脳内再生2009年02月23日

 ウォークマン、それは音楽の革命だったのかも。それまで部屋の中で聴かざるを得なかった音楽を外へ持ち出した。そしてiPodの登場でその携帯性は更に便利になる。あの大きさで何百曲も入るのは驚きだし、かわいいパステルカラーには、プログレや演歌を入れてもいいの?なんてくらいおしゃれだ。ただ・・・私には合わない・・・。

 私は今まで、そのたぐいのものを買った事が無い。なぜか?外で音楽を聴きたいと思わないからだ。と言うか、普段から音楽等鳴らさない生活が多い。音楽サイコー!この世に音楽が無かったら死んじゃう!なんて事は、もちろん思わない。

 外で音楽を聴かないのは、第一に、他に聞く音があるからだ。街には色んな音がある。雑踏のざわめき、店から流れて来るBGM、虫の声、雨や風にも音があるし、街の音もそれぞれ変わる。車や電車の走行音などは、安全面から言っても非常に重要だ。そんな外界との関わりに耳を塞いで鳴らす音楽に、どれほどの価値があるのか。

 外でヘッドフォンで音楽を聴くと言うのは、自室にいる快適さを持ち出そうとしているんじゃないかと思う。確かにリラックスできるかもしれない。しかし、そこは外なのだ。リラックスしてくれるのはいいが、自分の部屋のように好き勝手にされては困る。モラルの低下って、その辺から来てるんじゃ?なんて思ってしまう今日この頃。一日中音漬けになってる人って、音楽に休符ってのがあるの知ってるのかな。夜の静寂に耳を傾けてみるのもいいかも。そこにも音はあるんだから。

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