BBAラスト・セッション2009年07月24日

 20日、BBAファイナル・セッションへ行って来た。恒例プロデューサー・ナイトに集まる面々は、19日に集まったようだが、私は諸事情で20日に参加。たぶん、前日とは全く違う顔ぶれだが、こちらはBBA開店当初からのメンバーが中心となって開かれた。前半は、前日来られなかったプロデューサー・ナイト関連の人たちメインにセッション。そして、岡本サミュエルさん、さもさん、ペネカズさんのGFRミニライブ。後半は、本当の意味でのセッションと言うプログラムだった。

 前半セッションのセット・リストはこんな感じ。

Detroit Rock City
Tie Your Mother Down
We Will Rock You (Slow)
Rock'n Roll
Celebration Day
Smoke On The Water
Immigrant Song
Hot Blooded
We Will Rock You (Fast)
Smoky
迷信

 1曲目のDetroit Rock Cityは、まさやんとよっしい☆の夢のデュエット、そしてエアロさんとshinさんのあり得ないツインギター(爆)セッションならでわの組み合わせで幕を開けた。Tie Your Mother Downは、いばくんと野望青年の若者ツイン。そしてWe Will Rock You (Slow)へと続くが、ギターたっちゃんの足下に小型扇風機が。タッちゃんのライブでは、以前から置いてあるな〜と思っていた。ステージ暑いからな〜程度に思っていたのだが、今回その驚愕の役割を理解し、そして笑った!ギターソロになると、たっちゃんおもむろに扇風機の前へ。すると!その長い髪が、ふわりふわりと風に舞い上がる!!そう、あの扇風機は、髪をなびかせ、その自慢の速弾きに、更にスピード感をプラスする演出用の小道具だったのだ!!ブラボー!腹痛い〜〜(爆)

 そして、コウくんの歌うツェッペリン。コウくん、ぼじおっちーに似てるな〜(笑)Smoke On The Waterでは、shinさんがギター。最近ギタリストとしてのエントリーが多いが、FOREFINGER時代にも、他のバンドではギタリストとしてレインボーをやっていたそうだ。

 私が参加したのは、Hot Blooded、We Will Rock You (Fast)、迷信の3曲。Hot Bloodedは、ペネカズさんとshinさんに、終わりどうしましょうと言われ、こんな感じ〜と口で伝えて、気楽に開始。なんか、すごくリラックスして演奏してた。演奏しながら、ああ、これももう終わりなんだ〜って考えてたら、いつの間にかソロ跳ばしてた(爆)

 続いて初挑戦のWe Will Rock You (Fast)。前日仕込む予定が、疲れて寝てしまい、当日急仕込み。しかも、うちにはライブ・キラーズが無い。We Will Rock YouのDVDがあるので、それを参考にコピーした。で、開始前、入りの確認をしたら、よっしい☆が言うのが、私のコピーとちょっと違う・・・。KAiTOPさんもよっしい☆と一緒に口ずさんでくれるが、その場で音が取れない(涙)しかし、ドラムのたっちゃんが、押さえ方を教えてくれて解決!構成も気になったので、よっしい☆に「ギターソロある?」と訊いたら「ベースソロだけです」との答え。ああ、やっぱりヴァージョンが違ったんだ!何とかなるか、とスタート。ベースソロが終わると、KAiTOPさんが私を指差す。「??・・・ソロ??」と訊くとよっしい☆も大きくうなずく。ソロあるやん・・・。急遽ごまかして終わった(爆)

 Smokyは、もちろんエアロさん。今回、エアロさんとたくさんお話しさせてもらった。Charフリークのエアロさん、大太犬でのピンク・クラウドを聴きたかったと言ってくれたが、Charと言うよりCharaに近いあの演奏では、怒られるのが関の山だろう(笑)

 ラストは迷信。BBAのラストは、やはりBBAで締めくくらねば!ドラマーが岡本サミュエルさん。うひゃ〜!キメはどうしようと言うことだったが、とりあえずレコードの尺でと言うことで始める。大太犬で、できるだけゆっくりやってたので、ゆっくり目に始めたら、サミュエルさん「遅っそ〜!」って顔してる(爆)ヴォーカルがまさやんの別だてだったので、もうちょっとテンポ速かってもよかったかな。リフを続けて弾くが、ドラミングが自在すぎて、自分が合っているのか一瞬迷うが、気にせず続けたら、ちゃんと合ってた。そしてギターソロから最初のキメ。そろそろですよ〜って感じでドラムを見るが、あっち向いてる(笑)躊躇してたら通り過ぎて(爆)やっぱり合わず。強引に次のソロに行き、最後のキメですよ〜とドラムを見るが、やっぱりあっち見てる(笑)歌の時は、あんなに目が合ったのに〜。決まったようにキメ素通り。

 さて、どうやって片つける?きっかけっぽく、バックのリフに戻ったりしたが、サミュエルさん、どうやらさもさんを見ている。私もさもさんを見て、きっかけを掴もうとするが掴めず。しょうがないから、サミュエルさんと向かい合うけど、やっぱりあっち向いてる(笑)おい岡本!こっち見ろ!!と心の中で叫ぶが、声に出した方がよかったか?そんなこととてもできないけど(爆)すると、念が通じたのか、サミュエルさんおもむろにこっちを向き、少しパターンを変えた。来る!とっさに感じた終わりの予感。そのまま決めのフレーズ。バッチリ!!なんとか終わった〜。見ている人は「長すぎ」って思っただろうが、やってる方はおもしろかった。

 その後は、サミュエルさん、ペネカズさん、さもさんのGFR。インスト部分が多いので、ペネカズさんも自在に叩いているが、譜面見てるんだよね〜。見ながらよく叩けるな。何書いてあるんだろ(笑)

 ワンナイトの中村さんの演奏の後、フリー・セッションに。本当の意味でのセッションだが、慣れていないので、参加できず。ペネカズさんが、みんなこういうセッションは、なかなか出たがらないねと言ってたが、普段コピーばかりで、決まった楽曲をやってると、フリーにと言われても、どうしていいかわからない。好きなようににと言われても、めちゃくちゃではダメだし。自由すぎる不自由さ。ある決まりを憶えればいいんだろうか。でも、そこへ乗り出す勇気はまだないな〜(笑)そんな中でも、野望青年は果敢にチャレンジして、きっちり弾いている。すごいぞ、野望青年!そのセッションの中、BBAを後にした。閉店までに、もう一度行きたいな。

 途中BBAマスターの挨拶があった。感謝の言葉をもらったが、それは我々も同じ。BBAがあり、そこに集った人たちがいて、今まで知らなかった人たちと楽しみ、演奏することの喜びを与えてくれたBBA。閉店は与えてもらうことばかりを考えていた結果なのか。マスターは、またいつかと言ってくれた。その時を信じて・・・