夏の旅行、山を越え2013年11月18日

この先に芝生のステージがあるなんて!!

前回からかなり日が経ち、今頃夏休みの話かい!って感じだけど、書きかけなので終わらせる事にする。

廃校の宿は、1階に食堂と大広間がある。大広間には、幼稚園のお泊まり保育たちが泊まっていた。その大広間の扉の前に、虫かごが置いてあったので中を見ると、立派なノコギリクワガタだった。クワガタやカブトムシは、ヨースティーの大好物だ。今回の旅行でも、山で泊まるから、捕まえられたらいいねと話していた。宿の人に、この辺で獲れるかと聞いたが、今年は暑さのせいか、ほとんど獲れないと言うことだった。まあ、朝の散歩ついでに探してみよう。

そして次の日、朝の散歩に出かけようとヨースティーが下に降りたら、何と園長先生が1匹だと喧嘩になるからと、ノコギリクワガタをヨースティーにくれた!憧れのノコギリに大興奮。話を聞くと、校庭横の木で捕まえたそうだ。去年までは3匹くらいはいたけど、やっぱり今年はいないそうで、木の上に登って、やっと見つけたそうだ。

天気は曇り。山奥だけに、さわやかだ。周りを散歩するが、結構な山奥なのに、わりと整備されている。宿の横を渓流が流れていて、岸は歩けるように整備されている。カニや魚、オタマジャクシがいて、チピラはオタマジャクシを一生懸命手ですくって集めている。ここは、坂本龍馬の脱藩の道の途中で、宿の横には、坂本龍馬脱藩記念館なるものがあった。そして、宿の裏には、きれいな屋根付きの橋が架かっていた。この辺りでは、屋根付きの橋が有名で、この宿の裏は新しいが、奥に行くと、古いものも5、6本あるそうだ。その橋を渡って階段を上ると、なんと、屋根付きのステージときれいな緑の芝生の広場があった。サッカーくらいなら余裕でできる広さだ。こんな山奥に、きれいに整備された芝生って意外すぎ。ちょうど芝の手入れをしに来たおばちゃんが、階段の途中に虫の木があるよと教えてくれた。カブトやクワガタがよく集まる木だそうだ。ただ、かなりの急斜面にある。

虫の木に近づこうと草を分けるが、クモの巣がすごい。棒を拾って、クモの巣を払いながら、蛇と蜂に気をつけて近づく。木はそれほど大きくなく、せいぜい幹周り50cmくらい。蜜が出ているのはどうやら反対側か?反対側に回ったら、小さなスズメバチがいた。少しじっとして様子を見る。どこかに行ったな、と近づこうと斜面を登るが、なかなか急で近づけない。すると、先ほどの蜂が帰って来て、身体にアタックして来た。これはヤバい!あまり虫もいなさそうなので、二度目のアタックされる前に退散した。

川に戻ると、チピラはまだオタマジャクシを捕まえていた。朝食後、坂本龍馬脱藩記念館へ。しかし、開いている気配が無い。扉を見ると「電気のスイッチは、入ってすぐ右。出る時は消してください。」って、セルフかい!中には、龍馬が土佐から山を抜けたルートが、巨大ジオラマとともに紹介してありい、セルフのわりには結構凝った展示物だった。

宿を出て義母の実家へ。そこは、観音水と言う有名な湧き水のある所だ。昼食に親戚と一緒に観音水の流しそうめんを食べに行く。この流しそうめん、20人程座れる石造りの突き出たカウンターで食べるのだが、そうめんの流れ方が変わっている。客は壁から突き出たカウンターにUの字に座る。壁には穴があり、カウンターには10cm程の溝が切られている。溝は暖簾のようなビラビラがついた穴からU字カウンターを一周して、反対側の壁の穴に続いている。溝には水が流れていて、そこにそうめんが流れてくる仕組みだ。そこのそうめん。こしのある茹で加減もバッチリで、メチャメチャ美味しかった。しかも600円で食べ放題!ただ、ひとつ問題が・・・京都の貴船の流しそうめんは、レーンが三本あり、客ごとに決まっているが、観音水のそこは、回転寿司のように一本のレーンだ。当然相席。川下に座ると、なかなか流れてこない(笑)また、川下に座ると、流れてくるそうめんは、川上の人が取り損ねたり、余ったりしたものだから、行く人は絶対川上を陣取った方がいい(爆)それが気になる人にはおすすめしません(笑)

朝のうちに親戚周りをして、午後から海で泳ぐつもりだったが、やはり色々な話で夕方になった。海水浴を楽しみにしていたヨースティーはがっかり。明浜に義父の実家跡があるので、その近くの宿を取っておいた。目の前が海水浴場だ。そこへ行く前に、義父の実家跡を見に行く。小さな漁港で、2mほどの溝には小魚が一杯。小さな女の子が、港で釣りをしていた。水がきれいで、小魚が群れているのがよくわかる。

宿に着くと、明くる日から「カッパ祭」が開催されるそうで、大きな駐車場にテントがいくつも組んであった。ああ、終わらなかったのでまたまたつづく。

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