コウモリの埋葬2 ― 2005年08月04日
昨日廊下の壁にコウモリがひっついていたが、今朝死んでいた。「穴に埋めなあかんな〜。」と言うことで、また前の街路樹に埋めた。娘は、やっぱり、「ワンワン、車にコーンて当たったな〜。」って言ってた。写真はまだ生きているときのもの。
前にも、木の葉蝶が壁にとまっていて、10日しても動かないので、さわると死んでいた。ここは墓場か?
海デビュー ― 2005年08月09日
十何年ぶりに日本の海へ行った。前回泳いだのは地中海だった。('^')なぜ海に行ったかというと、娘が海に行ったこともないのに「海の水は辛いな〜。」と言い出したから。保育園で聞いてきたのか?「海に行ったことあるの?」と聞くと「あるの。」と答える。これは連れて行かねば!と混んでる土日を避けて行った。
うちからだと、若狭が近いので、小浜辺りの海水浴場へ行くことにする。しかし、何処がいいかわからない。だが、今は便利なことに、何でもネットで検索できる。早速福井の海水浴場を検索して、プリントアウト。着いてから決めようと出かけた。車中、「どこがええか、プリント見て決めといて。」と妻に言うと、「え?もらってないよ。」「え?渡したやん。」。プリントは哀れ留守番となりました。
そうは言え、海に行きゃ海水浴場はあるだろうとそのまま走り続け、2時間半ほどで海が見えてきた。「ほら、あれが海やで、大きいなあ〜。」と娘に説明するが、娘爆睡。時間もないので、「松原海水浴場」に決める。昔行ったことあるような名前だが、彦根の方だったかな。
「キャンプ場」と書いてある看板に沿って道を進むが、本当に行けるのか?と言う路地をクネクネ進む。バックで戻るのは辛いな〜と思っていると、目の前に海岸の堤防が見えた。2軒、駐車場に誘導する兄ちゃんがいる。この2軒、一つはプレハブで、もう一つは大きく、綺麗な建物。迷わず綺麗なほうへ入る。さて、いよいよ子供達の海デビュー。
海の家 ― 2005年08月09日
前日に処分セールで買った浮き輪をふくらますが、娘は気に入らない様子で、「私こっちがいいの。」と売り物の浮き輪に入る始末。お店のおばちゃんにも、何とか言い含めてもらい、いざ海へ!でも、買ってきた浮き輪は「いらんの!」とつけてくれなかった。
私が初めて海に連れていってもらったときは、怖がって海には入らなかったそうだ。はたして、娘はどうかな?なんて思っている間もなく、「わーい」と言いながらどんどん入っていく。今までプールだったので、だんだん深くなって、自分の背丈より深くなるなんて考えもしなかったのだろう、アッという間に顎がつかるくらいまで進んでいった。あわてて後を追いかけ、抱き上げる。焦った、本当に怖い物知らずなやつ。水遊びは大好きなので、嬉しくてしょうがない様子。延々と続く砂浜沿いを、なにやら歌いながらジャブジャブと歩いていった。
さて、今回課題の「海の水は辛い。」と言うことを教えなければ、と思い出し、「水、舐めてみ?」と言ってみる。普段、風呂の湯船の湯などを口に入れ、その度に怒られているので、最初は怒られるのかと思い、口にしなかったが、こっちが舐めてみせると、自分の指を舐めてみた。すると、今までの水の味とは全然違う海の水。一瞬、思いとは違った味への驚きと、新たな発見の喜びが入り交じった顔をしたかと思うと、いきなり口を浸けて飲みだした!(°◯°;)さすがにこっちが面食らい、「飲んだらあかんの!」とまた抱き上げる始末。飲むには辛すぎ、すぐに吐いたが、嬉しそうに舌を出して海面を舐めたり、体に着いた水を舐めたりして「海の水は辛いなあ。」と楽しんでいた。
途中から浮き輪も着けるようになり、終始ご機嫌。息子も裸にして浸けてやると、キャッキャと喜んでいた。岐阜から来た10歳のお姉ちゃんと友達になり、遊んでもらう。その間、ちょっと浜辺で休息。雲一つない晴天の日差しが、ジリジリ体に刺さる。焼けるだろうな、と日焼け止めを追加。それでも肩とかが痛い。となりに孫を連れてきたビキニ!のおばあさんが娘を見て、「いや、あの子水飲んでるで。あっ、吐いたわ。やっぱり辛いしなあ。」と実況中継してくれる。しかし、あれだけ喜んで舐めていたのに、最後には「海の水はきたないなあ。」なんて言ってた。なぜだ?砂遊びもするかなと思っていたけど、砂の粒が大きかったのと、砂が熱すぎてそれどころじゃなかったみたい。
3時過ぎ、あまりの楽しさに帰らないと言うかと思ってたが、眠たくなったのか、あっさり帰ると言ってくれた。そして、海の家のテラスでかき氷を食べた。これも初めてで、保育園でかき氷の歌を唄っていたので、食べさせてやろうと言ってたもの。ソフトクリームがいいと言い張っていたが、無いのでイチゴ練乳がけに。それでもご満悦。
さて、その海の家、なにやら建物の中は工事中。テラスに面した、ガラス張りの部屋には、何チャンネルあるの?って言う巨大ミキサーが。そして、その奥の扉を入ると、なんと、グランドピアノ、ドラムセット、そしておびただしい数の照明機材が並んだ立派なステージがあった!幅は袖も含めて10mくらいあるだろうか、客席の奥行きは15mほど。驚いて見ていると、お店のオーナーのおっちゃんが来た。「すごいですね。」「キャパ1000人くらいは入るよ。」なんて言ってる。確かに、つめつめなら入るかも。話を聞くと、去年まで岐阜でModern Cafe Clubと言うライブハウスをやっていて、こっちに移ったそうだ。出演はプロばかりで、桑田佳祐がファンクラブ限定のシークレットライブをやったり、忌野清志郎がライブやったりしてたそうだ。なぜ移ったかは聞いてないけど、たしかに照明なんか素人用じゃないくらいの設備だった。
しかし、こんな田舎で大丈夫なんだろうか?実際、ここへ来るまでは、数十メートルだが、車一台通れるかという道をクネクネ来たくらいだし。騒音の問題なんかもねえ。そこら辺を聞いてみると、騒音問題は岐阜でもあったけど、それ以上に問題になってたのは、来る若者のモラルの問題だったそうだ。外で騒ぐ、ゴミを散らかすなどの方が問題で、実際この浜でもゴミで汚れたり、喧嘩などのトラブルを地元の人も心配しているらしい。このライブハウスの周りはキャンプ場や民宿だけで、静かなところ。活性化という点では、いいけど、それに伴うリスクも大きい。でも、アーティスト側から、ゴミを持って帰って、きれいな海を守ろうなんて、毎度働きかけるといいんじゃないかな?もちろん、一緒にゴミを拾うとか。
偶然見つけたライブハウス、来年行くのが楽しみだ。心配される問題もなく、上手く地元とやっていってるといいなあ。そうそう、ここでもうちの子達は人気で、特に4ヶ月の息子は誰にでも愛想よく「笑ってくれるの、かわいい、かわいい。」といろんな人に相手してもらっていた。プププ。
花火 ― 2005年08月10日
今日は宇治の花火大会だった。毎年、田んぼのあぜ道に車を停め、遠くにあがる花火を見る。子供も小さいので、今はこれが一番。車の中から見られるしね。
7時半、最初の花火が始まった。娘には「猫の花火屋」と言う絵本を借りて読んでやっていたので、本物を見たらどう反応するかなと楽しみにしていた。最初は「花火、ヒュー、ドーン!」と花火に合わせて手をパン!と叩いていたが、5分ほどすると反対の方を見て、「こっちの花火は無いな〜。」と言い出した。「そっちは何にもないよ、こっちやで。」と言うが、一向に興味を示さない。花火まで遠いので、小さすぎたのか?もっと喜ぶと思っていたので、がっかり。来年は、もうちょっと近くで見られるスポットを探すか。
消えた楽園 ― 2005年08月11日
先日も書いた、イタチが住んでいる、小学校裏手の小さな林が、今日通ってみると、すべて伐採されていた!今まで過激な剪定(要するにブッタ切り)はあったものの、すべて刈り取るとは、一体何を考えてるんだろう?大きな木も10本以上生えており、その中には秋冬の暖かい日に必ず狂い咲きする桜の巨木もあったのに。植物だけじゃなく、虫や小動物などの住みかも無くなってしまった。
伐採された理由は、伸びた枝が道路にはみ出してきたからだろう。最近、歩いてても、うっとうしく思ってたのは確かだけど、でも、それなら今までのブッタ切りで対応できるのに。毎度やるには経費もかかるから、いっそのこと更地にしてしまえ!って安易な考えなんだろうな。
ここには緑色の蛇がいたり、でっかいムカデが、枝の先で日光浴してたり、木の樹液に蜂が群がるなど、決して安全とは言えず、となりの小学校から、生徒が入って、思わぬ事故や怪我の元にもなりかねない・・・とは言え、とは言えである。
何か淋しい。(←林が無くなって、涙して「淋しい」)
ひと皮剥けます ― 2005年08月13日
やっと日焼けの痛みがかなり取れて、ついに皮がボロボロむけてきた。何年ぶりだろうか。水膨れかと思っていたのは、焼けた皮膚の下にたまった汗のようだ。このむけかけの皮って、結構気になる。スーパーに買い物に行っても、Tシャツに手を入れては、ぽりぽり皮をむく。きたない。周りにしてみれば、いい迷惑だ。まあ、自分としては、電車でよく鼻くそをほじくっているおっさんよりはましかな、なんて納得している。
風呂に入るが、痛くてよく洗えない。脱皮直後のカニってこんな感じかな?むけた皮って、とても大きな垢と同じなので、汗をかくと結構臭い。気になるけど、しょうがない。ちゃんとお風呂入ってますよ〜。
チューリップ再結成 ― 2005年08月15日
チューリップを聴き始めたのは小学生の頃。それまでは、歌謡曲しか知らなかった私に、初めてバンドという物を意識させてくれた。当時友人達は、ほとんどが歌謡曲やアリスなどのフォークを聴いていた。中にはBCR、KISS、ビートルズなどの洋楽を聴いている奴もいたが、奥手の私にはまだ未知の世界だった。そんな時、西洋のメロディに日本語の歌詞を乗せるチューリップ独特の作品にはまってしまった。もしかすると、その先に洋楽を見ていたのかもしれない。彼らからすると、逆なんだけどね。
今回、一番ショックなのが、東芝時代のアルバムすべて再発売されていたと言うことだ。今まで再発売は2度あったが、どれも廃盤になっている。お店によっては、主要作品が、まだ残っているところもあるが、2度目の再発売時に見送られた後期の作品やライブ盤などは、オークションでも高値で取り引きされていた。かくいう私も、何枚か高値で落としました。(T.T) それに'02年のオフィシャル・ホーム・ページでは、再々発売でもれたライブ盤や企画盤を、なんとCD-Rで販売するという、オフィシャル・ブート盤?まで出すという暴挙?に打って出てたのに・・・それが今回!!ドーンと出てるじゃありませんか!!!それも24bitデジタル・リマスタリングってやつで。
再発売はあると思ってたけど、主要作品だけで終わると思ってたのに・・・待てばよかった・・・。
大文字 ― 2005年08月16日
今日はぼじおくんの六合のライブだったが、このところ夜間の外出が多いので、申し訳ないが見送らせてもらった。この六合、「りくごう」と読むそうだが、これこそ読めない。変換もできない。難しいです。意味はわすれてしまった。う〜む、それなら私がぼじおくんと組んだら、名前は「一口」にでもするかな。
しかし、うちのバンドFOREFINGERも結構わかりづらいようだ。よく「5人なのに?」とか「フィンガーファイブ」とか言われますが、「FOREFINGER=フォアフィンガー=人差し指」ですよ。四本指じゃありませんよ、☞そこのあなた!Four=フォー=4じゃなくてFore=フォアですからね。テニスのバック・ハンド、フォア・ハンドのフォアです。だいたい、四本指なら複数形ですから。
名前の由来は、本家FOREIGNER=フォリナーに字面が似ているからですが、人差し指を立ててNo.1なんて意味もありますね。ああ、中指でなくてよかった。鼻くそ指なんて呼ばないでください。FOREFINGERは大文字(おおもじ)でつづると、よりFOREIGNERに似ているのでベターですね。
そのFOREFINGERのライブも後3日。テクやヴィジュアルでは他のバンドの足下にも及びません。おもしろいこともしゃべりません。アクションも足がつるので少な目です。じゃあ、何が売りかって?・・・人柄ですかね。
FOREFINGER LIVE ― 2005年08月20日
今日は1年2ヶ月ぶりのFOREFINGERのライブだ。大型新人「直ちゃん」加入後初ライブ。でも、BBAでのミニライブのおかげで、緊張も少な目ですむだろう。
会場は、梅田Holiday。今年8月に出来たばかりのライブハウス。会場の外には、何の目印もなく、看板もわかりづらい。私も完成前に下見に行ったのに、入り口通りすぎてた。これが、後の悲劇を招くとは・・・。
会場は結構大きめ。あちこちに柵があるのは、我々とジャンル違いの小屋か?折り込みもヴィジュアル系が多かったな。対バンも、もちろん若者ばかりで、明らかに音量が違う。まあ、こっちは人柄で勝負やからね。
最初のバンドの開演時間が近づくが、お客はほとんどいない。みんな場所がわからへんのと違うか?それでも、ギリギリになり集まりだした。我々を見に来てくれた人たちの顔も見え始める。そして照明が落ち、最初のバンドが始まる。本番中は楽屋廊下の照明も落ちる。人前での演奏はBBAで慣れたはずだったが、暗い廊下で昔の舞台を思い出し、やはり緊張する。恐ろしく調子っぱずれの前のバンドが、その緊張をさらに高めてくれる。「うちらもこんなんちゃうやろか??」
そして演奏は・・・・終わった。
大きなミスもなく、無事終わった。
見に来てくれた人たちの何人かは、去年キーボードヘルプをしてくれたジョージくんのライブにそのまま向かう。ありがたや、ありがたや。
入れ替え時間、HIROCKちゃんと大石社長が「場所がわからなくて、たどり着いたら終わってました。」と来てくれた。ごめんね、わざわざ来てくれたのに。しばらくすると、オーナーが珍しく真顔で「ちょっと、よくわからないんですけど、来てもらえますか。」。これは、精算のトラブルかな。などと思い着いていくと、「いや、なぜかわかりませんけど、ジャスミンさんが来てるんですよ。」「ええ??」。外に出てみると、ジャスミンさんと娘のJ子2ちゃんがいた。一年ぶりに見るジャスミンさんは、ちょっと背が伸びたような気がした。「どうしたんですか???」。そのいきさつは、めんどくさいので、ジャスミンさんのblogで。遠路はるばる来てくれて、嬉しくて、Hugしようかと思ったが、J子2ちゃんに「大阪でヴィジュアル系の人に・・・」などと報告されれば、家庭不和になりかねないのでやめた。せめて打ち上げに参加して欲しかったけど、やはり遠路はるばる帰らなければならないので、涙の別れとなりました。
無事終わったライブ。ビデオ見たら、またがっかりするんだろうな。でも、今年中にあと2回を目標にがんばるのだ!
花火2 ― 2005年08月21日
今日は、友人の知人のドイツ人と会う約束で、夕方、YH(ユース・ホステル)まで迎えに行く。一緒に夕食をとり、淀競馬場の花火を見に行く。会場まで行くと混むので、手前の堤防に車を停めて見た。ちょうど小雨も降っているし、車中からがちょうどいい。
花火の規模は小さく、30分で終わったが、ドイツ人はこんなに長い時間見たのは初めてだと言ってた。向こうでは夏にも上げるが、だいたいは新年に上げるらしい。冬の寒い中、そうそう長い時間もやってられないのだろう。
今日はこの前と違い、近くで見るので、娘も喜ぶだろう。花火が始まると、大きさも音もこの前とは全然違う。どうだ!娘は、やはり「花火、ヒュ〜、ドーン!」と花火に合わせて手を叩いていた。が、やっぱり5分も経たないうちに飽きてしまい、歌を唄いながら違うところ見ている。キティちゃんやスマイル、ドラえもん、星やハートなど変わった花火が上がったら教えてやるが、娘が見るときにはもう消えている。どうやら花火は退屈らしい。
打ち上げ花火も、毎年進化するようで、形もそうだが、最近は色が増えたことに驚かされる。水色や黄色、パープルなどのパステル系なんかもあり、子供の頃の花火の思い出とは確実に違っている。
打ち上げ花火。我々親が好きなので、子供が退屈しようが、やはり来年も行くのであった。
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