ステージのインパクトと言うもの2017年01月31日

土曜日、フォリナー・セッションで毎年大活躍してくれてるヤスバさんのバンド、STEFANIEを観に行った。

場所は十三スタジオ246。ここは、レンタル・ホールもやってて、結構安くライブができる。ただ、基本的にスタジオなので、飲食は禁止。ゆっくりと音楽を聴くと言う感じではなく、長丁場はちょっと厳しい。しかし、STEFANIEは、トップだったので、その辺の心配なく聞けた。

ステージは、ヤスバさんのカッティングで幕を開けた。ロックとは違い、クリーン・カッティングって緊張するんだけど、そんなことみじんも感じさせない、堂々とした弾きっぷりだった。他にディレイを使ったりと、色々な音作りをされていた。音が固めだったのは、アンプの個体差のようで、本当はもう少しマイルドにしたかったそうだが、こればかりは当日までわからないので、ある程度は仕方ない。

ステージは、MCまで練られていて、洗練されてるな〜て感じた。我々のように、MCグチャグチャ(笑)なんてことは無い。ヴォーカルさんがかわいいので、目はそっち、耳はギターと集中の方向を変えて楽しんでた。ヴォーカルさんのダンスが、もう少し大胆(振りを大きくって意味です)だったら、もうちょっとこなれた感が出せたかもしれない。でも、全体的にまとまった、いいステージだと思った。

対バンは二つ。真ん中は飛ばして、ラストは主催の SUNDROPと言う、高中正義のカバーバンド。ギタリストが、ストラトとヤマハSGの二人いるのだが、どちらもアンプを使ってない。LINEのマルチからPA直で音を出しているようだ。確かに、それだと会場のアンプによって、ギターの音が、思っていたのと違う!ってことが少ない。ただ、ステージ上でのアンプから感じる音ってのが無く、やはりロックはアンプ通しでやりたいものだ(爆)まあ、高中はフュージョン?クロスオーバー?よくわからないけど、そうだから、それでいいのだ。SGの方のシャツINも、70〜80年代テイストで、それでいいのだ(爆)ただ、ベルトは凝った方がいい。こちらも、ギターのカッティングで始まったが、その前のバンドが強烈すぎた影響か、最初少々乱れてたけど、曲が進むにつれ、完璧に持ち直したのは、さすがだった。

さて、最初と最後のさわやかさとは打って変わり、二番目に出て来たR/30と言うバンド。出だしはストーンズやAC/DCなど無骨なロックを奏でていたが、オリジナルになると、その内容に耐えきれず退席する人も(爆)しっかりした演奏に、「下」一辺倒の歌詞。ブラック・マヨネーズ吉田似のヴォーカルさんの声とステージングも併せて、強烈なインパクトをもらった。一度観たら忘れられないと言うのは、バンドをやる上で、かなり重要なファクターで、ファンと言うか、固定客もいるようだ。ただ、自分のステージの参考になるのか・・・ならないのか・・・うまく消化できる方法を探りたい(笑)あそこまでできなくても、と思う一方で、あの位(下と言う意味ではなく)でないと、観てる方も乗ってこないんだろうってことは参考になった。

と言うことで、我々もライブをしなければ!