見るのは今だけ?2016年08月16日

オリンピック真っ盛り。前半では、柔道が好成績を収め、元柔道家の私としても嬉しい限りだ(笑)それ以外でも、それぞれのドラマがあり、普段絶対見ないような競技でも、つい見入ってしまう。しかし、その見入り様にも、競技によって差が出てしまう。果たしてそれはなぜだろうか。

見るのに力が抜けるのは、若干間延びする競技。例えば水泳の800mや、陸上の3000mなど、見る側に緊迫感が伝わりにくい競技だ。見慣れてないので、駆け引きなどもわからない。

とは言え、選手ががんばる姿は、純粋に感動を覚える。見る物に感動を与えるのは、やはり、選手たちの普段のがんばり具合が感じられるからだろう。それは、普段なじみが無かったり、全く知らない競技でも同じだ。全く知らない物で感動させる。それがバンドでもできない物だろうかと、つい考えてしまった。

私のメインのバンド、FOREFINGERは、ご存知のようにフォリナーをカバーしているが、ライブに誘ってよく言われるのが「曲を知らないから・・・」と言う言葉だ。そう、アマチュアのコピバンの客は、バンドを観るんじゃ無く、知ってる曲を聞きにいくのだ。ある人が、ヒット曲をやると、客の盛り上がり方が違うと言ってた。確かにそうだろう。極端な話、知らない曲のすばらしい演奏より、知っている曲の口パクでもいいってことだ(爆)では、ステージに立ってるのは何なんだろう?

ただ、毎日感動で見ている競技も、オリンピックと言うお祭りだから見ているので、それはアマバンの客と、さして変わりないのかもしれない。ただ、アマチュアのマイナー曲をやるバンドでも、感動を届ける方法があるんじゃないか、それができたらいいなと考えている。もしかすると、オリンピックと同じスパンでライブしたら・・・(爆)

酷暑とゲリラ豪雨を超えて2016年08月28日

先週の20日、21日と、町内会の地蔵盆を行なった。毎年手伝いはしているが、今年は町内会長なので、仕切らなければならない分、ちょっと忙しかったかな。地蔵盆とは、京都周辺で行なわれる、子供の行事。各町内には、子供の無病息災を祈ったお地蔵さんが祠に祭ってあり、お盆の頃、町内ごとにゲームや福引きなどのイベントを催してた。私が子供の頃は、3〜40人は子供がいたが、今はその半分以下。町内によっては、2、3人と言うところもあり、行なわない町内も多い。実際、地蔵盆を二日間行なうのは、この自治区ではうちの町内だけだ。

だいたいは、空き地やガレージにござを敷いてテントを張り、お地蔵さんを祀って、その前で遊んでいた。ただ、最近の夏は酷暑なので、子供たちもなかなか集まってくれない。お供え物をくださったりするので、番はしているが、屋根があっても暑さがかなりこたえる。それでも、おやつの時間や、スイカを食べたり、ビンゴゲームや福引きなど、催し物の時間には、みんな集まってくれる。ただ、うちの町内でも、子供の数はやはり減って来ており、よそのように、1日となり、いずれ形式的な商品券だけとかになってしまうかもしれない。将来的には、近所の町内と合同での開催も考えなければならないだろう。場所とか役割分担でもめるのは必至だろうけど(笑)

連日体温を超える37度オーバーの日が続き、関東や東北、北海道では豪雨の被害も出たが、先週、夏の疲れからか、体温を超えた気温をさらに超える体温、39.5度の熱を出してしまった。それにひどい下痢。水のような下痢で10分に1回くらいの割合でトイレに入ってた。まさに酷暑とゲリラ豪雨!5日経っても、まだ調子が悪い。突然来るので、皆さんも夏の疲れにはご注意を。

四国再び2016年08月29日

 7月31日から8月3日まで、今年は四国へ行って来た。今回は、母親も一緒に行ったので、移動距離を少なくしたかったが、やはり広い四国では、なかなか難しかった。

意外と高いとこ走ってる

 行った場所は、3年前とほぼ同じだが、今回は逆のコースにした。出発してからは、延々高速をひた走る。3度ほど休憩して、昼頃に最初の目的地、大歩危に着いた。観光船に乗るが、渓谷でも結構暑い。でも、きれいな水で、魚もたくさん見ることができ、目からは涼が取れたかな。平日で、それほど混んでないと思っていたが、大型バスが十数台停まっている。ほとんどが中国人観光客だった。

ぼけっとしてたら落ちちゃう

餌をやるから、ウグイも群れてる

あんまり揺れなかった

 次に高知へ入り、鰹のたたきを食べようと思ったが、目指していた店が、ちょうど終わったところだった。明日にするかと言うことで、遅い昼食を食べる。龍河洞へ行きたかったが、時間的に間に合いそうにないので、そのままホテルへ。小さなビジネスホテルだが、今年春リニューアルしたところで、結構きれいだった。

 夕食は、ロビーのお姉さんおすすめの「ひろめ市場」へ。ひろめ市場は、飲み屋のフード・コートって感じで、小さな居酒屋、食材屋などが集まったビル。中央にテーブルがあり、席を取って、好きな店で、好きな物だけを注文して食べる。普通のフード・コートと違うのが、食器を片付ける人がいるので、飲み食いしたら、そのまま出て行けばいい。これは楽だ!日曜の夜だったが、結構なにぎわい。運良く空いてる席を確保し、それぞれおいしそうな物を探しに回った。やはり、その土地に行ったら、そこの変わった物(爆)を食べたいので、聞いて回る。おすすめは、やはり鰹のタタキだそうだが、亀の手(貝)やウツボの造りなどを食べた。しかし、この飲み屋のフード・コートってのは、他で見たこと無い。こりゃ何とも楽しい。近所にあったらいいのに!!

 翌日、日本三大がっかり名所の一つ「はりまや橋」を見て龍河洞へ。昔ツーリングできた記憶があるが、その記憶とは違う。月曜日の午前中とあり、客はほとんどいない。狭い鍾乳洞の通路、貸切で楽しめた。この洞窟は、入り口から80m程上に出口があり、中は、延々登って行く。子供たちは探検気分で、先へ先へと。入り口付近は気温約20度で、暑い夏には快適なのだが、上に行くに従い気温が上がってくるので、結構汗もかいた(笑)

もちろんライトアップ

他の星みたい

 それから、龍河洞スカイラインを走ると、昔ツーリングで見た記憶のある、石造りの古城が見えた。ああ!あそこの展望台へいったんだ!!懐かしくなり、行こうと思ったが、残念ながら閉鎖されていた。町すれすれを高知空港へ着陸する飛行機を見ながら、「かつお道場」へ前日食べられなかった、鰹のたたきを食べに行く。ここでは、自分で藁焼きをさせてくれるので、なかなか楽しい。それよりも味が違う。やはり地元で食べるとおいしい。昼食後、仁淀川に沿って愛媛へ向かった。

 仁淀川は、あの四万十川より水がきれいだと言う川。本当は、源流近くの渓谷へ行きたかったが、時間の都合で、大きな河原で遊ぶ。それでも、水のきれいさは十分わかった。河原に緑色の石があった。変わってるなと思ったので、こぶし大のを一つもって帰ることにしたら、僕も、私もと次々拾って、7〜8kgになった(爆)

仁淀ブルーが微かに見えた

 仁淀川を離れ、今度は林道をひた走る。ラリー・コースのような道を、2時間弱。その日の宿「アマゴの里」に到着。ここではアマゴ(ヤマメ)、イワナ、ニジマスの養殖をしており、夕食用の魚を、釣り堀で釣らせてくれる。ヨースティーは、釣りが楽しみだったようで、間に合うだろうかと心配していた。と言うのも、前回来たときは、そこより10分程下った宿だったのだが、そこへ行くまで迷いに迷って、暗くなってから到着した思い出があるからだ。今回は無事に着き、念願の釣りもできたので、大満足だった。宿帳に記入していると、住所を見て若奥さんが、「私、すぐ近くの大学だったんですよ」。ええ!あそこか!!うちから歩いて行けるくらいの近さだ。遠く離れた山奥で、ちょっとびっくり。でも、こういうところで暮らすのはあこがれるな〜。

つづく


四国再び22016年08月31日


 アマゴの里を出て、前回も行った「観音水」へ。お腹がすいてたら、そこで流しソーメンも食べることにする。観音水は、平日なのに、結構にぎわっていた。流しソーメンは、レーンが2つに増えていた。奥にはテラス席もできていて、繁盛しているんだな(笑)しかし、大人600円、子供300円で食べ放題とは安い!ただ、この流しソーメン、回転寿しのように、壁から出て来た溝が、カウンター反対の壁に戻る仕組みなので、絶対に上流の席を確保しなければならない。そうしないと、ソーメンがなかなか流れてこないか、他人が取り損なったソーメンにしかありつけないからだ(爆)今回も運良く、最上流から席が取れた。一口大のソーメンは、もう止めようと思っても手が出てしまい、腹一杯。でも以前無かった、アマゴの塩焼きの屋台が気になり、子供たちは買って食べた1本250円って、安過ぎ。

 そして、明浜の宿へ行き、目の前の海で海水浴。水は相変わらずきれいだ。やっぱり、暑い日は泳ぐに限るね〜。この海水浴場には、カッパの形をしたフロートがあり、そこから飛び込むのが面白い。水面から1mくらいだけど、最初飛び込むのは、ちょっと勇気が要った(笑)この海水浴場は、基本的には遠浅だけど、岸から5mもすると、背が立たない。そのまま水深3mくらいが続いてる。で、沖から5、60m行くと、深さが7、8mくらいになる。前回はそこまで行ったが、やっぱり怖いので沖には行かない(笑)しかし、うちの子たちは水が好きだな〜。

 民宿兼居酒屋の風呂は、すぐ近くのスーパー銭湯。ヨースティーのお気に入り。残念ながら、おいしい牛乳は売り切れてた。で、居酒屋で夕食。言葉を聞いてか、店員のおばちゃんが、どこから来たかと聞いて来た。京都です、と答えると、京阪沿線ですか?と。聞けば、寝屋川出身らしい。昨日に続いてまた!都会へ出て行く若者が多い中、来る人もやっぱりいるんだな。

 最終日は、ずっと南へ下り、宇和島方面へ。目的地は、宿毛に近い船越半島だ。幸い途中まで高速道路が延びていたが、宇和島過ぎて高速がなくなると、海沿いの道を延々走る。店などほとんど無い。信号も無い。そう言えば、高知を出てからコンビニを見てない(笑)まあ、田舎とはそう言う物だ。出発して2時間。やっと着いた。目的は観光用のグラスボートだ。出向ギリギリだったが、無理矢理乗り込む(笑)だって、それ逃すと次は1時間後だから。そこは南国だけあり、珊瑚礁が見られる。スキューバだと最高なのだが、ライセンスとって30年潜ってない(爆)家族もいるし、お手軽なのは船だ。しかし、この船ハイテクだ。ポイントに着くと、窓のある船室に入る。潜水艦のようにハッチを閉め、船の一部がどんどん沈んで行くのだ!!すると目の前には、きれいな珊瑚礁と熱帯魚が。「この人数なら、みんな片方によっても大丈夫です」と、ポイントにより大移動。天然の水族館を満喫した。

この辺は珊瑚礁

ドリー見つけた?

 待合所には、珊瑚保護についての資料やデータがあった。珊瑚(ミドリイシ)とあったので、珊瑚の名前がミドリイシなのかと受付の女の子に質問してみたら、そうなんです!とカウンターから出て来て、色々説明してくれた。なんでも、愛媛大学の学生で、珊瑚の研究をしているそうだ。ブダイやオニヒトデ、台風などで傷つけられた珊瑚の保護、再生の活動もしているらしい。都会に出て行かず、地元を愛する若者もいるんだな〜!!

 そして、近くにある「紫電改」展示館へ。近海でほぼ完全な形で見つかった戦闘機が修復されて飾ってある。意外と大きかった。「火垂るの墓」の節子が印刷されたサクマドロップをチピラが買う。土産にするかと思ったら、すぐ食べた(爆)

プロペラが入水時を思わせる

 宇和島で昼食。道の駅の野菜売り場に、結構大きいオオクワガタが売ってた。3000円だって。うちにはもういるもんね。でも、天然かな〜気になる。帰りに調べようと思ったら、売れてた!ちょっとびっくり!宇和島では夏に闘牛をやるそうだ。一度見て見たいな。他に、牛鬼が展示してあった。初めて見たが、なまはげに似てるよな。所変われど、鬼の意匠って同じなんだな。隣には、宇和の真珠が飾ってあったり、なかなか楽しそうな町だ。次は泊まってもいいかもしれない。

ちょっと見て見たいな

なまはげっぽい


 そして一路松山へ。夕方なので、道後温泉にしぼり、商店街を散策。一六タルト屋のゆずジュースを飲んで、アイス食べて、妻は地ビール飲んで、土産買って、四国とお別れ。のはずが、道迷って、高速乗るのに1時間かかった(爆)後はSAで土産を買い足しながら、楽しい旅も終わり。松山でまごついたのと、ゆっくり目に休憩したので、帰宅は2時半になった。まあ、いつものことだ(爆)

 今回も走行距離1400km弱。次はいつ行けるのかな。