いきなり夏日で桜もビックリ2009年04月16日

 日曜日。もう少し持つかと思われた桜も、いきなりの夏日で一斉に散り始めた。信楽の畑の桜はたぶん見頃なので、そちらへ行こうと思ってたが、チピラが友達と公園へ行くと言ってたので、その友達を誘いにいった。でもいなかった。それでも公園へ行きたいと言うので、チピラの案内で公園へ。途中、桜並木は一面の桜吹雪。チピラとヨースティーは「桜のシャワー」と、帽子で花びらを追いかけていた。

 目指す公園は、広かったが、遊具はシーソーとブランコのみ。桜はないが、つぼみがいっぱいの藤棚があり、いい香りをはなっていた。だが、この公園ゴミが多い!ベンチの後ろに紙おむつまでほってある。なんでこんな事するかね〜、全くもって理解不能だ。

 おにぎりを食べ、ブランコ、シーソー、かくれんぼなど一通り遊ぶが、夏かって位暑い!妻も疲れているので、帰る事にした。帰り道のスーパーで買い物をしていると、レジにmaetakiさんが!奥さんと赤ちゃんも一緒だった。六ヶ月だが、結構大きくて元気そうな赤ちゃんだった。

 その後、電車に乗りたいと言うヨースティーとチピラを連れて、3人で宇治へ。もう葉桜だったが、観れない事はない。平等院の参道に並ぶお茶屋に、なんでお茶屋産が多いの?とか、ほうじ茶を煎っている香りに、いい匂いがする!とか、お茶が有名なのに、なぜ抹茶ソフト以外にバニラも売っているの?とか、観るもの何でも訊いて来る(笑)グリーンティー一杯50円の店があったが、飲まないと言う。一杯頼んで二人に飲ませると、「甘い!」とたちまち飲み干した。急いでもう一杯注文。どうやら抹茶だから苦いと思っていたらしい。

 平等院の横を通ると、藤の香りが塀の外までしている。平等院の藤は、かなり大きかった記憶がある。6〜70センチはあった?まあ、大きいから香りも強いのかな??橘島へ渡ると、観光屋形船が。「お船に乗りたい!乗りたい!」とうるさい。以前鵜飼で乗ったときは、一人1800円だった。鵜飼の無い料金は、大人500円、子供300円。子供は何歳からと訊くと、一応小学生からだが、大人が乗ってくれるならサービスしてます、と言うことだった。どちらにしても大人料金だけなので、屋形船に乗る。島の横を、くるっと一周20分くらいだが、二人とも満足したようだ。八重桜はちょうど満開だったが、ソメイヨシノは葉が出て散り始め。大きなしだれ桜は、完全に散っていた。立派なしだれ桜には、やはり定番の「円山公園のしだれ桜から分けた」と書いてあった。

 その後、鵜が飼ってある小屋を観て、塔の島をぶらぶら。持って行ったおやつとジュースで一服。ベンチでゆっくりしたいけど、すぐチピラは川岸へ行って、桜の花びらを投げて遊んでいるので、気が気ではない。そろそろ眠たくてぐずるヨースティーをおぶって、茶団子をお土産に買い帰る。茶団子は私の大好物だ。宇治橋の両方に駿河屋と言う店があり、どちらも茶団子を売っているが、私は串に刺してない方が好きだ。東京へなんかも土産に持っていきたいが、賞味期限が翌日までなので、いつも諦めてる。宇治に行ったら、ぜひ食べて欲しい。もうひとつの駿河屋は、今年からアップルパイを売り始めたそうで、帰りに覗いてみた。残念ながら、この土日は作ってなかった。和菓子屋のアップルパイってのも、どんなのか、後一週間ほどで終了なので、それまでに買えるかな〜。

 宇治は、観光地としてはそれほどすれてないので、たまに行くのもいいものだ。夏になったら、もうちょっと奥の吊り橋やダムへ行くのも楽しい。ただ、かってに川に入っていったりしないかが心配だけど。次ぎに行くときは、抹茶アイスを食べさせてやろう。