チリスピー3歳2006年05月01日

今日は暑かった。空はよく晴れ渡り、雲一つない。3年前もこんな日だった。私や助産婦さんがちょっと離れた5分の隙に、スルッと生まれてきた。

今日は保育園でお誕生日の金の冠をもらい、それをずっと着けて遊んでいた。何度も触りながら「ねえ、お誕生日おめでとうって言って。」と言い、そう言うと嬉しそうに飛び跳ねていた。パエジャとケーキで「なんだか、お腹が重たいの。」という始末。食い意地は誰に似たのか。遅くなるので、プレゼントはひとつだけ。明日は第二段のプレゼント。喜ぶかな。

色々言うことを聞かなくなったりするけど、それも成長の証として、おだてたり叱ったり。ちょっとは弟の面倒も見るようになってきた。このころは日々成長で驚き、またうらやむばかり。これからも色々喜び、驚かせてくれるのだろう。

これで、我が家の春を告げる行事は一段落。チリの心は、もうすでにサンタさんに向いていた。

Heartrip〜One Night Band〜Cross Pointのライブに行ってきた。2006年05月02日

 去る4月23日、MojoWESTにHeartripのライブを観に行った。このバンドは、ザ・ノスタルジックスのマルチ・プレイヤー、ジャッキーさん所属のチューリップのコピーバンドで、今回が第一回目のライブだった。私がチューリップを好きだったことは、以前書いたが、バンドでやろうとは考えたことはなかった。いや、一緒にやってくれる人が他にいるのか?と言う思いがあったのだ。一昨年蕨市のHony Flashでのクイーン・セッションの参加者shud関西さんと言う人と、ひょんなことからチューリップの話になり、その時彼が、「僕もコピバンやってましたよ、検索すると、結構セミプロ級までいますよ。」と言うのを聞いて、へ〜っいるんや〜て思ったがそれっきりだった。

 Heartripのライブはまんきちさんのblogで知った。すぐに「こっ、これはblogという媒体を使った私へのメッセージだ!」と感じたが、うらやましさと悔しさで無視しておいた。しかし、観に行かないわけにはいかない。当日は女性和太鼓集団Coronも共演するという。Coronを観に行くというバレバレの理由を付けてMojoWESTへ行った。

 昼の12時ちょっと過ぎ、すでにCoronのステージは始まっていた。ドンドコドンドコ、心地よい太鼓が響き渡る。あれ?叩いているのは腰ミノ隊じゃないのか?最後は子供も参加でドンドコドンドコ。リズムだけで織りなすステージは、子供から大人まで楽しめるんだと再発見だった。しばし休憩の後、Heartripの登場。受付からの印象は「金かかってるな〜。」チケット、大小2種類のポスター、オフセット印刷の厚い3つ折りリーフレット、ステッカー、バスドラのヘッドのロゴとメジャークラスだ。後で聞いたら、色々な手を使い、それほどお金はかかってないとのこと。それにしてもこのバンドへの意気込みが感じられる。それは各人楽器も335、シンラインと本家と揃えているところからもうかがえた。

 オープニングは「輝く星」えっ?財津和夫の声そっくり!と思ったらSEだった・・・。「シューティング・スター」で始まったステージは「虹とスニーカーの頃」「心の旅」「サボテンの花」と言うヒット曲が続く。演奏はこなれていて当然だが、特筆すべきはコーラスの美しさ。さすが力を入れていると言うだけあって、素晴らしいコーラスワークだった。本家は財津と姫野の声質が違いすぎて、コーラスになるとたまに??な部分があるのだが、Heartripはそんなことはなかった。

 チューリップは大まかに分けると、オリジナル・メンバーの第一期、ベースとドラムが替わった第二期、オリジナル・メンバーは財津だけとなった第三期、再結成を繰り返している現在に分けられるが、Heartripのメンバーを見ると現在のチューリップに当てはまる。「I'm The Editor」「Someday, Somewhere」「光の輪」と続くところで、思いは第二期のライブを目指していると感じたが、メンバーの役割を見ても再結成のラインナップの方がしっくりくる。別に初期にこだわる必要は全くないしね。ただテーマを地球から宇宙に広げた第二期の感動的なライブは、ドラマーのタイプで結構違いが出ていたんだとHeartripを見て本家の分析までしてしまった。

 アンコールはおなじみ「銀の指輪」「夢中さ君に」。さすがにお決まりの「財津さ〜ん」コールはなかったが、今後は「ジャッキー」コールを布教していくのだろうか?次回ご要望なら、お申し付けください。茶色い声を飛ばしましょう。最後はお決まりの「魔法の黄色い靴」と思ったら再び「心の旅」だった。後で聞いたら、まだレパートリーにないそうだ。おいしいところは次回以降にってところかな。でも、知っている曲のオンパレードで、とても楽しいライブだった。惜しむらくは、レス・ポールが黒くなかったところくらいか・・・(嘘)

 厚かましく二次会にも参加させてもらった。そこでジャッキーさんに上に書いた質問に答えてもらったが、その話の途中で、「Heartrip」=「Heart Trip」=「心の旅」だと言うことに、初めて気づいた。ああああ・・・、ダメじゃん俺(ノヘ;)シクシク..

 Heartripを見た後、帰りたがるまんきちさんを強引に引き留め、BBAへOne Night BandとCross Pointを観に行った。

 One Night Bandは、ずっとBBAの一夜限りのセッションの名前だと思っており、ちゃんとしたバンドだと最近知った。噂によると、Jeff Beckよりジェフ・ベックらしいギターを弾く中村さんが中心とのこと。まんきちさんに、「爆音ですよ」と言われていたが、そうでもなかった。その日は抑えていたようだ。G二人とKey、B、Dと言う編成。ヴォーカルは全てドラマーがとっていた。そして、その噂のギターは、ウネウネとある時はチョーキングで、ある時はアームで自在に音程を作り出す独特の弾き方。ああ、ジェフ・ベックなんだ、と納得。今回はクラプトンのナンバーが多かったが、いつもはもっと弾きまくるらしい。ともあれ、あまり見ないタイプのギタリストで、う〜ん、勉強になった。

 Cross Pointは、先日ご一緒させていただいたが、今回はいつも客席で見ていた若い男の子ジュゴン君がギタリストとして参加していた。なんでも自らのレベルアップのためにmasuyanに師事し、Cross Pointで修行を始めたそうだ。若さと前向きな姿勢に天晴れ!それとノスタルのサリーさんがゲストだった。この時サリーさんからノスタルのレパートリーリストをいただいた。なんと109曲!よかったら出てくださいとの申し出、30日のライブには、前日にはじめちゃんナイトも控えており無理だが、その次は是非こちらからお願いしたいくらいだ。

 しかし、さすがにライブのはしごは疲れた・・・。まんきちさんもお付き合い、ありがとう。お疲れさまでした。その時は、日を改めてオールになるなんって、予想もしなかったのだった。

はじめちゃんナイトat BBA2006年05月03日

 4月29日はBBAではじめちゃんナイトに参加した。はじめちゃんのバンドThe Sons Of Eveをメインとし、仲間がはじめちゃんの指定曲、およびプログレ曲をセッションする企画だった。

 トップバッターは、サイコキメンバー中心にBCRなどをやったらしいが、私はちょっと遅れていったので、2曲目の途中からしか聴けなかった。会場はすでに満員御礼。クイーンイベントに匹敵する動員。はじめちゃんの人柄を表しているなあ。

 続いてはAcid Note+ちらさんの登場。ちらさんはボン・ジョビの「Keep The Faith」のみ参加だったが、さすがのプレイを見せてくれた。バリバリ弾く姿は、いつ見てもかっこいい。お友達もべっぴんだった。

 今回は副題として「はじめちゃん受胎ツアー"淫"京都」と言う、何ともおどろおどろしい名前が付いている。その中でも「闇鍋セッション」と名うたれたコーナーに出演したが、直前に「舞いさんを囲んで」と言う、何ともほのぼのとした名前に変更された。私はこの中で一曲Jellyfishの「ファンクラブにはいるなら」のギターを指名されていた。このギター、なかなか音が取りにくく、前夜まで四苦八苦していたのだが、直前に何とか形にして挑んだ。一曲だけの参加で、入れ替わりも多いので、前回のクイーンイベントに引き続き、TOMさんのギターを借りた。が、しかし、前回の教訓は生かされなかった。その教訓とは、「人のマルチ・エフェクターはむやみに踏むな!」である。前回ボヘミアン・ラプソディでソロを弾いたとき、ディレイのスイッチを踏むと、四分遅れくらいのディレイ音が同じ大きさで返ってきて、何弾いているか訳わからなくなったからだ。

 今回は、新兵器だという更にスイッチの多いボード。事前にTOMさんに音を作ってもらって万全のはずだった。しか〜し、始まる前に、ちょっと右のペダルを踏んだのが悪かった。曲が始まり音が出た瞬間、耳を疑うようなヴィブラートがヘロヘロかかったギターの音が飛び出した。まさにクラゲのようなフニャフニャな音。曲は進むが直し方がわからない。いろんなことを考えていると、ギターパートやコード飛ばしたり、拍子間違ったりと散々だった。後でTOMさんに聞くと、右のペダルはディストーションの深さも調整するけど、踏み込むと変調掛けたワウになるそうだ。終わってから、コード間違ってたとか、キーを間違ってたとか、チューニング狂ってたとか散々言われてしまった。教訓「人のボードは、赤子泣いてもスイッチ踏むな」。果たして次回に活かされるのか?

 まあいいや、私のギターなどどうせ誰も聞いてないしと開き直り、客席に戻る。舞さん、2月のクイーンイベントでは、ハイウェイ・スターの怒濤のキーボードソロを披露してくれたが、今回はビリー・ジョエルの「Root Beer Rag」。これは圧巻だった。私も大昔、ギターで挑戦しようと思ったが、出だしであきらめた。舞さんに負けじと、はじめちゃんがフレットレス・ベースで応酬していたのが、これまた素晴らしかった。舞さんには、ステージになると人格が変わる、名古屋の中山美保の称号を捧げたい。

 その後、JunGreenさん組、そしてぼじお、TOM、ろくまん組のRushに続いた。残念ながら知らない曲ばかりだったが、気合いの入れ様はろくまんのblogを見てもわかる。なにより、ぼじおくんが今まで見た中で、一番生き生きと叩いていた。力入り過ぎちゃうの〜って思ったくらいだ。TOMさんは途中弦が切れたけど、余裕で弾く姿はさすがだった。ただ、帽子の正面に白で四角い名前シールを貼って、ちょっと肘を張ってベースを弾くろくまんは「中央市場のノーメイクのジーン・シモンズ」にしか見えなかったのは私だけだろうか。

 なぜかいつも大人数のサモさん組も終わり、いよいよはじめちゃんのバンドThe Sons of Eveの登場。ドラムとキーボードとベースというトリオバンド。EL&Pのコピーだが、残念ながら、これもほとんど知らない。しかし、知らなくても充分伝わる迫力だった。ほんと、よく集めたな〜と思う怪演だった。voyagerさんはハモンド・オルガンをブイブイ揺らしながら、ドラムのカール・パーマンさんは寡黙に銅鑼を打ちならすし、はじめちゃんはベースとギターのダブルネックで激しく弾きまくっていた。3年前、はじめちゃんは我々FOREFINGERや完全尼嗜好の初代メンバーとして、よたろう帝国と掛け持ちで活動してくれてたが、突然の名古屋転勤でやむなく両方とも脱退。名古屋ではなかなか思うように活動ができず、モヤモヤしていたが、ここに来てやっと自分の居場所を見つけたという喜びが、そのプレイからあふれ出ていた。そんなことを考えていたら、嬉しくて目頭が熱くなってしまった。

 熱い夜はアッと言う間に終わり、まだまだ人の残るBBAだったが、今週飲み過ぎ&オール2回なので、メリーさんロジャバリンさんの熱い引き留めも振り切り、べっぴん饅頭リロイKちゃんに後ろ髪を引かれながら、さっさと帰ることにした。

ザ・ノスタルジックス、ライブ2006年05月05日

 4月30日はザ・ノスタルジックスのライブに行った。場所は宝ヶ池Honkey Tonk。今回は、広い空間で音もそれほど大きくなく、食事もできると言うことで、家族でおじゃますることにした。先週サリーさんから予定セットリストをいただいていたのだが、今回も三部構成になっており、各回の開始時間が8時、9時、10時となっている。子供を寝かさないといけないので、遅くとも第二部の途中までしかいられない。

 7時を目標に、それまで宝ヶ池を散策する。やはり自然の中を歩くのは気持ちがいい。7時ちょっと前に会場へ。と、太鼓の音が聞こえてくる。Coronが先にやっているようだ。階段を登ると場内は満員。店員が「ご予約は?」と聞いてきた。え?予約が要ったのか。してませんと言うと困った顔をしている。もう席が無いようだ。だが、入り口にちょうどサリーさんが立っていて、荷物のあった席を空けてくれた。

 子供達は、初めて聞く和太鼓の大きな音に、最初目を丸くして驚いていたが「太鼓叩いてはるな〜」と楽しそうに見始めた。楽しそうに踊りながら叩く太鼓を見て、「♪大きな太鼓ドーン、ドーンやな〜。」と歌い出した。コロンの演奏が終わり、ちょうど我々の横で太鼓を片づけていた。間近で見る大きな太鼓にちょっと驚きながら、「大事大事にお片づけしてはるな〜。」と楽しそうに見ていた。

 ホンキー・トンクはウェスタンスタイルのレストラン・バー。タコライスとピザを頼んだ。タコライスはちょっとスパイシーで、子供に食べられるかと思ったが、結構平気で食べていた。お腹が減っていたのか、夢中で食べていると、突然「雨を見たかい」が始まった。サリーさんの力強い歌が響く。まんきちさんの「ハード・ラック・ウーマン」、ナンシーさんの「トップ・オブ・ザ・ワールド」、ポップスのスタンダードと言えるような曲が次々出てくる。ステージ前のダンス・スペースには、すでに踊り出した人たちが。噂の腰ミノ隊、前回はチアガール、今回はマーブル模様のヒョー!っと言う衣装。他の人たちもみんなステップ揃えて踊っていた。ベースがいつの間にかサモさんに替わって「テイク・イット・イージー」「メロディ・フェア」「ホテル・カリフォルニア」「ヘルプ」アッと言う間に第一部は終了。

 第一部の途中で、よたろう皇帝が観戦に来た。前日のはじめちゃんナイトの様子などを話す。娘達も楽しんでいたが、やはり子供、飽きてきた。子供を寝ささないといけないので、第二部が始まったと同時に、名残惜しいが会場を後にした。次回は夏らしい。その時にもまた参加したい。ノスタルジックスは見ているだけでも、とても楽しいステージだ。でも、今度は演奏側で・・・。

結構出かけたGW2006年05月09日

 連休も終わった。今年の連休は、近場ばかりだがよく出かけたので疲れた。 どこに行ったかというと、

5月3日梅小路公園に行く。
 この日は、チリプーの誕生日プレゼントが壊れていたので、交換のためにダイヤモンド・シティへ。連休後半初日とあって、道路は混んでいるかと思ったが、そうでもなかった。市内の渋滞も無し。ダイヤモンド・シティに着いても二人とも寝ていたので、商品を交換だけした。天気がいいので、どこかへ行こうと思ったが、変に渋滞に巻き込まれても嫌なので、近場の梅小路公園へ。さすがに駐車場へ入るのに20分ほど待ったが、そのくらいは仕方ないかな。

 汽車を見ようと思ったが、駐車場横の遊具で遊びだした。たまに汽笛が「ポーッ!」っと鳴り響き、黒煙が立ち上るのを見ると、「ボー言うてるな〜、真っ黒のけむりやな〜、ちょっと怖いな〜。」と言ってた。吊り橋の遊具がおもしろいようで、何度も渡っていた。

 日差しが強いので、ヨースティーのベビーカーを木陰へ移動させる。ああ、ちょっとましかな。ところが、しばらくすると、横に小学校低学年くらいの女の子と父親が座ってきた。まあ、何もない地べただが、ちょっと近くないか?って所に座っている。そのうち、コンビニのおにぎりを出して食べ始めた。冷やしうどんまで出してきた。まあええか、と思っていると、その子よりちょっと大きい男の子と母親がやってきて、我々の間に陣取った。他に行く場所あるやろ?と思ったが、そこは飲み込んで、しばらく静観していた。母親はさすがに気になるらしく、すぐに座ろうとはしなかったが、ガキはベビーカーにもたれるくらいになっている。そうこうしているうちに、チリプーがアイスを買ってもらって帰ってきた。ちょっと離れたところに倒木があり、そこに腰掛けてアイスを食べる。だが!あの家族に追い出されるのはしゃくだったので、ベビーカーと荷物はそのままおいといた。はっはっは〜、窮屈な思いして食べるがいい。彼らの食事がおおかた終わったところで、ベビーカーを引き上げに行くのだった。

 で、帰りに思い出した。今日は円山公園でギリヤーク尼ヶ崎さんの公演があったから観に行くつもりだったことを!うう〜ん、来年は観に行こう。

5月4日ひらパーにアンパンマンショーを観に行く。
 ひらパーは7月9日までアンパンマンのイベントをやっているが、この日はアンパンマンショーもあるので観に行った。が、さすがに連休中 、電車の中からひらパーに行くんだろうなって子供連れがいっぱい。駅を降りるとゾロゾロとみんなゲートに向かっていた。駅前のコンビニや寿司屋は、弁当を買う人であふれており、その時点でかなり気が重くなる。

 中に入ってアンパンマンのイベントホールへはいるのに10分ほど行列。中も結構な人だった。ヨースティーはベビーカーなので、妻と別行動を取ったが、そのままはぐれた。携帯にメールしても電話しても返事無し。どうやら持ってきていないようだ。仕方ないので、ひとしきり遊ばせた後、そのままアンパンマンショーの会場へ移動。もう人でいっぱいだったが、妻とヨースティーは先回りして場所をとっていた。演目は「バイキンマンのお手伝い大作戦」。バイキンマンが誕生日にケーキが欲しくてお手伝いするという内容。はて、バイキンマンとアンパンマンは同じ日に生まれたと思っていたが違うのか?まあ、どうでもいいや。

 その後ビール飲んで観覧車、アンパンマンSL、プリクラ。どれも3−40分並ぶ。もっともっととゴネるが、また今度と連れて帰る。でも、疲れたのか門を出て1分ほどで寝てしまった。

5月5日京都コンサートホールに、産婦人科主催のファミリー・コンサートに行く。
 妻が仕事なので、一人で二人を連れていった。この前それをやって、一人をベビーカー、寝てるもう一人を抱っこで電車移動した時、かなりきつかったので、今回は車で現地へ。だが駐車場は満車。植物園も満車。近くのコインパーキングもやっぱり満車。30分ほどうろうろして、ようやく空いてるコインパーキングを見つけて停めた。コンサートホールまでは7−8分のところか。横断歩道を渡ったところで、車がクラクションを鳴らしている。ふと見ると、ととろさんだった。一昨年のRAG以来だ。車で買い物の帰りらしい。若い奥さんも一緒。信号が変わるまで、ちょっと話す。

 駐車場を探していたので、開始から20分ほど過ぎていた。全員ご招待で満席だが、子供を膝に乗せている人も多いので、わりと空いている。中央真ん中より後ろの好位置をゲットし、二人を膝に乗せて見る。歌っているのは杉田あきひろと言う、おかあさんといっしょの一代前の歌のお兄さん。歌のおねえさん?は山野さと子と言う人。前のドラえもんの歌を唄っていた人だそうで、この日も歌ってくれた。おお、本物だ。それから伊倉愛美と言う、「ひとりでできたもん」の三代目舞ちゃんが出てきた。「世界にひとつだけの花」や童謡、さっき会ったばかりの「となりのトトロの歌」などを歌ってくれた。「みんな手を振って〜」とか「一緒に歌って〜」と言われてみんな歌うが、チリンプーは全然歌わない。後で「恥ずかしかったの?」と訊くと「はじゅかちかったの」とクネクネしていた。

5月7日妻の能面教室の友人の作品展に行く。
 友人と言っても70歳を超えている。その人と奥さん、そして娘さんの作品をホーム・ギャラリーの形で連休の三日間展示していた。連日の好天とはうって変わって豪雨だったが、最終日の日曜日で、結構人が来ていた。その方の作品は能面、陶芸、絵、年賀状の木版画、象眼。奥さんと娘さんはパッチワーク、人形、鞄、もう有りとあらゆる手作りクラフトが飾ってあり、そのどれもが玄人はだし。ほとんどが定年後に始められた物ばかりだそうだ。また、娘さんが東京に住んでいた頃の手紙のやりとりをエッセイにして出版していたり、竹上久美子さんというお孫さんがシンガー・ソング・ライターでインディーズ・デビューしていたりと、ため息が出るほど多才な一家だった。

 それ以外の日は仕事。と、まあ普通のゴールデン・ウィークだった。

たまったバトン3つ2006年05月12日

 このところバトンがまとめて回ってきた。考えているうちに、どんどんたまってきたが、ここで一挙放出。考えた割には、大したこと書けなかったな〜。

まずはYKさんからの「指定バトン」。指定はギター。

最近思う【ギター】
みんな上手いなあ。

この【ギター】には感動!
楽器としては、1959年製レス・ポール・スタンダード。一度楽器屋で弾かせてもらったとき、一音鳴らしたら壁が震えた。ただ、それだけ聞くと普通かな、って感想だったけど、お店の人が「じゃあ、こっちも弾いてみますか。」と渡してくれた、ヒストリック・コレクション60数万円と比べたときの音の違いに愕然。枯れた音がしばらく頭から離れませんでした。ただ、650万円はどうやっても買えない。ちなみに、その時お店には58年製もあり、そっちは800万円でした。

ギタリストとして、と言うより、曲では「アルハンブラの想い出」が一本で弾かれていると知ったときは、驚きだった。

直感的【ギター】
う〜ん、インプロヴィゼーション、要するにアドリブと考えると、苦手です。と言うか、よ〜弾きません。スケールという物を憶えようと思ったのが、FOREFINGERを始めてからですから、この2−3年です。よって、その辺は初心者もいいところです。そういえば、コードもメジャー、マイナー、セブンス以外は知らないな。頭で思った音が弾ければ楽しいでしょうね。

好きな【ギター】
メロディアスなニール・ショーン、音色と高低差のあるプレイのエリック・ジョンソン。あんまりいろんな音楽を聴かないので、他に思いつきません。

こんな【ギター】は嫌だ
キンキン頭の痛くなる音。上手くても性格の悪い人。

この世に【ギター】がなかったら
きれいな先生にピアノを習います。いや、サックスがいいかな。まあ、無いんだから他の物をやるでしょうね。

次にjazzさんからの「指定バトン」指定はMFCオーナー。

↓↓↓最近思う【MFCオーナー】
あんまり話してないな〜。わざとだけど。理由は後で。

↓↓↓直感的【MFCオーナー】
初めてあったときの感想は「普通だ」。なぜなら、それまでのメールのやりとりで、バンドを掛け持ちしていて、パンクバンドもやっていると聞いていたので、もっとロックな格好をしているのかと想像していたら、休みなのにワイシャツだった。

↓↓↓好きな【MFCオーナー】
一緒に話をしている時。音楽に限らず、なぜか話題が尽きない。そうすると、みんなで集まった場合、他の人と話せないので、最近は、務めて他の人と話をするようにしている。だが、元来話題のない私なので、あんまり話が続かない。

↓↓↓こんな【MFCオーナー】は嫌だ!
上半身裸でドラムを叩くオーナー。

↓↓↓この世に【MFCオーナー】がなかったら・・・
たぶん、再びバンド活動はやってなかったでしょう。


YKさんとドロたんからほぼ同時に回ってきた「最初に回す人を指名するバトン」。あんまり意味のない名前のバトンだな〜と思ったら、中身も自己紹介のババトンだった。

1.バトンを回す5人
知っている人には結構回されているので、もういません。

2.お名前は?
忍者です。回しておいて、そんなことを訊くのか?

3.おいくつですか?
41歳です。

4.ご職業は?
自営業です。アクセサリーや、たまに宝石なども売ってます。

5.ご趣味は?
今はバンドとしりとりでしょうか。

6.好きな異性のタイプは?
明るい人。

7.特技は?
手先が器用

8.資格、何か持ってますか?
普通自動車免許、大型二輪免許、NAUI(ペーパーダイバーだけど)

9.何か悩みはありますか?
まあ人並みに。

10.お好きな食べ物と嫌いな食べ物は?
好きな食べ物、おいしい物
嫌いな食べ物、まずい物

11.貴方が愛する人へ一言
ありがとう

12.回す5人を指名すると同時に、その人の他者紹介を簡単にお願いします。
回さないのでありません。

残ってたバトン2006年05月13日

 ロジャバリンさんがくれていたバトンが残っていたと言うことで、早速やってみた。「指定バトン」と「印象バトン」そのうち印象バトンは去年リロイKちゃんが回してくれたので、中身はそれで、ロジャバリンさんの印象だけ。

 印象に残っている最初のロジャバリンさんは、去年の2月にjazzさんが来たときのクイーン祭。オール組がJunGreenさんの実家におじゃました時に、はじめちゃんとえらく言い合っていたのが最初だった。BBAに来ていた外国人に英語でどう話したかというのが話題だったが、はじめちゃんは酔ってはいたが、丁寧にロジャバリンさんに説明していたが、ロジャバリンさんは聞いているようで聞く耳持たず。お互い平行線ではじめちゃんが切れたというのが最初に憶えていることでした。その後、はじめちゃんの掲示板でのやりとりを見ていると、仲がいいんだって思いました。

 で、その時の印象は、えらくからむな〜。近寄らんとこ。でした。でも、夏のジェフ・ポーカロ・トリビュートの打ち上げで話したり、blogでお菓子を手作りしたと言う記事を見たりすると、普通かもと思い直すようになりました。で、その後観察していると、結構天然でネタになるな〜。と言うことで、時々ネタにさせていただいております。

 今年の初めにはロジャバリンさん、Piazzollaさん、ろくまん、私で○○組なる物を結成するまでに至っています。まあ、このメンツで何かするってことはないと思いますけど・・・。


で、もうひとつの「指定バトン」指定は「41歳」

最近思う【41歳】
厄年だな〜。でも39から40歳になった去年の方が、やっぱり印象が強いかな。他の人に関しては、みんな若いな〜。

この【41歳】には感動!
やっぱり「バカボンのパパ」でしょう!

直感的【41歳】
おっさんまっただ中。

好きな【41歳】
好きなことをやっている人はよいです。でも、好きなことをやりたくてもできない人もいるから、その人がダメってことはないですけど。

こんな【41歳】は嫌だ
歳だからとつい引っ込み思案になる。まあ、あんまり出しゃばるのも・・・ですけど。

この世に【41歳】がなかったら
立木さんが困る。

魅惑のエビちゃん2006年05月15日

エビフリャ〜

以前、オークションで子供のおもちゃを探していたときに、奇妙な形に惹かれてつい落札。エビかザリガニだろうが、色からして、どう見てもエビフライ。

日本人はエビ大好きだそうで、世界でも消費量は一番。その中でもキング・オブ・エビと言えば伊勢エビだろう。だが、この伊勢エビ、そう滅多に食べられる物ではない。食卓に上ることはまず無い。憶えているのは、人の結婚式に出席したときくらいか。それでも半身で、一匹丸々食べたことはない。

同じ甲殻類でも、カニは結構安値で売っているが、伊勢エビは売っていない。取れる量が違うからか?ああ、一度丸一匹食べてみたいものだ。

双子?のエビちゃん2006年05月16日

小さい方はGAPです。

好評につき第二段!オークションでつい落としてしまったエビのぬいぐるみ。ロブスターかな?大小別々に落としました。

うちの近くに行商に来る伊勢のおっちゃんは、時々生きたままの芝エビを持っている。伊勢のおっちゃんだが、伊勢エビを持ってきたのは見たこと無い。頼めば持ってきてくれるとは思うけど。で、その芝エビ、生きたまま素揚げにすることが多いが、大きい物は殻をむいて食べる。頭と胴体をプチッとちぎるが、その瞬間手の中でビクッと動くのがちょっと残酷。でも、甘くておいしい。

海老でおいしかったのは、セビージャの海老専門バルで食べた炭火焼き海老。粗塩で焼いてあるだけだったが、旨かった。それと台湾の蒸し海老もおいしかった。

ロブスターを新宿の小さなスペイン料理屋で食べたことがある。雑居ビルの3階にあり、テーブル4つほどでいっぱい。メニューは無く、シェフが口頭で今日のメニューを言ってくれる。その日はうさぎとロブスターとビールを注文、勘定はと聞くと2万円だった。二度と行かない。

しかし、エビで一番高かったのは、タモリクラブでやっていた、「エビラ」のプラモデル300万円かな。残念ながら、うちに在庫はなかった。

有限会社カルパッチョ・ライブ2006年05月18日

 13日に有限会社カルパッチョのライブにBBAへ行った。残念ながら、開演には間に合わず、最後の3曲ほどしか見ることができなかった。ロックとアニメソングや懐メロを融合させたカルパッチョの楽曲は、いつもながらとても楽しく、かつうならせられる。お茶ら気バンドと名乗っているが、基礎あってのお茶ら気なので、安心して楽しめた。ただ「だから」は今回もしつこくやったのだろうか?前回、毎度フルで演奏するのが、ちょっとしつこすぎるかな〜って思ったもので。3−4回目以降はほんのさわり程度にする方が、見ている方も突っ込みやすい気がする。

 有限会社カルパッチョの後は、センベーさん率いるエイプリル・フールズのレインボー他。kirryさんがドラムを叩いている。以前MFCオーナーが、エイプリル・フールズにはドラムが少ないと言っていたので、kirryさんに頼めばいいと言ったら、理由は忘れたが却下されたが、今回は叩くんだ〜、などと思いながら見ていた。「コージー命!」との紹介に「ジェフは捨てたのか?」などと思ったが、納得の熱演だった。

 他のエイプリル・フールズのメンバーはほとんどギターの参加だったが、各人素晴らしい技量と演奏、そして熱演で、会場は大いにわいた。カルパッチョのえりたんもキーボードで、陰陽師やっさんはノヴェラの曲で参加して、セッションとは思えない完成度で幕を閉じた。レインボーやオジーの選曲は普通として、ノヴェラを、しかもセッションでやるなんてのは珍しいんじゃなかろうか。ノヴェラ・ファンの陰陽師はそれだけで満足げだった。ちょっと満足げだったので、私が3年前にRAGで、ギターの平山氏と同じ舞台に上がったことに触れ、悔しがらせておいた。別に共演したわけでもないから、そんなに悔しがることもないけどね。あ、楽屋で着替えを見たぞ。

 MFCオーナーのblogなどを見ると、この日は何か他に予定していたようだが、急遽内容が変更されたようだ。その穴埋め?と言うわけではないとは思うが、やっさん、オーナー、私の3人でクリームの「I'm So Glad」を演った。音源はライブ・ヴァージョンでもらったが、この曲10分弱もある。しかも8割方ギターのアドリブだ。はて、困った。元来コピバンでしか活動してないので、人前でアドリブの演奏などやったことがない。コピーするにも、クラプトンもテキトーというか、思いのままに弾いているので、つかみ所がない。もちろん演奏時間は半分以下になるだろうが、スケール一発で事前にちょっと組み立てて・・・などと思い、いざ本番へ。結果は穴埋めどころか、墓穴を掘っただけだった。

 ベースのやっさんもドラムのオーナーも素晴らしい演奏してくれたが、私の演奏はと言うと、情けない。見ていた方にはとてもつまらない時間だったことを、申し訳なく思う。やはりインプロヴィゼーションとは、確立された基礎技量の元展開されるべき物で、シロウトがピカソの絵を真似ても、所詮デタラメでしかないことを痛感した。あの日の私の演奏は、単なる音の羅列に過ぎず、よってそこから感動が生まれるはずもなかった。

 何が足りなかったのか?それは、何を表現したかったのかが欠けていたのだと思う。再現音楽であるコピーは、それはそれで難しく、エイプリル・フールズのみなさんのように、完璧にできれば見ている人は素晴らしいと感じるだろう。また、元のアーティストの音色や癖、はたまた振りや衣装などを再現するという方法もあるだろう。音を詰め込んだり、スイープやタッピングなどのテクニックを披露するという手もあるだろう。いずれも私にはできないが。ならアドリブをそのままコピーすれば良かったのかも知れない。ただ、今回はギターソロ部分だけで7分近くと長く、まず憶えられない、見ている人には長すぎるとの思いもあり、アドリブソロにチャレンジはしてみたが無謀だった。

 今更何をと言われるだろうが、演奏で何かを伝えなければいけないと言うことを考えるきっかけになったことが収穫だったと考えるしかないと思った。ただ、どう表現するかと言うことについては、まったく答がでていないし、その一端すらつかめていない。果たして、何かつかむことができるだろうか。それとも、漠然とコピーだけしてればいいんだろうか。いや、人前で演奏してもいいんだろうか?なんて考えてしまった。ほんと、orzだった。

 ・・・答がないので、まとまらなかった。