してしまった。

 琵琶湖畔には、ピンクの大きな蓮が一面に咲いている。そろそろ最大食の時間だ。その時、あちこちで「あ、見えた」と歓声が。見上げると、薄雲の向こうに、三日月が。実際は太陽だが、白く三日月そのものに見えた。その後も、薄日がさすくらいになり、直接見ると目を痛めるので、水面に映った太陽を観察。チピラたちにも教える。ヨースティーは、うんうんと言うが、わかっているのか・・・。

 だが、彼らの関心は、もっぱら他にあった。それは、するめでザリガニ捕りをしているおじいさんと孫(笑)チピラは真剣に見て、そのうち「あ、ザリガニ!」とあちこちでザリガニを発見し始めた。だが、教えられてもどこにいるのか全然わからない。石からはさみがちょっと覗いているくらいでも見つけるチピラの目は、キノコ探しと言い感心する。

 するめを分けてもらい、我々もザリガニ捕りにチャレンジ。もうちょっとってところまで引っぱりだすが、ピュッと逃げられる!やっと一匹ゲット。持って帰れないので、その子供にあげた。チピラは、ザリガニを持とうと思ったら、はさみではさまれた!と楽しそうにしていた。ヨースティーは、怖かった見たい(笑)次は持って帰れるように用意して行こう!でも、死なせちゃうかな?