肉電車は何処へ2007年06月25日

 今日は朝から見事な降りっぷりの雨。琵琶湖や山にも降って、水不足を回避してほしいものだ。そんな雨の中、大阪・西九条の友達のところへ家族で遊びに行った。一年半ぶりくらいだろうか、子供たちもそれぞれ大きくなっていた、まあ、うちもだけど。途中買い物をしたりで、午前中に出たが、着いたのは4時半頃。子供たちには初めての家なので、おとなしくしているかと思ったが、早速おもちゃを独占して遊んでた。まあ、喧嘩にならないだけましか。

 そして5時半過ぎ、西九条に来た本当の目的のため一人出かける。そう、ブランニューでよたろう帝国のライブがあるのだ。会場の入り口には、じゅごんくん、TOMさん、MFCオーナーが。中に入ると、次々と知った顔が集まり出す。新生よたろう帝国のライブは、今回が初めて。You Tubeで見たことあるが、パワーアップしたとかで楽しみだ。

 照明が落ち幕が開くと、中央に神主、その両端には巫女と・・・後家?後ろには小坊主?いや、皇帝のケーラー付きフライングVを持てばレレレのおじさん??それとは対照的に、スーツに身を固めたキーボード、ジョージくんとベース、G3さん。ドラムのさめさんは、動きやすさ重視でTeeだったが、舞台は怪しさ満点だ。最初は、特に舞踏っぽい「肉電車」。今回は振りも入り、よけいに舞踏らしく?なった。これは一度皇帝と暗黒舞踏を見に行かなければ!そして、髪の毛ボサボサの清水ミチコBrendaさんやえりたん♪が交互にソロをとる。今更ながら、Brendaさん、歌うまいんや〜。えりたん♪のはじけっぷりには、今更驚かないけど、Brendaさんは、髪ボサボサってだけでちょっと驚いてしまった。次はISSIさんにジャンクな髪型で登場してもらいたいものだ。

 そして・・・最近、ほんと物覚えが悪い。どれだったか、途中パッヘルベルのカノン(たぶん)を引用した曲があった。平原綾香のジュピターが流行ったとき、皇帝が「自分もクラシックをモチーフにして曲を作ろうと思っていた」と語っていたが、それがこの曲なんだとしみじみと聴いていた。って、別にしみじみする内容でもないや。

 約30分、よたろう帝国の世界を堪能した。時々聴こえる、高架電車の通過音すら、肉電車のSEと化してしまう程だった。自ら求める世界を作り、それを具現化する才能は、うらやましい限りだ。うちのヴォーカル"ベティー"masayanも「うちらも負けてられへんわ。あの衣装どこで買ったんやろ?」って、競うところが違うやん!新兵器なのか、ISSIさんのLine6のモデリング・ギターも良い音してた。ベースがあまり聴こえなかったけど、全体のバランスも良かった。バンドとしてのまとまりが、音に反映しているんだと思う。

 終了後は、家族の元に戻らねばならなかったので、そそくさと会場を後にした。そして友人家族と食事に。しかし、ヨースティー、店内を走り回って、手に負えない。ああ、疲れるので、落ち着くまで外食は無理かな。

 追記の追記、友達にその日のライブの様子を話したところ「筋少みたいなもんか?」と言われた。 筋少のライブは見たことないが、皇帝の筋少好きを考えると、そう遠くないのかもしれない。