娘の外泊2009年07月14日

 先週の金曜日、保育園のお泊まり保育があった。年長組は、その日みんなで保育園に泊まるのだ。待ち遠しくてしょうがなかったチピラは、三日前から寝付けないほど。夕食のバーベキューと、その後のキャンプ・ファイヤーをとても楽しみにしていた。ところが、その日の予報は雷雨。朝からどんより曇っており、キャンプ・ファイヤーは無理かな〜、などと思いながら送って行った。

 私は子供たちを送った後、仕事で西宮〜梅田〜心斎橋へ。その後、告知するのをすっかり忘れていたが、トミーさんの個展を見に行った。最終日で片付けもあるが、トミーさんや他の友達も来て、ささやかな終わりの会をすると言うことだった。会場は、谷六の路地カフェ。名前の通り、路地の裏にあると聞いたので、谷六あたりを裏道に入った。すると、結構モダンなカフェや、照明のペンダントがところ狭しと吊るされているお店。こうこうと燃える炉の前で吹きガラスをしている工房など、結構おもしろい店を見つけることができた。

 ぐるっと一周して見つけた路地カフェ。古い民家をきれいに改装した、ミニ・ライブもできる空間。久しぶりに会うトミーさんは、顔色も良く、健康そうになっていた。それを表すように、絵も色彩が明るくなっていた。言葉も少しずつ出始めてるようで、集まったみんなも、明るい話題に花が咲いた。

 家に帰ると、ヨースティーがおかあさんを独り占めして嬉しそう。寝る時にも、お姉ちゃんどこ行った?お泊まりやな〜。と独り占めの方がまだ嬉しそうだった。

 明くる日。朝迎えに行くと、ご機嫌なチピラだった。初めて行った琵琶湖博物館に興奮し、心配していたキャンプ・ファイヤーも行うことができたようで、帰ってから、早速それらの絵を描いていた。ヨースティーが生まれたときは、おかあちゃんと離れるのが嫌と大泣きして、病院に泊まっていたが、喜々としている姿を見ると、嬉しくもあり寂しくもある子供の成長を感じた日だった。