予期せぬオール2006年03月08日

夕日のような朝日

六合のライブに行った。しらふでは恥ずかしくて弾けられないと言うBrendaさん、charlyさん、まんきちさん、陰陽師やっさんと居酒屋へ。ビールを何杯かあおってから、いざMojoへ。今日は7弦ギターを操るみやっちくんのラストライブ。うちと同じく就職のため脱退するらしい。残念だが、これはチャンスかも!

会場にはよっしい☆、ろくまん、サイコキのメンバーなどいつもの顔ぶれ。Brendaさんは、真ん中最前列に陣取って応援だ。ぼじおっちーの話では、名古屋、東京とツアーをこなし、いつになく乗っているらしい。確かに気合いの入った演奏だった。開演直前、Junさんと一緒に入ってきたのは???jazzさんだ!!!今頃は、先週のはじめちゃん受胎ツアーin札幌で疲れている頃だろうと思っていたのだが、まだまだ若い。

終わってから皆で、ちょいと飲みましょうと居酒屋へ。終電をチェックしておいたので、時間になったら「帰ります。」と席を立ったのだが、帰してくれなかった。で、2時過ぎにお開き。みんなどんどんタクシーで帰っていく。残されたのはよっしい☆とろくまん。今の店は5時まで営業しているので、もう一度入っても良いが、ちょっと他を探そうと徘徊する。喫茶青山を目指したが、つぶれていた。で、隣のカラオケで朝まで歌う。よく考えればこのメンバー、セッションなどではヴォーカルを取らないメンツ達。ちょっと興味深い。

そこのカラオケは、一曲歌うごとに採点される。よっしい☆は、コンスタントに80点代を出す。ろくまんもそれにつづく。私はなかなか追いつけない。くやしい。だが、終わってみれば、88点を2回出した私の勝ちだった!最低点も私だったが・・・。

家に着くと、きれいな朝日が昇ってきた。ああ、今日一日が無駄にならないようにがんばらねば。

大津火山2006年02月21日

天変地異の前触れ?

先日大津プリンスホテル横の琵琶湖の岸へ遊びに行った。雪がチラホラ舞う寒い日だったが、着いた頃には晴れ間もちらりと見えていた。湖岸はだいぶ前に浜大津から瀬戸大橋の袂まで公園として整備され、広い芝生には家族連れも多い。遊歩道が自転車と一緒の部分がちょっと危ないが、狭い湖岸利用なので、仕方ないか。途中には三角屋根のドイツレストランがあり、天気の良い日にはテラスでペットと食事もできる。その並びには、同じ造りの無料休憩所がある。大きなガラス戸が付いた、開放的なところだ。ストーブもあり、こんな寒い日は、暖を取ったりおやつを食べたりするのにありがたい。

その無料休憩所には、寄贈された本がたくさん置いてあり、好きに読むことができる。娘に「機関車トーマス」と「やだもん」を読んでやる。5時になり、閉めるために管理人さんがやってきた。ちょっと話をして帰ろうとすると、娘が絵本を持って帰るときかない。いつも図書館で借りている感覚なのだろう。ここは違うと話しても、泣いてきかない。見かねた管理人さんが、「次回来るときに持ってきてくれればいいので、お貸ししますよ。」と言ってくれた。お礼を言ってそこを去る。娘は喜々として自転車のかごに借りた本を入れ、寒風の中チャカチャカこいでいった。

逢坂山のあたりに、黒い雪雲の向こうに夕焼けが見えた。普段はない黒い雲に反映してか、見慣れぬ紫色になっていた。まるで山の向こうで火山か何かが噴火しているみたい。寒い風、不気味な夕暮れの風景を見ながらも、人の親切に何か嬉しくなりながら帰路に就いた。

谷中墓地其の二2006年02月02日

もうちょっとで満月

西に宵の明星が見えたとき、東から月が出ていた。満月までは後3日程か。澄んだ空が、寒さを一層引き立てる。

谷中墓地2006年02月01日

宵の明星。1月13日からは、明けの明星へ。

12月、出張で通った谷中墓地での景色。谷中は寺が多く、町並みが京都に似ている。この日は「東大医学部・献体合同慰霊祭」と言うのをやっていた。医学の進歩のために身を捧げる献体というのは、なかなかできることではないと思う。私にはそんな勇気はないなと言う複雑な気持ちで横を通りすぎた。

ルミナリエ2005年12月20日

月も出てきれい
 出張ついでに、家族でルミナリエを見に行った。ルミナリエは、阪神淡路大震災のあった年末に、暗い神戸を明るくしようと始められた光のイベント。去年か一昨年か、財政難からもう最後かと言われていたが、今年も行われた。これを真似たのか、同じ所がやっているのか、東京・丸の内でも「ミレナリオ」と言う、パチモンみたいな名前のものも登場している。

 私は2度目だが、家族は初めて。以前行ったときは、点灯の瞬間を見ようと早めに行ったが、これが恐ろしい人混み。点灯するまで前の列は動かないが、後ろからはどんどん人が来るので、時間が経つに連れぎゅうぎゅうとになる。点灯してしまえば人は流れるので、それ以降はあまり混雑した印象はないが、それまで1時間ちょっと苦しい思いをした経験がある。今回は子供も小さいので、時間をずらして行くことにした。

 まずは食事を神戸ハーバーランド・モザイクでする。が、こちらもルミナリエに負けないくらいのイルミネーション。街路樹は昔の青山通りのようだし、建物の大きな吹き抜けには、雨の滴のように光の粒が降り注ぐ。そして、広場には大きなツリー。それが青から緑、赤など色とりどりに変わっていく。娘は「きれいやな〜」とツリーの前で踊っていた。

 モザイク内のレストランからは、ポートタワーなどの建物が、これもライトアップされて雰囲気を盛り上げている。やっぱり神戸は違うな〜。食事の後外からポートタワーを望む。向こうには月が昇っていた。ただ、ハーバーランド自体は、三宮や元町から離れているせいか、店舗自体には活気がなかった。行くまでにもろくな標識が無く、周りも薄暗いので、本当にあるのか?と言う雰囲気だった。

 さて、メインのルミナリエに移動する。人も流れていて、快適。娘は朝から大阪、神戸と移動で疲れているのか、抱っこから離れない。光のアーチをくぐって行くと、広場のイルミネーションが見えてきた。「お城みたいやね〜、きれいやね〜。」と期待を膨らませて行こうとした瞬間、全てパッと消えた。9時半の消灯時間だったようだ。周りもどよめいている。警官が、交通規制解除するので歩道に上がるように、拡声器で歩行者を急かしている。まあ、あまりにもあっけない終わり方。今までの夢心地に、水をぶっかけられた感じ。もう少し演出できないものかね〜。残念ながら、広場のイルミネーションは来年に持ち越し。

 このルミナリエ、例年ならクリスマスの25日まで開催するが、今年は23日〜25日が金・土・日曜日と絶好の日程。とても混雑が予想されるので、22日で終わるそうだ。おかしくないか?確かに混雑して、事故などの危険は増えるかも知れないが、それなら普段の土日もやめちまえ!休日に人出が増えるのは当たり前だろ、それが嫌なら、主催者はもっと人が分散するように工夫をすべきじゃないか。なんて、勝手なことを考えてしまった。

 見に来る人のたぶん3分の1くらいは、点灯の瞬間を見に来ると考えられる。点灯は一日に一回だから、その時が込むのは当たり前。それなら点灯の回数を増やせば、それだけで人混みが緩和されるのでは?また、平日だけのイベントを行ない、休日客を取り込むとか、考えれば方法はあるはずだ。まあ、期間が短くなれば、逆に行こうという人も増えるのかも知れないが、私としては、なんかやる気がないように感じられる。まあ、やる気があれば、電飾を点滅させるようにしていただろうけど。あっ、そうしたら、よけいに人が動かなくなるか。

ヴィーナスと火星2005年11月02日

火星です。もっとアップも撮りましたが、こっちの方が雰囲気があります。

寒さが増すごとに空気の密度が高まり、夜空がきれいになってくる。夜7時頃には、西の空には宵の明星がひときわ輝き、東の空には火星が妖しく光を放っている。10月30日は、2年ぶりの火星接近だったそうだ。だが、その日は残念ながら雲で見えず。1日は快晴で、どちらもよく見えた。

夜が明るくなるにつれ、星が暗くなる。今年は、夜空には月しか知らない娘に、どこかで満天の星を見せてやろうと思う。

本番当日2005年09月24日

北大キャンパス。道は真っ直ぐ続く。校舎はどこ?
 今日は朝からいい天気。ホテルでの朝食は、4つのレストランから選べるが、その中の"Lilac"と言うコーヒーショップへ、敵情視察を兼ねて行くことにした。果たして、内容は・・・昨日の"Big Jug"と一緒じゃん。正規に支払うと、この朝食バイキング1900円だが、値段のわりに中身がう〜んである。ホテルのバイキングなんか、こんな物かな。Lilac恐るるに足らず。敵を喰うの意味で、ここでも食べた。しかし、昨夜のラーメンが熱すぎたのか舌が痛い。

 せっかく札幌に来たからと、オーナーを誘い散歩に出かける。ホテルからすぐの旧道庁を見学して、植物園へ。時間があれば、中に入って確認したいこともあったが、今回は断念。そのまま北大へ。広いキャンパスには、小川が流れ、近所の主婦たちがお弁当ランチをしている。うちの大学のキャンパスは、とても狭かったので、いかにも大学!って感じのここは、とてもうらやましい。ポプラ並木まで行き着けず、ホテルへ帰る。ホテルでは、マッキュさんが待っていてくれた。なんでも、このグランドホテルは、クイーンのメンバーが泊まったホテルで、当時出待ちをした懐かしいホテルだそうだ。ちなみに、我々は最初はパークホテルに泊まる予定だったが、出発前日に、オーバーブッキングとのことで、こちらのホテルに変更した。そのパークホテルは、フレディが泊まっていたホテルだそうだ。

 札幌美女たちと、軽くランチして会場へ。今回は、ギターを貸していただくことにしていたが、レッド・スペシャルまで置いてある。みんな持っているんだな〜。リハもそこそこに、徐々に人が集まってくる。さあ、本番だ。

モエレ山を望む2005年09月23日

広すぎて高いのか低いのかわかりません。

もう一つの高い山、モエレ山にも登る。このモエレ沼公園、途中にゴミ箱がない。この広い敷地内、弁当持参で来る家族連れも多いと思うが、やはりゴミ箱はない。だが、ゴミもない。この辺は、自然に対する道産子のモラルの高さの現れであろうか。それとも、いっせいに掃除をしたあとか?気持ちがいい。イサム・ノグチの作った山をケン・ノグチがゴミ拾い。なんて事を考えながら登る。

五合目まで来たところで頂上を望むと、降りてくる人たちが踊っている。阿波踊り?いや、羽蟻を手で払っているのだ。数百メートル離れたこちらの山頂にも、やはり羽蟻がいた!なぜ??頂上に何がある??理由は、イサム・ノグチのみ・・・・。

他にもガラスのピラミッドとかあったけど、自然が一番。札幌に来る人は、一日、のんびり時間をとって過ごして欲しいところだ。まあ、他にもたくさん自然はあるだろうけど、お手軽です。ただ一つ、虫が少なかったのがちょっと気になる。

夕方ホテルに送ってもらい、サッポロ・ビール園へ。

プレイマウンテン2005年09月23日

真ん中左はオーナー、頂上は友人

ピラミッドを思わせる石段の山肌を登ると、思いも寄らない物が待っていた。それは、おびただしい羽蟻の群。頂上から周りの風景を眺めたいが、蟻がまとわりついてきて、それどころじゃない。数メートル降りると、全くいなくなる。なぜ頂上に羽蟻の大群がいるのか?何か、頂上に秘密でもあるのか?それは設計者イサム・ノグチのみが知ることであった。

萌えれ〜2005年09月23日

ずーっと芝生

(前回までのあらすじ)京都からはるばるクイーン祭の楽しさを布教するために札幌へ来たMFCオーナーと忍者。旧友との再会で、北の幸に舌鼓し、杯も進み、すすきのの誘惑も振り切って、ご機嫌に床に着いたのだった。

そして翌朝、気持ちワル〜。酒残りすぎ。朝食バイキングに張り切るが、完食できず。ごめんね。今日は夜から、サッポロ・ビール園で前夜祭。昼間は、友人がサッポロを案内してくれる予定。昼過ぎにホテルに迎えに来てもらうことにするが、なかなかしんどさが取れない。すかさずjazzさんに、明日の「飲み放題コース」を「健康コース」に変更のメール。だって、今夜も飲み放題が待っている。昔の海外出張を、思い出すなあ。

午前中降っていた雨もやみ、晴れ間も見えてきた。友人家族の車に乗り、そば屋へ。プリンス・ホテルの近くで、喉ごしがよく、旨い!こういうそば屋は、関西には無いなあ。札幌は、オーナーも今年6月に来たところなので、ちょっと変わったところへ行こうと、郊外まで車を飛ばす。街外れまで来ると、さすが北海道。地平線こそ見えないが、交差する道もずっと延びて消えていく。突然、小高い富士山のような山が見えてきた。そこが目的地の「モエレ沼公園」。

モエレ沼公園は、かのイサム・ノグチ(知らん・・・なぜに姓名逆?)設計の、大地を贅沢に使った公園。アトラクション的な物は「海の噴水」だけ。それ以外は、山と芝生の広場。空はすっかり晴れ、日差しが暑い。しかし、秋を感じさせる風が、とても気持ちいい。一面に広がる芝生や山を、ぶらぶら散策、それだけだが、都会には無いその広大さが癒してくれる。朝から弁当持ちで一日過ごしたいなあ。芝生にいろいろなキノコを見つけ、狂喜して写真に撮った。

ぽかぽか陽気の中、登った山の頂上であんな目に遭おうとは、この時は知る由もなかったのだった。(再度引っ張る)