人造人間キカイダー2005年12月05日

アシュラ男爵でもいいな

11月の始め、友人の奥さんのお花の発表会を、平安神宮へ見に行った。冷泉通りの街路樹、きれいに紅葉しているが、見事に半分だけ。その姿はまるで、「キカイダー」だ。なぜ半分だけ紅葉してるのかな?株が違う?日当たりのせい?車道側は排気ガスで、木が活性化している?謎だ。

人造人間キカイダーは、子供の頃見た変身ヒーローもの。悪の組織に改造された主人公が、「良心回路」と言うのを持って悪と闘うというもの。ギターを抱えて登場するのは、怪傑ズバットと同じ、だがギターの中に衣装は入っていない。悪の親玉ギルが笛を吹くと、良心回路が狂い、善と悪の狭間で葛藤し、苦しむ。このキカイダー、右半身が青、左半身が赤で、左側の頭は機械がむきだし。この左右非対称のデザインは、かなり新鮮だった。

だが、私は適役のハカイダーの方が好きだった。このデザインもすごい。頭は脳味噌丸出しで、ハンニバルもびっくり。全身真っ黒で、黄色い稲妻模様がアクセントに入っていて、もっちゃりしたキカイダーより、スマートなハカイダーの方がカッコよかった。キカイダーの話の内容は、ほとんど憶えてないけど、学校で「ギルの笛!」と言って笛を吹いて遊んだ記憶がある。

当時のヒーローって、今と比べると、結構斬新なデザインが多かったと思う。「変身忍者嵐」とか、初めて見たとき、なんじゃこりゃ〜?って思ったもんね。今でも続いているのは「仮面ライダーもの」と「ゴレンジャーもの」。仮面ライダーは、今や3−4人で闘うらしい。マジレンジャーは、保育園でも人気だが、マジの意味、マジわかんないっす。

そう言えば、石ノ森章太郎って、いつから「ノ」が入るようになったんだろう?アイバニーズも、いつから「ア」がついたんだ?