舞踏ワークショップ ― 2022年05月26日
先週から五十肩が痛い!
先日告知した「市原昭仁、舞踏ワークショップ」に参加してきた。場所は京エコロジー・センター。もう10年前になるが、子供達と年間プログラムに数年参加した、懐かしい場所だ。この前も、近所のカフェ・ド・ゴスペルにて、懇親会したり、何かと藤森には縁がある。
このチラシを配るとき「どんなことやるんですか?」と聞かれて、大体の事は想像がついたが、ワークショップ自体に参加した事がなかったので、紹介するには、ちゃんと知っておかねば!と参加したのだが、やっぱり舞踏は楽しかった!
イッチーとは年賀状やメールでやり取りはしていたが、会うのは、10年、いや15年ぶりくらいか?若々しく、変わらない。現役ダンサーなので、もちろん体もしっかりと引き締まっている!思い出話に花を咲かせている中、参加者が集まってきた。この日は合計4人。ダンサーや複数回参加者もいたが、新規に参加してくれる人は、なかなかいないようだ。私はイッチーの「兄弟子」と紹介されるが、若い頃ちょっとかじった程度の私が、山海塾25年の舞踏手の兄弟子というのも滑稽だが、面白いのでそう名乗ることにする(笑)
踊りでも音楽でもそうだが、私は、下手でも観るよりやる方が絶対面白いと思う。特に、舞踏は!一見奇異で、出鱈目、即興で動いているように見えるが、その動きは、全て理由があり、計算されている。その基本動作は、受け身の動作と言うのであろうか。人が普段動作を行う時は、能動的に行う。例えば、物を持つ、ボールを蹴るなど、そこには目的があるのだが、舞踏の動作は、基本的には受動的だ。重力に引っ張られる、風に押される、水に流されるなど受け身の動作と言えばいいのか。それに、不随意的動作と言うのもある。そう言う、非日常的動作が舞踏なのかと、今回改めて感じた。
舞踏は、白塗りや奇異な動きがクローズアップされがちで、どうしてもキワモノと感じる人が多いが、ぜひ一度体験して欲しい。自然と体の一体感を感じ、自分の体が、いかに思い通りに動かないかと言うもどかしさを体験して欲しい。
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