秋の虫2007年10月03日

 10月になり、いきなり寒くなった。暑くなるのもいきなりだったが、こういきなりいきなりでは、ちょっと調子狂ってしまう。ところが秋の虫たちは、残暑厳しい中でも鳴いていた。植物と違い、気温などで鳴き出すんじゃないんだな。鈴虫、キリギリス、橋を渡る時、河原からにぎやかな声が聞こえて来る。しかし、暑さの中では、河原で鳴く多くの虫の声も、なぜだかセミの声のように暑苦しく感じてしまう。やっと涼しくなり、虫の声も風景に合って来た。

 夏に捕まえたキリギリスを、隣の家の庭に放したので「あのキリギリスさん鳴いてるな〜」などとチピラが言っていた。窓を開けるようになり、風が虫の声などを運んでくれるのは、何とも気持ちいい。そして先日、家の中でチピラが「あっ、虫さんや」と指差した。壁に目をやると、そこには立派な黒いゴキ!ついに出たか!とゴキジェット一発。飛び立とうとしたそいつは、ポトリと床へ。フッフッフ、やったぜ。しかし同じ虫でもこの扱いの違いって・・・。