夏の旅行、海を越え2013年08月26日

長い夏休みを取ってしまった(爆)しかし、今年の夏は暑かった。8月に入って、連日35度超えはざら。37度を超える日が続き、深夜に30度という日も珍しくなくなった。PCの不調に加えて、エアコン無しの部屋での更新をするには、かなりの気合いが必要だったが、私にはその根性は無かった(笑)この二日程の雨で、かなり過ごしやすくなったが、しっかり地蔵盆と重なり、降るならもうちょっと考えてよ〜と、これまた小言をこぼしたり。

私は長い夏休みだったが、うちの小学校は二学期制なので、先週末から始まっている。世間では、まだ少数派らしく、テレビなどでは、今週が宿題の追い込みだなんて騒いでいる。

夏休み前までも色々書くことがあったのだが、とりあえず、夏休みの旅行から記して行こう。例年、夏の旅行は志摩へ海水浴とパルケ・エスパーニャで遊んでいたのだが、今年は妻の希望で四国へ行った。妻の両親が愛媛出身で、まだ親戚もいるので、一度子供たちに見せておきたいとのことで、三泊四日の大旅行を敢行した。

四国と言えば、25年程前にツーリングで行っただけ。その時はなると大橋はあったが、明石海峡大橋はまだ無く、フェリーで淡路島に渡り、四国に入ってからは延々山道を走って行った。今回、船旅も面白いかなと、フェリーを調べたが、高速道路が整備されてやはり本数が少ない。逆に松山までなら、高速だけで4時間ちょっとで行けると書いてある。親戚がいるのは宇和の方なので、松山からまだ1時間程先だが、思ったより近い。と言うことで、全て陸路で行くことにした。

8月1日、天気は快晴。ルートは、岡山から瀬戸大橋を渡った。いくつもの吊り橋が島をまたいでいる様は、結構爽快だ。途中の島のSAで休憩。四国四県と岡山の土産が全て揃っており、帰りにここで事足りそう。流行のゆるキャラ大集合だったが、一番多かったのはバリィさんだった。その後、讃岐富士を正面に四国へ上陸。標識に「いよ西条」「いよ小松」と、やたらと「いよ」と付けたものが目立ち、いよ好きにはたまらないかも(爆)これだけ「いよ」が並んで出てくると、「いよっ、大統領!」なんてのも出てきそうな勢いだ。検索などでの区別だろうが、なぜかひらがな。そういえば東名阪では「みえ」ってのも結構あったな。

休憩3回、6時間弱で松山に到着。松山と言えば、うちのドラマー、ジョージNaokiの出身地。街の中心の小高い丘の上に松山城があり、その周りを市電が走っている。しかし、気温37度とここでも暑く、松山城はパス。子供も興味なさそうだし(笑)昼食をとって、道後温泉を見に行く。道後温泉って、山の中にあると思っていたが、すぐ街外れの一角にあった。途中坊ちゃん列車と並走し、信号待ちで運転手が手を振ってくれる。道後温泉は、車で通り過ぎるだけの予定だったが、結構面白そうな外観に釣られ、車を降りて見学した。しかし、レトロな雰囲気は、道後温泉本館だけだった(笑)

その日の宿は、河辺と言う内子からもっと山の中へ行った所。昔の小学校の校舎を宿に改装しているちょっと変わった所。松山から砥部を抜け、地図を頼りに県道55号線を走る。うちの車に、ナビなど無い。自分の行く道は、機械まかせじゃなく、自分自身で決めたいというポリシーからだ・・・なんてウソ(爆)県道55号は、所々2車線もあるが、ほとんど離合不可の林道。標識もあまり無い。ただ「さぶいぼ亭」と言う、手づくりの標識が、時々立っている(笑)何度か迷いながら、一時間予定をオーバーして宿に到着。子供たちは、着かないんじゃないかと結構ビビっていた(笑)

「ふるさとの宿」と言う、廃校を利用した宿は、小さな運動場が駐車場で、ちょうどお泊まり保育に来ている幼稚園児たちのキャンプ・ファイヤーの用意がされていた。部屋は二間で結構広い。泊まり客は、10人程の幼稚園以外はうちを入れて3組だけだった。料理は、鱒の造り、ヤマメの塩焼き、山菜の天ぷら、冷や汁、他小鉢など、かなりのボリューム。大浴場も貸し切りで、ヨースティーは一生懸命泳いでいた(爆)これで一泊5800円は安すぎ!二階には、バルコニーがあり、満天の星空を期待したが、雲がかかっていたのかあまり見えなかった。

つづく