恐竜、UFO、忍者、J その4 ― 2015年03月31日
近江町市場に着いたのが5時過ぎ。結構な人手だが、もうしまいかけている。安くしてくれるかな〜、なんて思うが、やっぱりカニは高い!もちろん安いのもあるが、ちょっと立派だな〜って思ったら一杯2、3万円の値札が付いてる。ヨースティーが、カバンに付けてたお気に入りのストラップを落としたみたいだから、探しに戻りたいとぐずるので、私と二人で駐車場まで戻る。結局、車の中にあった。妻から電話で、もう閉まるから早く来てと催促が。店に行くと、活けガニ五杯で1万円!二杯で2万4千円を半値にする!とか、兄ちゃん猛プッシュ。いや、そんな高いの、いくら値引きされたって無理だし(笑)その横にある三杯3千円のと、一杯1万2千円のと比べる。確かに高い方が爪も立派だし、二周りくらい大きい。「これとこれは、やっぱり違うの?」と訊くと「この値段差は、カニに対する思い入れの差です」・・・兄ちゃん正直すぎ(爆)
結局、三杯3千円の買った。思い出だし(笑)兄ちゃんも「僕らもこんなん(一杯1万円とか)買えません」だと。その後、市場内をふらふら。生ウニを売ってて、食べたいという。殻に入って500円と800円。「これとこれは、やっぱり違うの?」再び訊く(笑)「違います!厳選したのがこれ(800円)です」と、兄ちゃん断言。食べ比べてもいいが、違いがわからなかった場合悔しい。記念にと高い方を食べた(笑)確かに癖も無くおいしかった。
さて、金沢での予定はほぼ終了。いや、ジャスミンさんが残ってた!昼間、通り過ぎちゃったけど、仕事終わりにこちらへ出向いてくれるというメールをいただいたので、お言葉に甘えて、来てもらうことにしていたのだ。6時以降なら大丈夫とのことだったが、先に食事をしてしまおうと、7時頃にお願いした。そして、ヨースティー念願の、回転寿司に行くことにしていたのだが、近江町市場にも何店かある。せっかくだから、おいしそうなところへと思ったのだが、テレビで見た CMの、はま寿司で大トロを食べたいと言う。ここの方がいいよというが、はま寿司がいいというので、近江町市場を後にした。
しかし、慣れない土地。ナビも無い。スマホも無い。そんな中で、はま寿司を探すのは、結構難しい。探してない時は、いっぱい見つかるのに、肝心なときに出会わない。そうこうしてるうち、お腹も空いてきた。「じゃあ、次に見つけた寿司屋に入ろう!」とみんなで決めて探す。あった!前方に回転寿司発見・・・「ポンホコ寿司」・・・。おどけたタヌキの絵が、この時ばかりは憎く見えた(爆)せっかく金沢まで来て、ポンポコ寿司は・・・。やっぱり戻るか(爆)と、近江町市場へ戻った(笑)しかし、ちょうど夕飯時で、どこも満員御礼。しまった!ジャスミンさんに、8時過ぎるかもとメール(笑)
シャッターが閉まった市場の2階にも飲食店があるのを発見。そこで、待ってる人がいなかった”縁”と言う店に決めた。それでも満員で、15分ほど待った。その間に、写真付きメニューで、すぐにオーダーできるように各自注文を決定。子供たちは、ミニ丼組み合わせと言うのを。妻は海鮮丼で、私は一度食べてみたかったのどぐろ。ひつまぶしがあったので、それにした。それだけでは足りないだろうから、厳選寿司12貫も注文。すると、お姉さんが、寿司は2〜30分かかりますけどいいですか?と訊いてきた。握るのに時間がかかるらしい。大丈夫か??この店。
まず子供たちのミニ丼が来た。開口一番「写真と全然違う〜!」(爆)しょせん、観光客相手の店か。明らかに、具の量が写真の半分ちょっと。海鮮丼も、3分の2の盛り。のどぐろも、期待できないかな〜。しかし、のどぐろのひつまぶしは、金箔も散らしてあり、結構豪華だった。初めて食べるのどぐろ。おお!しっかりと脂ののった味は、さすが!って感じ。みんなにも分けると「これおいしい!」と、おかわりの催促。出汁をもらい、茶漬けにして食べた。
心配した寿司もおいしかったが、ひつまぶし以外はダメだな。もう行かない(笑)そして、お腹もふくれたところで、やっとジャスミンさんの番が回ってきた(爆)その再会場所に選ばれたのは・・・。またつづく。
恐竜、UFO、忍者、J その3 ― 2015年03月30日
ジャスミンさんのいるところを通り過ぎたのに気づき、戻ろうかと思ったのだが、実は次の予定まで微妙な時間だったので、そのまま金沢市内へ。次の予定とは、妙立寺と言う寺の見学だ。このお寺、前田大名参拝時、外敵から守るために、境内に様々なからくりが仕掛けてあり、通称「忍者寺」と呼ばれているそうだ。これなら子供たちも退屈すまい。
もともと予定を立てて行動するのが苦手なので、忍者寺に行くのかも、当日まで決めてなかった。しかし、この寺、予約制。それも、結構人気らしい。北陸新幹線ブームの今、当日の予約など取れるだろうか?と、宿を出てから羽咋へ向かうまでの車中から妻が電話した。3時半からの希望にしたが、すんなり取れた。ネットでは、この予約の電話が事務的だとか、案内人が無愛想だとか、評判は良くない(笑)電話を切った妻は、やっぱり、めちゃめちゃ事務的な話し方で、後ろに、テレフォンセンターのような声が聞こえてたと言ってた。
慣れない土地では、やはり時間早めの行動がいいようで、ちょっと早めに、目的地近くまで来た。ただ、駐車場が無いので、近くの極楽寺だったかに停めろと指示された。確認のために、再度電話。駐車料金なども聞くと、そこに停めろと指示したくせに、うちとは関係ないので、料金など知りませんと切られた。さすが評判通り(笑)ちょっと離れたところにアピタがあったので、そこに停めて、10分ほど歩いて行った。
その界隈は、寺町や西花街などもある、おもむきのある町なのだろうが、その忍者寺は、すごい人だった。数十人、いやもっと?3時半のグループで受付をすませて、指定されたところに座っていると、テープで寺の由来などが流れる。その間も、前や後ろを、団体がうろうろ。予約は30分刻みだが、15〜6人ほどだと書いてあったのに・・・。すると、ガイドさんが「これからグループ分けをしますので、名前を呼ばれた方は来てください。」結局、15人ほど7グループに分かれた。って、100人超えてるやん!
若いお姉さんガイドが、順路に従って説明してくれる。あちこちに、敵の侵入を防ぐ落とし穴や隠し扉、隠し階段がありおもしろい。ただ、そういう仕掛けも驚きだが、システマチックに説明して、次々進んで行くガイドさんたちに驚かされた。だって、30分刻みの予約取って、7グループだから、一カ所につき2〜3分でまわさなければ、大渋滞がおこる。淀みの無い説明と、考え抜かれた見学ルートにびっくりした。
一回り、30分ほど。後から気づいたが、当時は、三階以上の建物は禁じられていたそうで、三階までの階段は、隠し階段になっている。上った三階の部屋には、大きな窓があり、外がよく見えた。ん?階段隠しても、でっかい窓あったら、三階あるのバレバレじゃん!お姉さんに質問して、困らせればよかった(笑)どなたか行く機会があれば、困らせてやってください(爆)
しかし忍者寺・・・儲けてるな〜(爆)
それから急いで近江町市場へ。お買い得は何かあるのだろうか?そして、ジャスミンさんは・・・つづく。
恐竜、UFO、忍者、J その2 ― 2015年03月29日
6時過ぎに宿に到着。粟津温泉の法師という旅館。ここは、数年前までは、世界最古の旅館だったそうで、1300年になるそうだ。もちろん建物は当時のものではない。それでも、玄関は130年ほどになるそうだ。中庭を中心に回廊になっており、廊下を奥へ奥へと案内される。でも、昔泊まった、鬼怒川温泉のホテルのように、増築で迷路のようになっているというものではなかった。
部屋に案内してもらってびっくり。12畳半の部屋の他に、着替えの間として4畳半の間があり、廊下も3畳ほどある角部屋。3階だが、一応最上階。休日前で、客も少なかったのがよかったんだろう。夕食の懐石も、子供も大人と同じ料理で満足。温泉は、普通のお湯っぽかったが(笑)大きな湯船にヨースティーも大満足。露天風呂へ行くと、山の香りがしていい気分。露天風呂は、寒い季節がいいよな〜。家にも欲しいな〜露天風呂(爆)
翌日は、6時半頃起床。朝風呂に入るか!ふと携帯をチェックすると、おお!ジャスミンさんからメールが来てる!やっぱりメール見てなかったか(笑)でも、金沢はこれからだし、予定も決めてないし。とりあえず、ちょっとじらしてやろうと風呂に入る(爆)大まかな予定を決めてメール。途中で会えそうだ。
宿を出発、金沢を超えて羽咋市へ。海岸沿いのバイパスが気持ちいい!羽咋市へ着くと、今度は「UFOの町」という看板が目につく。「宇宙科学博物館」という標識を頼りに走るが、他にはこれと言って何も無い。しばらく走ると、看板も無くなり、このまま行くと郊外へ抜けちゃう?って雰囲気になった。コンビニでUターン。羽咋駅があったので、客待ちのタクの運ちゃんに道を聞いた。すると「さっき Uターンしたコンビニをまっすぐ言って、次の信号左だよ」と教えてくれた。なぜにUターンのことを知ってる?と尋ねると、京都ナンバーの変わった車だからと言われた(笑)
すぐにわかった、宇宙科学博物館コスモアイル。受付はおばちゃん一人。すぐ横に月面車があった。乗ってもいいと言うことなので、座ってみた。で、展示会場に行こうと思ったが、1階はオール電化の展示会場だった(爆)奥のエレベータにしかけがあると言うことで乗ると、ボタンを押したとたん真っ暗になり、ブラックライトが光る。子供たちは大喜びだった。まず、プラネタリウムの映画。これは・・・半分寝てしまった(笑)次に2階の展示室へ。宇宙旅行で使われた宇宙船が飾ってあるが、本物が結構多かったのにはびっくり。ただ、本物なんだけど、船体に貼られた宇宙線除けの金属箔なんかが、何となく文化祭っぽい(爆)本物なのに、本物っぽく見えない。でも本物。壁に貼られた、矢追純一監修の、世界のUFOの写真たちが、偽物っぽさを増幅させてくれる(爆)でも、クイズなんかもあり、結構楽しめた。
そこから、海岸を車で走れるという千里浜を走行。一方通行かと思っていたが、どちらからでも走れるようだ。ただ、標識もセンターラインも無いので、景色はいいが、よそ見はしてられない。ここでは、海に沈む夕日がきれいだそうだが、そこまで入られないので、それはまた今度と言うことで、千里浜を後にして、ジャスミンさんのところへ向かった。
順調に海岸線を走ると、バイパスの終点に。・・・ジャスミンさんのいるところを通り過ぎてしまった(爆)もう金沢の予定もあるので、通り過ぎたことをメール。無事会えるのだろうか。つづく。
恐竜、UFO、忍者、J その1 ― 2015年03月28日
北陸新幹線開通で、テレビの紀行番組は金沢特集一色。今金沢が熱いのだ。金沢自身も盛り上げている。だって、新幹線が敦賀まで延びれば、主役は終点に移るのはわかっている。そう、どうせ私は行きずりなのよ(笑)などとは思ってないだろうが、とにかく話題の街だ。切符は買ってないが、乗り遅れてはいけない。そんな金沢へ行ってきた。
妻が、3月20日と21日に休みが取れたのでどこかへ行きたいと言ったのが2月末。カニ食べたいと言うが、カニづくしはやっぱり高い。舞鶴のホテルに、友人が勤めているので、そこならどうだろうと思ったが、カニは2月いっぱいで終わったそうだ。今年は、カニが高騰していて、延長する気もないらしい。カニはあきらめるかと、ネットで安い宿を探すが、3月20日あたりから、週末はほとんど予約いっぱい。そんななか、石川県の粟津温泉の法師と言う旅館に、まだ空きがあった。夕食にカニ一杯と、大幅ポイントにつられて、とりあえず予約。こうして、粟津温泉旅行が決まった。
さて、宿は決まった。地図を見ると、おお、金沢近いやん。じゃあ、話題の金沢行くか!と、思ったが、金沢観光で思い浮かぶのは、兼六園。武家屋敷。茶屋町。近江町市場。21世紀美術館。新しい金沢駅など、非常に魅力的なものが多いが、子供たちは絶対喜ばない(爆)さて、どうしたものか。
そういえば、金沢には知り合いもいるし、住んでた人もいる。と言うことで、金沢に一年間出向していた揺れ名人に、子供向けの観光地などを聞いてみた。やっぱり、金沢市内にはあまり無いが、金沢より北にある羽咋市の宇宙科学博物館がおすすめと言うことで、候補の一つとした。そして、金沢と言えば、あの人。ジャスミンさんである。長い間会ってないから、会えるかな〜とメールしたが、いっこうに返事が無い。アドレス変わった?どうせ私は行きずりなのか?(爆)
20日は、子供たちは、朝から卒業式に出席。昼過ぎに出かけた。ちょっと寒いが、いい天気だ。高速を飛ばし、まずは、福井県勝山市の恐竜博物館へ。福井北I.C.を降りると、雪をかぶった山が目の前に。勝山に入ると、あちこちに「恐竜の町」という言葉が溢れる。博物館のある恐竜公園には、アスレチックもあるようで、思いっきり遊べるだろうと思っていたが、結構雪が残っている。多いところでは50cmほどもあるか。そして、公園には「3月21日オープン」と書いてあった。ただ、恐竜博物館は営業していたので、立ち入り禁止の滑り台をちょっとだけ滑って(笑)博物館を観た。
結構新しい建物で、いきなり巨大エスカレーターで地下3階まで降りる。館内には、40体以上の、恐竜の全身骨格標本があり、かなり見応えがあった。こういうバカでかい生物がうじゃうじゃしていた時代があったなんて、想像がつかないな〜。恐竜の大きさは予想していたが、古代の亀、アーケロンがあんなにでかかったなんて驚きだった。
公園は次の楽しみにとっておくことにして、恐竜の町を後にした。つづく。
山の家、キノコ学習 ― 2014年11月21日
10月4日〜5日って、えらい前だが、花背山の家でのキノコ探索ツアーに参加した。花背山の家と言うと、京都市の小学5年生が、宿泊学習、昔で言う林間学校として使う施設。メインは、学校向けだが、空いている時期は一般にも開放している。今回は、山の家主催のキノコ探索ツアー。ただし、キノコを採取して同定するのがメインで、残念ながら食べるのが目的ではない。二日間のスケジュールは、採取のハイキングから、専門家による同定、夕食後はキノコについての学習と、かなり勉強モードが強い(笑)
この山の家。部屋は家族単位で割り当てられるが、部屋の中がチェックできるように、大きな窓がついている。二段ベッドで8人まで寝られる。シーツと毛布で、まさにキャンプって感じ。ユースホステルを思い出させるな〜。実は、チピラは2週間前に学校から来たばかり(笑)来年はヨースティーが来るし。
参加は9家族。昼過ぎについて、早速キノコ採りへ山へ登る。雨が心配だったが、どうやら持ちそうだ。足下を注意深く見ながら進むが、こういうのは、やはり子供たちの方が見つけるのが早く、あちこちで「あった!」と言う声が響く。ただ、山の家周辺はスギが多く、あまりたくさんのキノコは無かった。なんだ、もっといっぱい生えてるのかと思ったのに〜と、ちょっとガッカリしてると、先生が興奮して「これは!スッポンヤドリダケじゃないか!どこで見つけました?」と、白くて丸い固まりを持ってきた子供に訊いていた。なんでも、スッポンダケに寄生するスッポンヤドリダケは、日本でも10カ所程でしか見つかっていないそうで、その一つが花背なのだそうだ。「これは珍しい!」とあちこち探す。形は小指の様で、スッポンダケが地中にある間に寄生するらしく、掘らないと出てこない。ただ、さすが産地だけあり、珍しいという割に結構採れた(笑)
頂上付近になると、ブナ林があった。広葉樹の林には、さぞキノコも多かろうと思ったが、時期がちょっと遅かったのか、あまり無かった。ベニテングダケ!ってのを期待してたんだけどな。だが、私の興味は、キノコよりクワガタ!でも、10月なので、やっぱりいなかった・・・。夏になったらいるかな〜。
3時間程採取して戻り、形で仕分け、それを先生が同定して行く。参加者の中には結構詳しい人もいて、専門科の先生とこのキノコはあれだこれだと、楽しそうに話しているおとうさんもいた。自分で探したキノコの写真を先生に見せてたので、私も負けじと、この夏に見つけて写真を撮っておいた巨大キノコを同定してもらった(笑)しかし、本来キノコは、形や色では判断するのは難しいようで、「う〜ん、これはあれに似てるけど、ちょっと違う気もするし・・・」と、専門家も結構悩んでいた。「顕微鏡で胞子を見れば、一発でわかるんだけど」って、それなら顕微鏡を用意しとかんかい!ハッキリと名前のわかったものもあったが、◯◯の仲間とか言うものも多かった(笑)やっぱり素人がキノコに手を出しちゃいかんね(爆)
夕食後、スライドでキノコの講義。大学の講義?って言うくらい詳しい部分もあり、ヨースティーは寝てしまった(笑)その後、大きな天体望遠鏡で星空観察。薄雲がかかっていたけど、なんとか白鳥座の二重星を観ることができた。子供たちは二段ベッドに興奮しながらも、疲れたのかすぐに眠った。
翌日も、朝からハイキングでキノコ採り。前日と違うルートで、そこにはハタケシメジが多く生えているそうだ。これは、お土産にしてもいいと言うことだ!ただ、昨年、参加者が根こそぎ採ったので、地元の人からクレームがあったから、ほどほどにと言われた。前日と違い、なだらかな山道には、大きなコガネダケの群生や、ハタケシメジもあちこちに生えていた。1時間半程で戻り、その後同定。昨日も今日も、あまり無いと言いながら、30種類程のキノコを採ることができた。
教育施設なので、バイキングの食事も学食を思い出させるクォリティ(笑)ただ、これだけ自然に囲まれてながら、コスト面からか、出来合いのオカズだったのがちょっと残念。もっと地元の野菜なんか使ってもいいと思った。
年間通して、様々なイベントがあるようなので、また面白いものがあれば行きたいな〜。
そうそう、持ってかえったハタケシメジは、早速夕飯で食べたが、おいしかった!
バレーの谷間、オオ!クワクワッ ― 2014年09月09日
まだまだ続く、今頃夏休みの話
8月11日、チピラの友だち家族と、びわ湖バレイへ行った。スキー場で有名だが、夏は何があるんだろう?ヨースティーにも聞かれたが、よく知らない。チピラは友だちと行ければどこでもいい様だが、ヨースティーは当日の朝まで乗り気ではなく、「やっぱり俺も行って見なあかんの?」と聞いてくる。前日までびわ湖でバレーボールをすると勘違いしていたので、バレーボールじゃ無いと言ったら、今度は踊りのバレエだと思った様だ(笑)バレイとは谷間のことだと説明するが、説得力無し(爆)留守番は嫌なので、渋々ついてきた。
びわ湖バレイには、小学生の頃カーレーターと言う乗り物に乗って登ったことがあるが、今は世界最速のロープウェイで登る様だ。しかし、天気はあいにくの雨。ふもとまで行って、登るか決めようと相談するが、結局雨でも登った。ロープウェイは白い雲につっこんで行き、終点はガスの中(笑)それでも、雨が小降りになってきたのが救いか。弁当を作ってきたが、どこで食べる?と思ったが、レストランでも持ち込みOKだった。
夏のゲレンデには、数多くの「水」で遊ぶアトラクションがあった。ただ、ネズミ色の塩ビパイプで作った水鉄砲とか、ホースとバケツで作った、水のおもちゃとか、手作り感満載(爆)子供たちはカッパを着ていたが、遊び出すとすぐにびしょびしょになった。それでも、芯まで濡れる前に、とりあえず昼食をとり、ヨースティーたちのお目当ての昆虫展へ。外国産のクワガタやカブトも、今ではあまり珍しくなくなっているが、やっぱり楽しいらしい。
その後、晴れ間も出てきて、びわ湖も一望できた。最後は、パンツ一丁になり、手づくりウォータースライダーを延々滑っていた(笑)今回できなかったが、谷間に渡したワイヤーを、宙ぶらりんで滑空するアトラクションがあった。子供たちがやりたがったが、2時間のコースらしく、その日は天候のせいもあり締め切られていた。また今度と言ったが、一人3500円もするし〜。ファミリー向け廉価版もあるそうなので、また調べて行くか。
8月17日、去年も行った比叡山ドライブウェイ内にある夢見が丘の「かぶとむしの館」へ、ヨースティーの友だちと行った。山の中に作られたカブトムシの館の中で、何百匹というカブトムシで片っ端からバトルさせると言う、ヨースティーにとっては夢の館(笑)天気が心配だったが、なんとか持った。
館の外では、生きた外国産クワガタやカブトの展示。ほとんどが10cmオーバーで、ヘラクレスなんか20cm近い。これだけの大きさだと、さすがに迫力がある。横のテントでは、虫の販売もしているのだが、その日が最終日と言うことで大安売り!国産オオクワガタのペアが1000円。他にも、外国産のギラファノコギリクワガタやコーカサスカブト、ニジイロクワガタなどもペアで1000円。普段は3〜5倍の値段がついている。ヘラクレスだけ4000円だったが、元々は1万5千円の値がついていたそうだ。ただし、外国産は、ほとんどが東南アジアで捕れたものなので、寒さに弱い。冬でも温室で飼育しないと越冬しないそうだ。と言うことで、冬も強い国産オオクワガタを買ってしまった。やはり安いので、次から次へと売れて行った。
ヨースティーは、もちろん大喜び。帰ってからも、ずっと外に出して眺めていた(笑)今年羽化し立てなので、ペアでも卵を生むのは来年かららしい。それが成虫になるのが再来年・・・。その時まで、ヨースティーのクワガタブームが続いていればいいが(爆)
そうそう、そこにはザリガニの釣り堀がある。ザリガニも養殖しているのだが、毎年何匹か青いザリガニが生まれるそうだ。大きくなると、赤くなるのだが、何匹かは青いまま大きくなる。原因はわかってないそうだ。
カブクワ旅行 ― 2014年09月08日
遅くなったけど、夏休み旅行の話。
7月の末から8月の頭にかけて、妻が休みなので旅行に行くことにした。妻は今年も四国へ行きたがったが、子供たちは遊園地がいいと言う。出発二日前まで悩んだ結果、今年は、やはりパルケ・エスパーニャに行くことにした。はたして、宿は取れるのか?(爆)
いつもいく民宿は、問題なく取れた。例年なら、志摩方面は一泊だが、今年は松坂の山の中でもう一泊することにした。このホテル、ファミリープランというものがあり、子供にアイスやラムネ、花火のサービス、その他レクリエーションのサービスがたくさんあったのだ。特に、夜間カブトムシ・ツアーというのがあり、そこに惹かれて決めた。
チェック・インが3時だから、のんびりいけばいいと、朝出発して、山の中をひたすら走る。天気は快晴。かなり暑い。車のクーラー壊れているが、走っていればそれほど気にならない(笑)山の中のドライブは気持ちいいが、子供は退屈で仕方ない。途中、道の駅などにに立ち寄り、いよいよ目的地へ。すると、雲行きが怪しくなり、どしゃ降りの雨になった。通り雨のようで、すぐに小降りになったが、ホテルに着いてもまだ降っていた。チェック・イン時に、ヨースティーが用意した2つの虫かごを見て、やる気満々ですねとフロントの人が驚いていたが、雨だとカブトムシ・ツアーは中止だからな〜。止んでくれたらいいな〜。
ホテルの外は、な〜んにもない山の中。部屋からは、横に流れる渓流が見える。天気がよければ、渓流で遊ぶこともできるのだが・・・。そこで、ファミリー・プランについている卓球をすることにした。チピラもヨースティーも初めてだったが、かなり気に入った様だ。食事も温泉も申し分無く、もらった花火をして、いよいよカブトムシ・ツアーへ。
予約時には、夜餌をセットして、朝捕まえに行くと言うことだったが、街灯に集まる灯火採取の方がよく捕れるので、車で15分程離れた、大きな看板のある所まで獲りに行った。大きな看板に、こうこうと光が当てられているその場所は、カナブンはいっぱいいるのだが、肝心のクワガタ、カブトムシはいない。少し離れた場所で歩いていることも多いそうで、その近辺を探す。すると、ノコギリクワガタのメスを発見。その後、1時間程探したが、ヨースティーがコクワガタのメスを見つけただけだった。その日は、雨上がりで湿気が多かったのはよかったのだが、気温が少し低すぎた様だ。少しだけガッカリして帰ったが、チェックアウトの時に、ホテルの人が以前捕まえたアカアシクワガタのオスをプレゼントしてくれた。ノコギリクワガタとはまたフォルムが違い、どちらかと言うと、コクワガタの大きい版みたい。これにはヨースティー、大喜び。
その日は海で泳ぐつもりだったが、せっかくなので、ホテル横の渓流で遊ぶ。渓流と言っても、半分は人工的に作られた川。でも、さすがにきれいな水だ。それに冷たい!膝まで浸かるが、それ以上はちょっと無理だな。でも、川の魚なんかを観察したり、サービスのパターゴルフやサイクリングで充分楽しめた。
志摩へ行く途中、「鳥焼き肉定食平日500円」と言う看板に惹かれ行ってみることにした。養鶏場直営の「コケコッコ王国」と言う店。あまりきれいではない、と言うかハエ多すぎ(爆)しかし、鳥焼き肉はおいしかった。「固いのと柔らかいのどちらにします」と、ちょっと無愛想な店員だが、「どっちがおすすめ?」と訊くと、固い方が後から味が出てくる感じと、結構丁寧に答えてくれた。塩麹とタレが選べたが、固めでタレが美味しかったな。子供たちは卵ご飯にして食べた。食堂の横には、取り立て卵を使ったプリンやシュークリームなどのお菓子や土産物も売っていた。プリントシュークリームを頼むと、シュークリームは、その場でパティシエのユニフォームを着たお姉ちゃんがクリームを詰めてくれる。おしゃれなガラス張りの工房が見えたが、その壁の向こうは、場末の食堂(爆)外のベンチで食べるが、やっぱりハエ多すぎ(爆)でも、おいしかった。
民宿の料理とパルケ・エスパーニャは例年通りなので割愛(爆)ただ、去年の伊勢エビ高騰から、今年は宿代が二割値上がりしてたのが残念。
パルケ・エスパーニャを午前9時から午後9時まで楽しんだ後、行きしなに見つけた、一昨年まで無かった回転寿司に行く。海に近い回転寿司って、かなり期待が持てそう(笑)。はま寿司と言う100円寿司だったが、美味しかった。気がつくと、隣や他の席に、パルケで大道芸や踊ったりしていたスペイン人たちも食事にきていた。
その後、高速で帰路に着いたが、灯火採取が一番捕れると言うことで、途中のSAに寄って見ると、ノコギリクワガタのメス、カブトムシのオスとメスをゲット!ああ、いるもんなんだな〜と感心。それからSAごとに停まってたので、帰ったら夜中の2時半だった(笑)
そこそこ天候にも恵まれた旅行だったが、旅行期間中は、四国は記録的な豪雨で、もし行ってたら大雨、もしくはキャンセルせざるを得なかったかもしれない。それに、うちの近所で連続放火事件があり、犠牲者も出ていた。テレビなどでもかなり報道されたようで、電話などいただいたりもしたが、完全な浦島状態だった。
夏の旅行、豪雨でトンネルを越え ― 2013年12月20日
高知は暑かった。夏に南国来てるんだから、当たり前なんだが、蒸し暑さが京都以上に感じられた。それから一週間後に、四万十市で、史上最高気温を出した頃だから当然か。高知も松山と同じ、路面電車が街中を走っている。ちょっと違った風景が、旅行気分を演出してくれるが、交差点などいつも以上に気を遣うので、やっぱり走りにくいな。
高知の宿は、河辺のビジネスホテル。と言っても古いホテルで、部屋は広くて旅館のような作りだった。ビジネスホテルなのに、布団敷いてくれるし。
翌朝、日本三大がっかり名所のはりまや橋を渡り、高知名物日曜市へ出かける。延々と並ぶ露天は、ほとんどが食料品。朝ご飯も兼ねながら、もちきびやところてん、アイスクリンなどを食べ歩く。また、鯵の干物や手づくりこんにゃくなども買った。あちこちで売られている「りゅうきゅう」と言う、アロエベラによく似たものも買った。炒め物やみそ汁の具にするらしい。帰りにヨースティーが路面電車に乗りたいというので、ホテルまでの一駅だけ乗った(笑)松山では興味を示さなかったのに。
その後、自分でカツオのたたきを焼かせてくれる「たたき道場」で昼食。子供たちは、お腹空いてないからいらないと言ったが、一切れ食べたら、やっぱり食べる!焼きたては、やっぱり美味しい。その後、チピラの友だちが龍馬ファンだというので、龍馬の土産を買い、桂浜へ。あの銅像が、あんなに高い所にあるとは。桂浜に降りるが、波が荒いので、絶対に岸に近づかないで、子供の手は離さないようにと警告される。
時間は1時前頃か。さて、のんびり帰路に着くかと、高速のインターまで走り出したら、突然黒い雲が街を覆い尽くし、どしゃ降りの雨が降ってきた。ワイパーが追いつかないゲリラ豪雨。帰りに大歩危、小歩危に寄ろうと思ったが、これじゃあ無理っぽい。高速も50キロ規制だが、ホント前が見えない。
高速はいくつかトンネルを通り、だんだんと徳島へ。すると、トンネル越えたら雨は止んでいた。道路も半分乾いている。これはいけるんじゃ?と、一旦高速を降りる。料金所のおじさんに「高知は雨すごかったよ」と言うと「ここは10分程前に止んだよ」と教えてくれた。ETCじゃ、こんな情報は得られない(笑)ナビがもっと正確な事教えてくれるかもしれないけど(爆)そのまま大歩危を通りかずら橋へ。足下から渓流がすけすけの橋を「何でお金出して、こんな怖い思いしなあかんねん!(ヨースティー談)」と渡り、鮎の塩焼き、でこまわしを食べて、再び大歩危、小歩危の景色を楽しみながら高速へ。長かった四国の旅も終わった。
遠いと思っていたが、高速がつながっているので、案外近かった愛媛県。四国全般、食べ物や水、自然は格段によかったので、4日間の走行距離1280kmも苦にならなかった。仕事があれば暮らしたいくらいだが、やはりそれは地元の人も同じで、若い人は仕事がないので、都会に出て行かざるを得ないと言ってた。今度はいつ行けるかな〜。
夏の旅行、藻の林を越え ― 2013年12月19日
今週末から冬休みが始まるってのに、まだ夏休みの話(爆)ここからは駆け足で。
明浜の民宿は、サービスはいまいちだが、料理はおいしかった。予約時に、子供の料理などを訪ねたら、食堂も兼ねてるので、子供は素泊まりにして、当日メニュー見て頼んでもいいと言うことだったが、大人の分だけで食べきれないくらいだった。何か一品くらいは頼んどくかと、シラス丼を頼んだら、大根おろしに山盛りのシラス。その真ん中に卵黄が乗っけてあって、メチャメチャ美味しかった!昨日は山の幸。今日は海の幸。四国は、食べ物外れ無し!
明くる日海で泳いだが、水がきれい!透明度2~30mはあるよ。砂浜は、すぐに2mくらいの深さになり、4mくらいの深さが岸から4~50mの所まで続く。白い砂地のそこには、小さな魚や大きなボラが泳いでいた。岸から4~50m離れた所には、横一面に海藻のカーテンがある。水深6~7mの底から生えている藻は、水面1mくらいの所まで伸びている。それが岸とは平行に、びっしりと壁を造っている。近寄るが、何か出てきそうで怖い(笑)妻が藻の壁の向こう側へ行き、きれいだったから見て来いと言う。しょうがない、意を決していく事にした(笑)
一人だと怖いので、子供たちを連れて行った(爆)子供たちも、やっぱり怖がったが、三人連なって4~5mほどの藻の壁を通り抜けた。そのさきは、淡い青色の海が広がっていた。透明度抜群なのに、向こうは見えない。空とも海とも違う、なんとも言えない優しい水色。底を見ると、かすかに岩場の様なものが見えた。目の前には、美しすぎる自然があるのだが、緊張感はピークに近かった(爆)やっぱり怖い!
きれいな海中の景色もそこそこに岸へ戻る。子供たちもやっぱり怖かったみたい。ヨースティーは「サメが来たら怖いて思ったけど、三人で縦につながったら、大きく見えるから逃げるな〜て思った」と、先日テレビで見た知識を披露していた。
こんなにきれいな海水浴場だが、人が少ない。土曜日なのに。夕方からカッパ祭なので、混むのは翌日かな?我々は1時頃まで泳いで、高知へ向かった。
途中、四国カルストと四万十川に寄りたかったが、なかなかストレートに道が通じていない。地図の県道も、初日みたいにどんな道だかわからないし。途中ガソリンスタンドで道を聞く。四国カルストへは、大規模林道って言うのがあるから、そこが広くていいと教えられる。但し、大規模林道へ行くまでが、やはり狭い山道だった。ずっと車に乗っていて、子供たちも退屈。地図で牧場を見つけたので、そこでアイスクリームを食べよう!と食べ物でごまかす(笑)見学もできるその牧場は、食肉用で、ソーセージとかハムとか売ってたけど、アイスは無かった。四国カルストの牧場ならあるよと励まし出発。やっと大規模林道へ。大規模林道は、きれいに舗装されているが、山のかなり高いところを通っている様だ。1時間程走るが、店も家も対向車もない。そういや、昔ツーリングできた時も、こんな感じだったな。
無事四国カルストに着いて、アイスも食べた。景色もそこそこに高知へ向かう。やっぱり山道を走り、途中「R440(近道)←・→R440」なんてひっかけ?と思われるような標識をたよりに町へ出て、9時過ぎにやっと高知へ着いた。
やっぱり続く
夏の旅行、山を越え ― 2013年11月18日
前回からかなり日が経ち、今頃夏休みの話かい!って感じだけど、書きかけなので終わらせる事にする。
廃校の宿は、1階に食堂と大広間がある。大広間には、幼稚園のお泊まり保育たちが泊まっていた。その大広間の扉の前に、虫かごが置いてあったので中を見ると、立派なノコギリクワガタだった。クワガタやカブトムシは、ヨースティーの大好物だ。今回の旅行でも、山で泊まるから、捕まえられたらいいねと話していた。宿の人に、この辺で獲れるかと聞いたが、今年は暑さのせいか、ほとんど獲れないと言うことだった。まあ、朝の散歩ついでに探してみよう。
そして次の日、朝の散歩に出かけようとヨースティーが下に降りたら、何と園長先生が1匹だと喧嘩になるからと、ノコギリクワガタをヨースティーにくれた!憧れのノコギリに大興奮。話を聞くと、校庭横の木で捕まえたそうだ。去年までは3匹くらいはいたけど、やっぱり今年はいないそうで、木の上に登って、やっと見つけたそうだ。
天気は曇り。山奥だけに、さわやかだ。周りを散歩するが、結構な山奥なのに、わりと整備されている。宿の横を渓流が流れていて、岸は歩けるように整備されている。カニや魚、オタマジャクシがいて、チピラはオタマジャクシを一生懸命手ですくって集めている。ここは、坂本龍馬の脱藩の道の途中で、宿の横には、坂本龍馬脱藩記念館なるものがあった。そして、宿の裏には、きれいな屋根付きの橋が架かっていた。この辺りでは、屋根付きの橋が有名で、この宿の裏は新しいが、奥に行くと、古いものも5、6本あるそうだ。その橋を渡って階段を上ると、なんと、屋根付きのステージときれいな緑の芝生の広場があった。サッカーくらいなら余裕でできる広さだ。こんな山奥に、きれいに整備された芝生って意外すぎ。ちょうど芝の手入れをしに来たおばちゃんが、階段の途中に虫の木があるよと教えてくれた。カブトやクワガタがよく集まる木だそうだ。ただ、かなりの急斜面にある。
虫の木に近づこうと草を分けるが、クモの巣がすごい。棒を拾って、クモの巣を払いながら、蛇と蜂に気をつけて近づく。木はそれほど大きくなく、せいぜい幹周り50cmくらい。蜜が出ているのはどうやら反対側か?反対側に回ったら、小さなスズメバチがいた。少しじっとして様子を見る。どこかに行ったな、と近づこうと斜面を登るが、なかなか急で近づけない。すると、先ほどの蜂が帰って来て、身体にアタックして来た。これはヤバい!あまり虫もいなさそうなので、二度目のアタックされる前に退散した。
川に戻ると、チピラはまだオタマジャクシを捕まえていた。朝食後、坂本龍馬脱藩記念館へ。しかし、開いている気配が無い。扉を見ると「電気のスイッチは、入ってすぐ右。出る時は消してください。」って、セルフかい!中には、龍馬が土佐から山を抜けたルートが、巨大ジオラマとともに紹介してありい、セルフのわりには結構凝った展示物だった。
宿を出て義母の実家へ。そこは、観音水と言う有名な湧き水のある所だ。昼食に親戚と一緒に観音水の流しそうめんを食べに行く。この流しそうめん、20人程座れる石造りの突き出たカウンターで食べるのだが、そうめんの流れ方が変わっている。客は壁から突き出たカウンターにUの字に座る。壁には穴があり、カウンターには10cm程の溝が切られている。溝は暖簾のようなビラビラがついた穴からU字カウンターを一周して、反対側の壁の穴に続いている。溝には水が流れていて、そこにそうめんが流れてくる仕組みだ。そこのそうめん。こしのある茹で加減もバッチリで、メチャメチャ美味しかった。しかも600円で食べ放題!ただ、ひとつ問題が・・・京都の貴船の流しそうめんは、レーンが三本あり、客ごとに決まっているが、観音水のそこは、回転寿司のように一本のレーンだ。当然相席。川下に座ると、なかなか流れてこない(笑)また、川下に座ると、流れてくるそうめんは、川上の人が取り損ねたり、余ったりしたものだから、行く人は絶対川上を陣取った方がいい(爆)それが気になる人にはおすすめしません(笑)
朝のうちに親戚周りをして、午後から海で泳ぐつもりだったが、やはり色々な話で夕方になった。海水浴を楽しみにしていたヨースティーはがっかり。明浜に義父の実家跡があるので、その近くの宿を取っておいた。目の前が海水浴場だ。そこへ行く前に、義父の実家跡を見に行く。小さな漁港で、2mほどの溝には小魚が一杯。小さな女の子が、港で釣りをしていた。水がきれいで、小魚が群れているのがよくわかる。
宿に着くと、明くる日から「カッパ祭」が開催されるそうで、大きな駐車場にテントがいくつも組んであった。ああ、終わらなかったのでまたまたつづく。
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