七夕掘りデイ2019年07月07日

元気ですか!元気に動けば、写真はブレる!

昨年の七夕に産卵木から割り出したクワたち。一年経ったので、 掘り出した。昨年割り出した幼虫は、全部で15匹。順調に大きくなるやつ、小さいままのやつ色々だ。孵化した時期の違いからか?なんでこうも大きさがばらつくのかは、よくわからない。まあ、ほとんど放ったらかしだからかな。ちゃんと温度管理とかしてやれば、そこそこみんな大きくなるようだが、人間様もエアコン我慢したりするのに、クワのためにそんな事も出来ないし(笑)

さて、羽化状況はこんな感じだった。

  1. オス 76mm
  2. オス 75mm羽化不全(羽パカ)
  3. オス 70mm
  4. オス 60mm
  5. オス 53mm
  6. メス 43mm
  7. メス 38mm
  8. メス 36mm
  9. メス 35mm
  10. まだ幼虫
  11. まだ幼虫
  12. まだ幼虫
  13. まだ幼虫
  14. 蛹で死亡
  15. 早々に死亡

大きさ76mmと言うのは、過去最高。結構細身だ。オオクワガタは、一般に、幅の広い太めが好まれる様だ。顎も、長さでなく太さが重視される。それが、迫力ある!って事らしい。それは、血統によるところが大きいそうで、能勢産とか色々あって、数千円〜数万円で取引されている。そんな金額出す気は無いが、今のクワ達で累代3代目。そろそろ血を入れ換えてやらないといけないかな。5代くらいまでは大丈夫らしいが、どうなんだろう。一応、最初に2ペアいたので、2系統には分けてある。来年は、クロスさせてもいいかもしれない。

75mmの羽化不全(羽パカ)と言うのは、蛹から成虫になった時、羽が開いたままで固まってしまった状態のもの。元気で、麻痺なども無いので、このまま生きてくれるのを願う。大体が、蛹室を容器の底に作った場合に多いらしい。そういえば、こいつも容器の底に蛹室を作っていた!ひっくり返しておけば、防げる場合もあるようだったので、早めに気がつけばよかった。

去年は、72mmと73mmのオスが2匹いたが、冬までにみんな死んでしまった。原因は不明だが、掘り出してすぐに、色々触ったからかな?今年は、あと一ヶ月くらい、そっとしておいてやろう。だから、今年は、メスは3匹いるけど、産卵は無し。まあ、シーズン終わりには、幼虫が安売りしてるので、それを育ててもいいかな。それが卵産めるようになるのは、再来年だけど。その代わりに、去年捕まえたコクワガタに産卵木入れた。コックンが産卵したら、それを育てるか。

まだ幼虫が4匹いるやん!って思うかもしれないが、これらは「セミ化幼虫」と呼ばれてて、人工飼育で1年で成虫にならない幼虫は、そのまま育てても、幼虫のまま死ぬらしい。でも、2年目に成虫になったってネットの記事もあるので、そのまま育ててみようと思う。