消えた楽園 ― 2005年08月11日

先日も書いた、イタチが住んでいる、小学校裏手の小さな林が、今日通ってみると、すべて伐採されていた!今まで過激な剪定(要するにブッタ切り)はあったものの、すべて刈り取るとは、一体何を考えてるんだろう?大きな木も10本以上生えており、その中には秋冬の暖かい日に必ず狂い咲きする桜の巨木もあったのに。植物だけじゃなく、虫や小動物などの住みかも無くなってしまった。
伐採された理由は、伸びた枝が道路にはみ出してきたからだろう。最近、歩いてても、うっとうしく思ってたのは確かだけど、でも、それなら今までのブッタ切りで対応できるのに。毎度やるには経費もかかるから、いっそのこと更地にしてしまえ!って安易な考えなんだろうな。
ここには緑色の蛇がいたり、でっかいムカデが、枝の先で日光浴してたり、木の樹液に蜂が群がるなど、決して安全とは言えず、となりの小学校から、生徒が入って、思わぬ事故や怪我の元にもなりかねない・・・とは言え、とは言えである。
何か淋しい。(←林が無くなって、涙して「淋しい」)
コメント
_ ロジャバリン ― 2005年09月06日 21時47分24秒
_ 忍者 ― 2005年09月07日 10時32分53秒
さすが、私が見ているblogの中では、ペット以外の動物ネタが一番多いロジャバリンさん。
>子供達には豊かな自然を残してやらなければならないのに。
全く、おっしゃるとおりです。どんどん身近に、こういう場所が無くなっていきます。屋上の緑地化などと言いながら、この始末では、理解に苦しみます。毒も薬もあるのが自然の姿なのですから。
>JUNさんではありませんが・・
あのお方は、何処でも生い茂っていらっしゃいます。
>そして、工事現場の人達に“メンチ”をきっています!(爆)
そ、それは効果あるでしょう。
_ ドロンジョ ― 2005年09月07日 16時49分35秒
地球ってのは実は神様の楽園で、その楽園を大切に管理していくために人間が存在している、という話を聞いたことがあります。それなのに人間は・・・。
その話の真偽はどうであれ、こういった話を見聞きするたびに神様もさぞ心を痛めているに違いないだろうと思ってしまいます。
ところで、この写真のガードレールと土のスキマ、10cmくらいの舗装されたとこが歩道なんですか?ここ。
子どもって、絶対そうゆうとこをムリして歩きそうですよね^^。ガードレールつかみながらとか。それを想像したら、ウケちゃいました。
_ 忍者 ― 2005年09月07日 22時10分06秒
>その楽園を大切に管理していくために人間が存在している
もしそうなら管理人解雇も近いですね。いない方が楽園として続いていきますよ。
>10cmくらいの舗装されたとこが歩道なんですか?
いいえ、わかりにくいですが、上り坂になっていて、切り株のある地面とは、手前で約1m、高いところで3−4mになります。伐採される前は、ガードレールギリギリまで木々が生い茂っていましたから、歩くのはちょっと無理ですね。でも、今の状態なら、格好の遊び場かな。
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人間って、もっと賢いもんだと思われますのに、こんな単純な事しかできないのですね・・ 今は緑を大事にしなければならない時にさしかかっているのに(JUNさんではありませんが・・) 愚かです!
いくら子供にとって危ないとはいえ、身を守る術を先に教えてやらなければならないんじゃないでしょうか?
何かがあってからは、責任問題になるというのは解かりますが、他に方法はなかったのでしょうかね~?
何もかも、人間本位で考えていては、必ずしっぺ返しがくると思います!
子供達には豊かな自然を残してやらなければならないのに。
こちらの方もダムや第二名神などの建設で、かなりの緑が奪われました。 その為に動物が犠牲になっています!
いつもそこを通る時には心が痛くなります!
そして、工事現場の人達に“メンチ”をきっています!(爆) この人たちも生活があるのだからしょうがないのだけどね!