忍者41歳 ― 2006年04月04日
今日は私の誕生日。数えてみると本厄だった。もうなのか、まだなのか、 バカボンのパパも同じ思いだったのかな〜。昔は「おかまの日」などとネタになった物だが、今ではゲイもかなり市民権を得、海外では同性の結婚が認められ、日本ではハード・ゲイなる物がもてはやされる時代となった。言うまでもないが、私はゲイではない。
同じ誕生日の有名人を検索してみた。
- 1800年 徳川 斉昭
- 1864年 二葉亭 四迷
- 1884年 山本 五十六
- 1915年 マディ・ウォーターズ
- 1922年 エルマー・バーンスタイン
- 1932年 アンソニー・パーキンス
- 1938年 細木 数子
- 1947年 あき竹城
- 1952年 ゲイリー・ムーア
- 1957年 桑野 信義
- 1974年 照英
- 1983年 有田 気恵
う〜ん、どれもパッとしないな〜。確かカラカラ大王も同じだったと思うが、その頃の暦って今と一緒なのか?
この日に起こった出来事。
- 1859年 デキシ-ランドジャズ誕生
- 1879年 琉球藩を廃し沖縄県を置く
- 1890年 小泉八雲来日
- 1899年 東京外国語学校開校
- 1968年 キング牧師暗殺
- 1978年 フォリナー初来日
- 1978年 キャンディーズ最終公演
こちらではやはり、フォリナー初来日が目を引く。
今日は、テレビでカラー広告放送が認められた日でもあるそうだ。どおりでCMが好きなわけだ。他に、
- ヨ-ヨ-の日
- あんぱんの日
- 獅子の日
- ピアノ調律の日
- トランスジェンダ-の日 でもあるそうだ。
昨日、保育園の入園式。今日からヨースティーは保育園デビューのはずだったが、今朝ちょっと顔が腫れている。おたふく風邪?すこぶる機嫌がいいが、念のため病院へ連れていく。結果はもう2−3日様子を見ると言うことになった。おたふく風邪なら少なくとも一週間は行けない。週末花見を予定していたが、無理かな。
年貢 ― 2006年04月07日
古都・京都には代々宮家に品々を納めていた店がたくさんあり、宣伝文句となっていることも少なくないが、これもそのひとつだろうか。年貢米と言う意味でなら、かなりのお百姓さんが当てはまるが、納め先が違うしな〜。
山海塾「金柑少年」レポ ― 2006年04月11日
日本で生まれた舞踏は、スキンヘッドに白塗りでクネクネ踊るという、その見た目の異様さからかなり際物扱いされており、むしろ海外での評価が圧倒的に高い。それは舞踏の草分け的存在の、麿赤兒氏率いる大駱駝艦は現在でも活動しているが、そこから派生した京都の白虎社、小樽に拠点を置いていた北方舞踏派などが散会していく中、パリに拠点を置いて活動をしている山海塾だけが現在まで活動を続けていることからもわかる。近年、山海塾は日本ではびわ湖ホールと共同プロデュースをしており、新作の日本初演はびわ湖ホールで発表していた。びわ湖ホールができる前も草津で上演したりと、何かと滋賀県と縁が深いようだ。
今回この作品を観に行った理由には、なんと言っても弟弟子の市原昭仁(イチ、でもここではイッチー)君が、初めて山海塾でソロをとるので、その勇士を観に行ったのだった。弟弟子とえらそうに言っているが、別に私は山海塾にいたわけではない。昔、大駱駝艦から派生した、海田勝氏(現在、どんぐり山の会と言う登山クラブ代表)主宰の族長の足袋と言う舞踏団に縁あって所属していたときに、彼が入ってきた。私は趣味程度にやっていたのだが、彼は当時、日芸の演劇学科演技コースで舞台の勉強をしていた本格派。そんな彼の兄弟子というのもおこがましいが、しゃれの意味も込めて兄弟子を名乗らせてもらっている。
さて、金柑少年だが、舞台には一面に巨大な戸板がたてられており、そこには無数のマグロの尾が渦巻くように打ち付けてある。普段は砂や水などきれいで抽象的なイメージの物を使うことが多いが、最初の軍服(だと思う)やイッチーが踊った「豆太郎」の場面のどてらなど、駱駝の影響が見られるのが興味深い。しかしイッチー、いつ見ても鍛えた身体してるな〜。その身体をどてらの中に小さく縮めて、しゃがんだまま舞台を歩き回る。ああ、昔あの体勢でグルグル回ったな〜、きついな〜と思い出す。だが顔はアハアハ笑っている。イッチーお得意の何とも無邪気な顔だ。ソロの大半を身体を縮めなければならないと言う制約の中での表現はひとつの見せ場だったと思う。
他に観客の目を引いた場面は、生きた孔雀を抱えて踊る場面だった。クビを掴まれ身動きできない孔雀の長い尾を上手く使っていた。後半、小道具であった孔雀は放たれ、別個の生物へと変化する。予想できない孔雀の動きは、意外性を持ちおもしろい効果もあるが、観客の目がどうしても踊り手より孔雀の方へ向かいがちになる。これで羽根でも広げれば完全に孔雀の勝ちだ。去年のイッチーのソロ公演でも小鳥を使っていたが、鳥が客席を歩いて、せっかくの緊張感が途切れてしまった。孔雀の場面はイッチーではなかったが、動物に対抗するのはかなりしんどかったであろう。
舞踏のレポは、抽象的なだけに何とも難しい。もちろん作者の意図はあるが、基本的には観る人が勝手に考えて思ってくださいってスタンスだからだ。以前舞台を観てくれた人が「途中で気持ちよくなって寝てしまいました。」と言ったら、海田さんは「別にそれでも良いんだ。」と答えていた。実は私は、美しさの山海塾より、舞台を観ながら「わはは」と声を出して笑える大駱駝艦の方が、どちらかというと好きだった。今回は現在の洗練された美を強調した山海塾の舞台と違い、大駱駝艦の泥臭さの影響が見える舞台、いや、泥臭さから抜け出し洗練されていく過渡期の作品として、楽しくそして興味深く観ることができた。
男前 ― 2006年04月14日
豆腐が男前である必要があるのだろうか?主婦層をターゲットにしているのか?男前でも軟弱なんじゃないか?でも、角が立たないいい奴かも知れない。しかし1丁68円とは安すぎるぞテツオ、寅年山羊座。
絹ごしはまた別の名前の奴だった。
豆 ― 2006年04月18日
豆ご飯の季節がやってきた。私は豆ご飯が、三度の飯より好きだ。豆の淡い香りがほんのりするご飯。香りが淡いので、あまり濃い味のおかずは豆ご飯のおいしさのじゃまになる。だから、おかずも淡い味の物がよろしい。山菜の天ぷらなどいいだろうか。タラの芽の天ぷらなんか最高だ。初鰹や桜鯛なんかもいいな。それでも豆ご飯の味をじゃまされるか。もういい、豆ご飯だけでいいんだ。まあ、妻は喜ぶかな。
同じ豆でもグリーンピースを嫌いな子供は多い。私もあまり好きではなかった。口の中でプちっと弾けたときに、かすかに苦みがあるからだ。子供はおかずの中からグリーンピースだけをよけるたりするが、娘のチリピーはグリンピースだけをよって食べる。他にも子供が嫌うとされる人参、ピーマンも嫌がったことはない。ただ、何でも食べるが、その時に好きな物しか食べない。イクラならイクラだけ、ひじきのこんにゃくならこんにゃくだけ。全体としてはまんべんなく食べているのでよいか。
大人になって感動したのがそら豆だ。ゆでたてのそら豆は止められない。ゆでたてという点では、枝豆もこれからは外せないか。ヨーロッパではレンズ豆やひよこ豆など、日本ではなじみの薄い豆を使った料理も多い。チョリソとレンズ豆の煮込みなどおいしい物も多いが、やはり豆ご飯にはかなわない。と言うわけで、キング・オブ・豆料理は豆ご飯に決定だ。あっ、赤飯も捨てがたいな。
レモン館「扇面展」 ― 2006年04月20日
そのギャラリーで毎年行われている、レモン館主催の「扇面展」が今年もある。これは扇子用の紙に好きな絵を描いたら扇子に仕立ててもらえ、扇面展で展示してもらえるのだ。本格的な絵から子供の落書きまで、毎年様々な扇子が並びおもしろい。我々も一度だそうと思いながら、用紙を前にするとなかなか筆が進まず、いまだに出したことがない。扇子にするのだから、当然扇形に収めなければならない。なおかつ扇子に仕立てるので、細かく折り曲げられてしまう。それも計算しなければいけない。へたすると「笑う夏目漱石(伊藤博文だったか?)」なんて事にもなりかねない。扇子を描くのはなかなかセンスが必要なのだ。そんなことを考えていると、ついつい描けなくなってしまう。だが、展示された作品を観てみると、そんなこと考えずに描いた方が、おもしろかったりする。
用紙を取り寄せて、ゴールデン・ウィークにチャレンジしてみてはいかがだろうか。詳しいことは気軽に問い合わせてもらいたい。私も、がんばってみたい!と今年も思っている。
ちなみに仕立て代は以下の通りとなっている。
- 飾り扇子(九寸)仕立て代1400円
- 扇子男物、女物 仕立て代各1400円
- 茶席扇子男物、女物(新登場)仕立て代各1300円
石のサビナ ― 2006年04月27日
スペインのミハスの土産物屋で妻がどうしても欲しいというので、バスを待たせて買った石のローソク立て?それともお香立て?手彫りで、石の形によって表情が様々なので、選ぶのに5分ほどかかった。味のある顔は、何となくスペインの歌手ホアキン・サビナに似ている。2〜3個買ってくればよかったかな。
これがサビナだ! ― 2006年04月28日
スペインの吟遊詩人、スペインのボブ・ディランの異名を持つJoaquin Sabina(ホアキン・サビナ)。近年のショットです。今は酒と薬のせいでえらいしゃがれ声になってしまった・・・。
石に似てるかな?
ちょっと気取って、サビナ。 ― 2006年04月28日
1990年に発表のアルバム「Mentiras Piadosas(メンティラス・ピアドサス)」この頃が一番好きです。
最近のコメント