シャボン玉の花2008年07月15日

 上賀茂神社の木陰で休んでいる女性がシャボン玉を吹いていた。子供が吹くストローじゃなく、マニキュアの様に蓋に棒が付いてる小瓶。棒の先に開いた穴に息を吹きかけると、シャボン玉が辺り一面、そよ風に吹かれて舞っていた。小さなシャボン玉は、彼女の周りを回ると、地面の草にたどり着いた。

 「あっ、シャボン玉の花がある」とチピラが言うように、木陰の草の先に、まるで花が咲いたように無数のシャボン玉が着いていた。それは、木陰の向こうの強い日差しをバックに、まるで宝石のように輝いていた。その中を歩いて帰ると「あっちにもある、あっちにもある」と大喜びだったが、このシャボン玉、もう30分近く経つが、全然消えない。なんで?無邪気に喜ぶ子供たちとは別に、一体何が入ってるんだろうと少々疑問に思ったりした。あの光景には無粋な考えと言えばそうなのだが・・・気になる。