2006年04月18日

豆ご飯は一緒に炊く方が好き

豆ご飯の季節がやってきた。私は豆ご飯が、三度の飯より好きだ。豆の淡い香りがほんのりするご飯。香りが淡いので、あまり濃い味のおかずは豆ご飯のおいしさのじゃまになる。だから、おかずも淡い味の物がよろしい。山菜の天ぷらなどいいだろうか。タラの芽の天ぷらなんか最高だ。初鰹や桜鯛なんかもいいな。それでも豆ご飯の味をじゃまされるか。もういい、豆ご飯だけでいいんだ。まあ、妻は喜ぶかな。

同じ豆でもグリーンピースを嫌いな子供は多い。私もあまり好きではなかった。口の中でプちっと弾けたときに、かすかに苦みがあるからだ。子供はおかずの中からグリーンピースだけをよけるたりするが、娘のチリピーはグリンピースだけをよって食べる。他にも子供が嫌うとされる人参、ピーマンも嫌がったことはない。ただ、何でも食べるが、その時に好きな物しか食べない。イクラならイクラだけ、ひじきのこんにゃくならこんにゃくだけ。全体としてはまんべんなく食べているのでよいか。

大人になって感動したのがそら豆だ。ゆでたてのそら豆は止められない。ゆでたてという点では、枝豆もこれからは外せないか。ヨーロッパではレンズ豆やひよこ豆など、日本ではなじみの薄い豆を使った料理も多い。チョリソとレンズ豆の煮込みなどおいしい物も多いが、やはり豆ご飯にはかなわない。と言うわけで、キング・オブ・豆料理は豆ご飯に決定だ。あっ、赤飯も捨てがたいな。