夏の旅行、豪雨でトンネルを越え ― 2013年12月20日
高知は暑かった。夏に南国来てるんだから、当たり前なんだが、蒸し暑さが京都以上に感じられた。それから一週間後に、四万十市で、史上最高気温を出した頃だから当然か。高知も松山と同じ、路面電車が街中を走っている。ちょっと違った風景が、旅行気分を演出してくれるが、交差点などいつも以上に気を遣うので、やっぱり走りにくいな。
高知の宿は、河辺のビジネスホテル。と言っても古いホテルで、部屋は広くて旅館のような作りだった。ビジネスホテルなのに、布団敷いてくれるし。
翌朝、日本三大がっかり名所のはりまや橋を渡り、高知名物日曜市へ出かける。延々と並ぶ露天は、ほとんどが食料品。朝ご飯も兼ねながら、もちきびやところてん、アイスクリンなどを食べ歩く。また、鯵の干物や手づくりこんにゃくなども買った。あちこちで売られている「りゅうきゅう」と言う、アロエベラによく似たものも買った。炒め物やみそ汁の具にするらしい。帰りにヨースティーが路面電車に乗りたいというので、ホテルまでの一駅だけ乗った(笑)松山では興味を示さなかったのに。
その後、自分でカツオのたたきを焼かせてくれる「たたき道場」で昼食。子供たちは、お腹空いてないからいらないと言ったが、一切れ食べたら、やっぱり食べる!焼きたては、やっぱり美味しい。その後、チピラの友だちが龍馬ファンだというので、龍馬の土産を買い、桂浜へ。あの銅像が、あんなに高い所にあるとは。桂浜に降りるが、波が荒いので、絶対に岸に近づかないで、子供の手は離さないようにと警告される。
時間は1時前頃か。さて、のんびり帰路に着くかと、高速のインターまで走り出したら、突然黒い雲が街を覆い尽くし、どしゃ降りの雨が降ってきた。ワイパーが追いつかないゲリラ豪雨。帰りに大歩危、小歩危に寄ろうと思ったが、これじゃあ無理っぽい。高速も50キロ規制だが、ホント前が見えない。
高速はいくつかトンネルを通り、だんだんと徳島へ。すると、トンネル越えたら雨は止んでいた。道路も半分乾いている。これはいけるんじゃ?と、一旦高速を降りる。料金所のおじさんに「高知は雨すごかったよ」と言うと「ここは10分程前に止んだよ」と教えてくれた。ETCじゃ、こんな情報は得られない(笑)ナビがもっと正確な事教えてくれるかもしれないけど(爆)そのまま大歩危を通りかずら橋へ。足下から渓流がすけすけの橋を「何でお金出して、こんな怖い思いしなあかんねん!(ヨースティー談)」と渡り、鮎の塩焼き、でこまわしを食べて、再び大歩危、小歩危の景色を楽しみながら高速へ。長かった四国の旅も終わった。
遠いと思っていたが、高速がつながっているので、案外近かった愛媛県。四国全般、食べ物や水、自然は格段によかったので、4日間の走行距離1280kmも苦にならなかった。仕事があれば暮らしたいくらいだが、やはりそれは地元の人も同じで、若い人は仕事がないので、都会に出て行かざるを得ないと言ってた。今度はいつ行けるかな〜。
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