慣れなくてもいいし2014年09月27日

朝のワイドショーや夕方のニュースで連日報道されている、神戸女児殺害事件。事細かに伝えられる内容に疑問を覚えた。犯行の動機や方法、被害者の足取りなどは、予防への参考になるだろうし、検証されてもいいと思う。しかし、今回子供の遺体がバラバラだったというショッキングな事例について、かなり細かく報道している。うちの子供がニュースを見ていたときでも、複数の袋に分けられていて、このように置かれていたと絵が出たり、一つから手が出ていたとか、かなり生々しい内容を、各社競うように出している。そういう報道をさんざんしておいて、子供たちの精神状態が懸念される、心のケアが必要だなんて言ってる。

確かに、猟奇的な事件に関しての好奇心はあるが、そういう痛ましい事実を聞かされ続けるのは気分がへこむ。そこまで事細かに報道する意味があるんだろうか?そんなに知りたいことなんだろうか?

ただ、「C.S.I.」「Bones骨は語る」「NCISネイビー犯罪捜査班」などの海外ドラマを見ていると、結構刺激を求めているのかな〜、なんて思うことがよくある。これらのドラマに欠かせないのがリアルな死体。被害者の検死解剖シーンは、どんどんグロテスクさを増している。臓器を取り出しながら「見て見て、これが原因で・・・」なんて平気で語る方が受けがいいらしい。うちのテレビは15インチなのでまだいいが、これを大画面のハイビジョンで見せられたら、確実に食欲なくすな。

新しいPCで、連日子供たちはゲームやアニメのyoutubeを見ている。刑事ドラマで流血シーンがあっても、今は「あれ本物と違うんやろ?」と聞いてくるが、ネット上には本物があるからね〜。自分では見る気がなくても、友達と一緒にとかあるだろうしね。感覚が麻痺しないことを祈るのみだ。