Allen Hindsギター・クリニック2007年10月17日

 昨日は、East Village Guitarで行われた、Allen Hinds ギター・クリニックに行って来た。クリニックって行っても、手取り足取り教えてくれるわけではなく、講演の様なもの。上手くなるとかは別として、一流どころに触れておくのもいいかと参加した。しかし、参加者やっぱりみんな若い!思ったより、地味な感じの客だったな。これが、同じく会場にいたトシ・ヒケタのクリニックだったら、見るからに「ロック」って客が多くなるんだろうな。

 話は当然英語で、通訳付きだったけど、通訳の人はしょり過ぎ。まあ、要点を伝えればいいんだけど。内容は、ギターを弾く時の4つの心得を話しながら、結構あちこちに飛んだ。随時質問を受け付け、熱心な質問が続いた。こういう時、質問はと聞かれても、理論面ではチンプンカンプンだし、テクニック面では、聞くより練習だろうし、それほど思いつかない。ただ、リズム・ギターの重要性にちょっと触れ、タイム感が重要だと力説していたので、そのタイム感って具体的にはどう言うのかと質問しようとしたら、次の話で実演付きで説明してくれたので、解決。ただ、実演してもらっても、違いははっきりわからなかった。それくらい微妙なものらしい。

 奏法としては、結構独特で、アラン・ホールズワースが好きだったというだけあって、ひとつの弦をレガートでつないで行くのが彼のスタイル。特にピックと指を細かく使い分け、手品のように弾いていた。そして、サウンドも機材も演奏もシンプルに!ソロ楽器としてより、ヴォーカルを立てるギターをというので、ガンガン弾くタイプの人には、物足りなかっただろうな。

 終わってから足下のペダル類をみたけど、t.c.electronicの新しいディレイとリバーブ、コーラスなど欲しいものがいっぱい詰まってた。CDも売ってたけど、イタリア展で散在したので我慢。その後は、E.V.G.の店長さんとともにRAGの安達久美に行ったんだろうか?初めてのクリニックだったけど、間近に触れるプロの音って言うことで楽しかった。でも、もういいかな。