ピック遍歴2008年09月18日

人の形に並べてみました
 エリック・ジョンソン・シグネイチャーのピックが出たので買ってみた。基本的にはジム・ダンロップのjazz IIIだが、彼の使っているのは昔のものらしい。それは微妙に今のものとシェイプが違うので、彼の持っているものから原型をとって作ったそうだ。現行のものと比べてみたが、全然違いがわからない・・・う〜ん。

 ギタリストにとってピックは指先。形状や材質、大きさで弾き心地がかなり変わる。だから一度慣れると同じものを使い続ける人が多い。私は2〜3年前にジム・ダンロッップの赤のjazz IIIに変えた。これはもちろんエリックが使っているからと言うのもあるが、それまで使っていたピックが手に入りにくくなったからだ。しかし、それまでのものと材質が違うので弾きにくい、最近やっと慣れてきた。

 ここで、私が使ってきたピックの遍歴を紹介してみよう。

 まずは写真の真ん中。人の形の胴体部分のフェンダー三角ピック。初めてフォーク・ギターを買った時に使ってたもの。大きくてエッジが鈍角なので、ストロークはやりやすい。一枚で三度使えるのも経済的。

 次に頭の部分。フェンダーのドロップ。エレキを弾き始めた頃のかな。しかし、すぐに左足の部分、ヤマハのディアドロップ型に変えた。ヤマハのピックは一枚50円と、他社の半額。消耗品のピックは、一円でも安い方がいいと乗り換えた。

 そして右足の部分。イバニーズのスティーヴ・ルカサー・モデル。これはマンドリンタイプと言う極小のもの。価格は100円と高かったが、ルカサーに憧れて使い始めた。それから20数年、ずっとそれを使い続けたのだが、ここ数年、人気がないのか店頭で見かけなくなってしまった。人に貸しても、弾きにくいとすぐに返されるしな〜。

 気に入ったものでも売ってなければしょうがない。ジェフ・ベックのように指で弾く?それともブライアン・メイのようにコインで弾くか。しかしどちらも慣れるまで時間かかりそう。そこで左手部分、エリックが使っているjazz IIIに変えたのだった。しかし、それまでのセルロイド製と違い、jazz IIIはナイロン。タッチがかなり違う。FOREFINGERではまだ大丈夫だが、去年、完全尼嗜好でジャーニーやったときは、さすがに弾き慣れたルカサータイプで弾いたりしていた。

 そして今日買った、右手部分のエリック・ジョンソン・モデル。慣れるために弾き込まなけりゃ。頼むから、生産中止にならないでね。