捕っちゃいけない蛍狩り2009年06月22日

 20日土曜日。保育園の参観日。お父ちゃんは嫌とチピラが言うので、ヨースティーのクラスを見に行った。去年は甘えて、ほとんど私にひっついていたヨースティーも、今年はみんなと一緒に歌ったり、製作したりできた。この日は当番も当たっており、張り切ってお手伝いしていた。

 参観は午前中だけ。午後は、参加できるお父さんのみ保育園の溝掃除。園舎への上がり口に敷いてある人工芝や、溝にたまった砂を、シャベルで掃除する。砂は土嚢に詰めるが、水を含んでいるので3分の1くらいでも結構な重さになる。でも、保母さんたちは、毎日園児を抱っこしたりしているからか、結構重いものでも平気で運んでいるのがたくましい(笑)ただ、毎年、めくった人工芝をもどす時に「あれ?これはここに敷いてあった奴でしたっけ?それともあっち??」とやる。年に一度の事とは言え、毎年悩むんだから、めくる時に見取り図描くとか、印つけるとか、デジカメで記録しとくとか方法があるやろ?なんて思ってしまう。そろそろ学習して欲しい(爆)

 さて、この日は夕方から六合のイベントに行くつもりだった。しかし、今月はライブが2本あり、その練習等で、ほとんど土日がつぶれている。だから妻の機嫌も悪い(爆)また、以前からちゃーめさんと蛍を見に行こうと約束しており、蛍はこの時期を逃すと見られない。来週は本番だし、その次の日は甥っ子の結婚式で、これまた無理。と言うことで、六合には申し訳ないが、またまた家族サービスを優先させていただいた。

 溝掃除から帰ると、近所の子が遊びにきていて、全部のおもちゃがひっくり返っている。出かけるからと追い返し(笑)車で鴻ノ巣山運動公園へ。さすがにチピラもヨースティーも寝てしまった。久しぶりにちゃーめさん一家と会う。チピラは歳も近いりんごちゃんが、ヨースティーは、歳は離れているがサンペイくんが大好きだ。それぞれ遊んでもらい、虫取り命の師匠は、早速虫を捕りに行った。しかし、市が管理している運動公園。毛虫一匹見当たらない。たぶん農薬撒いているんだろう。「こんなんしか捕まらへんかった」と袋に入っていたのが、米につくゾウムシ?かと思うようなものだった。名前を教えてもらったが、忘れてしまった。

 運動公園の遊具が5時で閉鎖なので、早めに井手町の蛍のポイントに移動した。明るいうちに行くのは初めてだ。この日は風が台風のように強く、おまけに雨まで降ってきた。ちょっと蛍は飛ばないかな〜。小川沿いの遊歩道を上って行くと、バーベキュー施設があった。みどり農園と言う、四季の果物狩りとバーベキューができるところだった。何度も来てるが、夜だったし、そんなに上流へ行かなかったので、こんなのがあるなんて知らなかった。小川ではよその子供たちがカメを捕ったり、死んだウシガエルが気持ち悪い〜と騒いでいた。

 相変わらず、単独行動で虫を捕りに行っている師匠(笑)木の枝を叩いて、落ちて来る虫を捕まえる。今はカミキリムシを狙っているらしいが、蛍が落ちてきた!と見せにきてくれた。大きなゲンジボタル。チピラとりんごちゃんもじっくり観察して放してやる。交通整理のおっちゃんが「昔、ネギの中に入れて光らせたな〜」と言ってたが、死なないか?

 七時過ぎ。やっと薄暗くなり、人も多くなってきた。心配していた雨と風も止んでいる。するとあちこちで歓声が。蛍を見つけたようだ。目の前でも一つ二つ光り始めた。一つ見つけると、目が慣れて後はどんどん増えて行く。フラフラ〜と飛んでいるのもある。サンペイくんが手のひらに乗せて、他の子たちに見せにきてくれた。ヨースティーも手を出して、蛍に向かって「ホタル、とまれ!」と叫んでいるが、来る訳も無い(笑)「ホ、ホ、ホ〜タル来い」と歌ってもやっぱり来ない。サンペイくんが草にとまっているホタルを、ヨースティーの服にとまらせてくれた。お腹あたりで光っている蛍を、どうにかして手に乗せたかったようだが、しばらくすると飛んで行ってしまった。

 その後、ご飯を食べに行ってお別れ。また遊ぼうね〜と約束して帰路についた。チピラは「今日は楽しい事ばっかりあって嬉しかった」と満足な一日になったようだ。