海老漁 ― 2019年09月21日
去年、メダカが死んでしまった。ちゃんと水は作ったつもりでいたのだが、どうやらバクテリアはしっかりと繁殖していなかったようだ。バクテリアの繁殖というと、不衛生に聞こえるが、水槽で魚を飼うには、魚の排泄物を分解してくれるバクテリアが不可欠なのだ。通常、バクテリアを定着させるために、一ヶ月ほどかけるらしく、ちゃんとやったつもりだったが、残念な結果になった。
その後、再チャレンジを試み、水草いっぱい植えて、照明もちゃんとした。45cmの水槽だから、それほど大したものでも無いが、水草いっぱい植えたら、結構サマになる。昔、熱帯魚が好きな奴が、最後は魚より水草に行き着くと言ってたが、わかる気がする。で、メダカを再び投入だ!投入するのは、一番安いヒメダカ。ところが、近所の幼稚園にいたメダカが、真っ白でとっても綺麗。白いメダカにしよう!と思ったが、結構高い。また、折からのメダカブームで、値段も高値安定。そのまま一年ほっておいたが、いくらなんでも寂しいので、青メダカというのを入れることにした。
青メダカと言っても、白メダカと区別がつかない。要するに白いメダカだ。とりあえず、死にませんようにと祈りながら、2週間経った。もう大丈夫だろう。ところが、今度は水槽に苔が生え出した。調べると、苔取りにはエビがいいらしい。もちろん、ペットショップで売っているのだが、安いと言うことだが、1匹100円ほどするようだ。釣具屋に行くと、餌としてもっと安く売っているそうだが、その辺の川や用水路にもいるらしい。田んぼなら、うちの周りにいくらでも広がっている。じゃあ、捕まえに行こう!と言うことで、中学校横の用水路に行った。
田んぼは収穫時期。稲穂が穂を垂れ、風に揺れている。幅30cm程の用水路を見ると、ありゃりゃ、メダカや他の小魚もいっぱい!普通の黒メダカだったら、ここで獲れるやん!10cmくらいの魚も泳いでいる。びっくりだ。早速網で、用水路の壁面を探ると、おお!海老ゲット!!ただ、5mm程と小さい。それでも30匹ほど捕まえ、しっかり水あわせして水槽に入れた。メダカに捕食される可能性もあるが、みんな頑張るのだ!散り散りになった海老たち。あっという間に隠れたのか、全然見つからない(笑)ちょっと大きめのが2匹ほど確認できるくらいだ。大きくなってくれよ〜。そして、水槽きれいにしてね。
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