コピーとオリジナル、そしてライブ2011年05月21日

はがき大、白黒印刷OKです。

コピーとオリジナル

バンドをコピー・バンドと、オリジナル・バンドに分けた場合、オリジナルの方が上、もしくはすばらしいという評価が世間一般にあると思うのは、私だけだろうか。コピー、カバー、トリビュート、呼び方は色々あれど、それらに共通しているのは、有名(無名もあるが)なバンドや歌手の楽曲を自分達で演奏することだ。一方オリジナルと言うのは、大体がメンバーの中で作られた楽曲を演奏することが多い。そこには一体、どう言う差があるのだろうか。

一番の違いは、言うまでもなく(ほとんどの場合)自分達で曲を作っているかいないかである。自分達で曲を作ると言うことで、世間では「すごい!」となるのである。世間だけでなく、実際に活動している人でも力の入れ様が違ったりする。はたして、自分で曲を作るといことは、それほどすごいことなのだろうか?私は、それはすごいことだと思う。作ったことは無いが、作れないだろう。ただ、「すごい」とは思うが「すばらしい」と思うかは、また別問題だ。

では反対に、他人の曲を演奏するバンド(人)はすごくないのか?それも違う。ジェフ・ベックなんかは、ほとんど自作の曲はないが、その評価たるもの言うまでもない。まあ、彼はプロだから、アマバンの定義には入らないかもしれないな(笑)

コピバンには、その再現度で評価をもらうところもある。憧れのアーティストの曲はもちろん、楽器、衣装、仕草など細かければ細かいほど、好きな人をニヤッとさせる。また、演奏曲についても、出来るだけヒットした曲、みんなが知っている曲が多い方が、観客受けがよいようだ。

我々のバンドFOREFINGERは、ご存知フォリナーのコピバンだ。そのライブが来週5月28日(土)にある。フォリナーと言えば、80年代に大ヒット曲が多数あるが、今回はあまりやらない。もちろんオリジナル曲はしない。再現度も低くく、好き勝手にやってる。ヒット曲も、今回は少ない。さて、世間一般受けの定義から、大きく外れた我々は、はたして価値の無いバンドとなってしまうのだろうか?その答は、是非その目と耳で確かめていただきたい。

と言うわけで、ライブしま〜す!


「MY GENERATION vol.10」

5月28日(土)
開場:17時30分
開演:18時
料金:前売り2000円(1ドリンクつき)当日2300円
会場:Mojo West(地下鉄北山駅徒歩2分)
http://www.mojowest.com/

出演;
1.BIG LOVE (Mr.Big)
2.FOREFINGER (FOREIGNER)
3.絶叫姉妹&エチオピアンBrs. (Heart)
4.Juguts!Pretzdo (Judas Priest) from 名古屋

ご興味ある方は、上のフライヤーを印刷するか、私にご連絡いただけると、前売り料金とさせていただきます。

コメント

_ てりい ― 2011年05月22日 11時13分24秒

宣伝の仕方、うまいっす(笑)

是非、拝見させていただきます!

_ マコちゃん ― 2011年05月22日 11時28分17秒

お久しぶりです(^~^)
オリジナルだろうがカバーだろうが楽しませてるかどうかだと思いますよ。
演奏している自分達が楽しいのは当たり前なことなので。

僕は自分達の作品を作ることの方が上だと思ってます。
でもそれで客席は全然楽しめないなら自己満足ですよね。
どんなに上手い演奏だろうがヘタクソだろうが楽しんでいればいいんじゃない?
みたいな意見をよく聞くけど、
「楽しんで」じゃなくて「楽しませて」じゃないかな。
気持ちが客席に向いてるか自己に向いてるかの差は大きいと思います。

ジューダスのトリビュートバンドがそちらへ行きますが
彼らの気持ちはいつも客席側に向いてお客様を楽しませることを考えてるバンドだと思います。

_ にゅーめん ― 2011年05月22日 13時43分56秒

作曲がすごい、というより「人に認められる曲を作るのはすごい」んだと思います。
曲の良し悪しを言わなければ誰でも作曲的なことは出来ますが、いい曲を作るのは難しいですね。
オリジナルのほうが凄い、という部分があるとすれば、プロ志向の人たちはオリジナルをやる人が多いだろう、ということ。
それに対してコピバンは趣味の領域である場合が多いと思います。
そこに発生する気合の入り方からいえば、オリジナルをやってる人のほうが気合が入ってることが多いでしょう。

ただ、マコちゃんさんも買かかれてるように、お客さんが楽しんでいるかどうかは非常に重要だと思います。
やっぱり知ってる曲をやってくれたほうが盛り上がりますしね。

_ 忍者 ― 2011年05月23日 14時20分42秒

てりいさん
いやいや、これってかなりのプレッシャーなんですよ(笑)
よろしくお願いします。

マコちゃん
>僕は自分達の作品を作ることの方が上だと思ってます。
プロを目指した方の意見はやはりそうでしょうね。一曲に掛けた時間や愛着を見ても、オリジナルの方がコピーする曲より上でしょう。だからと言って、コピバンが下だとは思いません。まあ、我が子と他人の子を比べるように、客観的に見られないのは仕方ない分、同じバンドと言う形態ですが、土俵が違い、比較するのはナンセンスなのでしょう。

>「楽しんで」じゃなくて「楽しませて」じゃないかな。
全くその通りですよね。よく、失敗したけど楽しかったからいいかと言う声を聞きますが、失敗することはいいのですが、やはり気にするべきは、お客さんが楽しんでくれたかどうかですよね。好きでやっていることだから、楽しいのは当たり前ですから。

>ジューダスのトリビュートバンドがそちらへ行きますが
ARNで一度見ました。ジューダスは知りませんが、楽しいライブでした。STRUTTERSもそうですが、名古屋は芸達者で楽しませるバンドが多いですよね。


にゅーめんさん
>「人に認められる曲を作るのはすごい」。誰でも作曲的なことは出来ますが、いい曲を作るのは難しいですね。
そうですよね。俗にいう、つまらないオリジナルよりすぐれたコピーですか。人に認められるという曲を書けるって、それがコンスタントにできればプロなんでしょうけど(笑)難しいですよね。認められる定義も、ヒットすればいいのか、クロウト受けすればいいのか。プロでもキャッチーでヒットすれば、産業だとか心を売ったとか言われ、ヒットしなければ首ですからね。

>やっぱり知ってる曲をやってくれたほうが盛り上がりますしね。
やっぱりそうですか。では、オリジナルは盛り上がりに欠けますか?その分は、気合いや情熱でカバーでしょうか。実際、よそのコピバンを見る時は、やはり知っている曲だと入り込みやすい部分はあります。コピバンの宿命として、その向こうにある本家の影を追っているのでしょうね。ただ、矛盾しますが、いろんな有名バンドのコピバンのセット・リストって、判で押したように同じものが多く、それもつまらないな〜って気もします。

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